清光園

地元漁師が捕った旬の味の競演

はばのり605円、江の島ひじき煮605円、アジ刺身1000~1200円(写真は2人前2000円)。イワシ刺身700円。

江の島片瀬漁協所属の漁師たちから直接仕入れて、ご馳走を食べさせてくれるのがこの店だ。しらすは毎朝捕りたてを即釜あげする湘南丸。釣り船で船頭さんが釣り上げた上質な魚を譲ってくれる親戚の島きち丸。江の島の刺網漁師の弥七丸はイセエビやサザエのほか、ヒジキやハバノリも江の島で採って来てくれる。漁が無ければ献立も減るという正真正銘の地魚ぞろいで地元などの常連客も多い。

その日入荷の魚は店内に手書きで表示。
家族で心を込めて仕入れから調理まで。メニューによっては横浜の市場などから良質な魚も仕入れる。

『清光園』店舗詳細

住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸1-12-23/営業時間:11:30~19:30LO/定休日:木(祝の場合は営業)/アクセス:小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩3分

ALOHA CUBE

もんざ丸のしらすをすぐ食べたいなら

左奥生しらす単品400円(入荷時のみ)、しらすパスタ1200円、しらす丼1200円。

しらす漁師もんざ丸の加工場兼販売所が数軒先という絶好の立地で、店主の海平規代さんは「しらすある?」と捕れたてをすぐ買いに行く。かと思えばもんざ丸の面々もランチに訪れる。「海帰りだと、激盛りしらすパスタをぺろりと召し上がりますよ」と海平さんは笑う。しらす丼はあえてシンプルに。塩加減が絶妙なしらすの旨味を最大限に味わえる。

地元客の憩いの店だ。
時折ライブも開催。

『ALOHA CUBE』店舗詳細

住所:神奈川県鎌倉市材木座5-15-20/営業時間:11:00~22;00/定休日:水・木/アクセス:江ノ電和田塚駅から徒歩15分

波平

元仲買人ならではの魚への熱い思い

7種類以上の魚介が並ぶ刺身定食2500円。湘南産の蒸しアワビも柔らかく、仕込みの丁寧さがうかがえる。天ぷら付き。

店主はかつて横浜魚市場のマグロ仲買人だった。そのせいか、魚介へのまなざしはひときわ熱い。「鎌倉から平塚まで、知り合いの漁師から日々新鮮な魚を仕入れています」という。その成果が絶品の刺身定食だ。この日は腰越の金子さんの生しらすにクロダイやホウボウをはじめ、7種類以上の魚介の競演。しらす丼も豪華過ぎて驚くこと必至だ。

店の目の前は江ノ電だ。

『波平』店舗詳細

住所:神奈川県鎌倉市腰越 3-2-14/営業時間:11:00~15:00・17:00~20:30LO(土・日・祝は通し営業)/定休日:水・不定休あり/アクセス:江ノ電腰越駅から徒歩3分

池田丸

究極の地魚買いは定置網直行

この日の煮魚定食はハナダイ。小鉢付きで1890円ほど。季節によっては自家製のワカメ味噌汁があるかも。

この地で釣り船屋50年以上。せっかく漁師が魚を捕る海辺なのに、地元飲食店で提供されるのはイクラやサーモンの海鮮丼。「本物の地魚を食べさせたい」と船宿の2階を食事どころに。毎朝、沖の定置網まで自ら船を出して魚を買い、船上で活き締めするから間違いなく新鮮な地魚三昧だ。またここ数年、神奈川県水産技術センターの荻野隆太普及員に聞いて力を入れているのが海藻のアカモク。茹でて細かく刻めばネバネバで栄養たっぷりだ。冷凍アカモクは180g 540円。

江の島と漁港一望の店内。
アカモク小鉢380円はご飯にかけてツルッと磯の香りが。

『池田丸』店舗詳細

住所:神奈川県鎌倉市腰越2-12-10/営業時間:11:30~14:30・17:00~19:30LO/定休日:不定(木は昼のみ)/アクセス:江ノ電腰越駅から徒歩1分

構成=フラップネクスト 取材・文=眞鍋じゅんこ、井島加恵 撮影=鴇田康則、yOU(河崎夕子)