一度に3・4個は食べられるサイズ感!『BAKERY SASA』[笹塚]
遊び心満載でパン選びが楽しい!
コンパクトな店内に手折りでざっくり仕上げたクロワッサンやアールグレイメロンパンなど、ひと味違うパンが並んでいてわくわくさせられる。店主の福島俊さんが、バーやカフェでの調理経験を生かして作り上げる凝った具材の日替わりデニッシュ、自家製ソーセージやプルドポークのサンドイッチも人気だ。100~200円台のものが多く、一度に3・4個は食べられるサイズ感もたまらない!
『BAKERY SASA(ベーカリー ササ)』店舗詳細
行列必至も納得のこだわり。『オパン』[笹塚]
素朴だけど記憶に残る特別な味がいっぱい
店の名前を冠したオパンドッグは、もちっとしたバゲットとソーセージの下に敷かれたザワークラウトの甘みがマッチして、一度食べたら忘れられない味。その他も飾らない見た目だが、材料や配合が吟味され、食べるほどにこだわりが伝わってくる。「気軽に買いやすくて、みんなが食べておいしいパンを心掛けています」とは、店主の國井慎二さん。行列必至も納得。この街の人がうらやましい!
『オパン』店舗詳細
創業100年以上の老舗『Grune Backerei』[代田橋]
スイスパンと食パンに熱烈のファンが多数
この地で創業100年以上の老舗。2000年から濱中宏次さんが3代目になり、修業先の師匠に教わったスイスパンが仲間入り。現地で朝食の定番と言われるツォップやサワー種を使うライ麦パンなど、あまり見かけないパンに出合える。隠れた人気商品が、3種類揃う食パン。砂糖不使用のプルマンハードは独特な風味で、トーストすると耳はサクッとなり、口の中で広がるほどよい塩味がクセになる。
『Grune Backerei(グリューネ ベカライ)』店舗詳細
期間限定で世界各国の珍しいパンも登場!『森のぱんやさん ルボア』[明大前]
ヨーロッパから届くクロワッサンが自慢
パステルブルーが目を引く、絵本に出てきそうなかわいらしい外観。チョコ、ストロベリー、アプリコットと多彩なクロワッサンやデニッシュ系など、ここに並ぶすべてのパンは、ヨーロッパから輸入した冷凍パンをお店で焼き上げたものだ。専用のスチームオーブンのクセを把握し、気候に合わせて温度を調整するなど細かい対応が大事なのだとか。期間限定で世界各国の珍しいパンも登場する。
『森のぱんやさん ルボア』店舗詳細
30種類もの小麦粉を扱う!『Boulangerie Convivialite』[笹塚]
パン教室だからできる、材料と製法へのこだわり
2000年に開業したパン教室が店のルーツ。ヨーロッパの伝統製法を本格的に学べるとあって全国から生徒が訪れている。ここで教えているパンを実際に食べてほしいと、2013年にパンの販売を開始した。店に並ぶパンは、約600種類あるレシピの一部。30種類もの小麦粉を扱うなど、贅沢な材料を惜しみなく使えるのは教室をやっているからこそ。コンテストで優勝したという3次元の動物パンにも注目!
『Boulangerie Convivialite(ブーランジェリー コンヴィヴィアリテ)』店舗詳細
取材・文=井島加恵 撮影=逢坂 聡、加藤熊三
『散歩の達人』2022年1月号より