Osteria Sato

新鮮野菜が自慢の隠れ家イタリアン

デザート付きのランチセット1580円(税別)、前菜盛り合わせと日替わりパスタかリゾットを選ぶ。ドリンク付き。

シェフの佐藤敬(たかし)さんは、川越の旬の野菜を使うことにこだわる。「飲食店には卸さない農家さんなのですが、お客さんにいいものを出したくて頼み込みました」。手作りジェノベーゼソースのパスタは、バジルと松の実の風味が力強く絡み合い、そこにプチトマトのみずみずしさが加わって、さっぱりとした後味に。また、サラダにかかるドレッシングは何種類もの野菜を、丁寧にすり鉢で潰して作る。隠し味に和風出汁も入り、癖になる味だ。

生ハムは注文すると削いでくれる。
広めのテーブルでくつろげる。

『Osteria Sato』店舗詳細

住所:埼玉県川越市脇田町10-9 クレアパークエノモト2F/営業時間:11:30~15:00・17:30~22:30/定休日:月/アクセス:JR川越線・東武東上線川越駅から徒歩5分

BURGERCAFE honohono

こだわり製法のドデカいハンバーガー

ホノホノバーガー1530円(税別)は、フライドポテト付き。A&Wルートビア400円(税別)と合わせて。

店主の大坪信介さんは、起業前から「やるなら大好きなハンバーガーだ!」と決め、3年前に店を開いた。一推しは店の名を冠したホノホノバーガーだ。表面を炭火でパリッと炙った特注バンズに挟まれたパティは、US牛を和牛の牛脂と共に練り込んで、ミディアムレアに。歯ごたえの強い粗挽き肉から出る肉汁に、とろりと崩れたフライドエッグの黄身とBBQソースが混ざり合う。パインの甘さがさらに味を引き立て、次の一口にいざなう。

大坪さん。
交差点の一角の、壁に大きなバーガーの絵が描かれた店。

『BURGERCAFE honohono』店舗詳細

住所:埼玉県川越市元町1-8-25/営業時間:11:00~15:30(15:00LO)・17:30~ 22:00(21:00LO)/定休日:不定/アクセス:西武新宿線本川越駅から徒歩20分

cafe+kitchen 北風と太陽

店主の閃きとアレンジが光る創作洋食

北風と太陽タコライス950円、目玉焼きは+100円。辛口ジンジャーエール380円。

「僕の師匠は近所のメシ屋のおっちゃんたちです」と笑う岩上貴彦さん。幼少期から様々な飲食店の店主に伝授された技術に、自らの閃きを加えた料理を日々、生み出している。中でも人気はタコライス。どっさり盛られたチリコンカーンは、岩上さんの「給食の思い出」をヒントに赤・白インゲンとひよこ豆、さらに癖の強いクミンを加えた渾身の一品。トッピングのハラペーニョも合わせれば心地よい辛さが加わり、よりやみつきになる。

グリルドソーセージ580円、コロナ600円。
岩上さんと朝美さん。息子・然くんも一緒に。カフェスタイルの洋食店。

『cafe+kitchen 北風と太陽』店舗詳細

住所:埼玉県川越市松江町1-23-3/営業時間:11:30~14:30LO・18:00~22:30/定休日:月/アクセス:西武新宿線本川越駅から徒歩10分

Mie Coco

ウィーンと猫がテーマの珍しい店

ウィーナーシュニッツェル1200円。ウィーンのパン・センメル付きのランチは1280円(センメル単品は300円)。

「川越で身近にウィーン料理は見かけないので、食べてもらいたくて」と、店主の初山香代子さん。ウィーンへ留学した際に知った現地の味を再現、さらに大好きな猫を店内のモチーフにしている。代表的な料理は、ウィーン風カツレツ・ウィーナーシュニッツェルだ。叩いて柔らかくした豚モモ肉に細かく砕いたパン粉を付け、揚げ焼きに。ザクッとかじるとバターとレモンの香りがふわり。ウィーン銘産ゲッサービールの芳醇な味とよく合う。

音大出の初山さんは店でピアノを弾くことも。
塩豚とザワークラウト900円、ゲッサービール1050円。

『Mie Coco』店舗詳細

住所:埼玉県川越市幸町3-6/営業時間:12:00~22:00(日・月は~17:00)/定休日:水・木/アクセス:西武新宿線本川越駅から徒歩15分

CAFFE1925

アンティーク空間で男の手料理を

ランチセット1500円の大海老とたっぷり魚介のパスタ(ペスカトーレ)。

ダンスホール、アパートメントと変遷した建物にイタリア国旗が揺れる。「アンティーク店を営むオーナーがここで喫茶を始めたくなって」と、イタリア人が手ほどきする男の料理教室で、フルコースまで手がけていた内山清高さんが腕を振るうことに。ワタリガニや、大エビなどを用い、手間を重ねた贅沢な生パスタにはさらにグレードアップ。窓、内装、庭を望むテラス席などを手作りした空間は、まるで英国の田園カフェのようで、優雅な心地になれる。

大正14年(1925)築。
住所:埼玉県川越市連雀町32-1/営業時間:11:30~17:00(パスタは~15:00)/定休日:月~木(祝は営業)/アクセス:西武新宿線本川越駅から徒歩8分

Restauranteすぺいん亭 本店

日本米で再現したバレンシア伝統の味

パエリア1人前1800円(鍋での提供は2人前~)。

倉庫のような空間、砕いた瓦を貼った仕切り、木製のタワー、ステンドグラスなどが息を呑む美しさ。1983 年創業時の建物が老朽化で解体され、98年より2号店が本店に。オーナーの村田禮三(れいぞう)さんが毎朝6時すぎからスープ、具材を仕込むパエリアは、米粒が貝、野菜、肉の旨味を吸い込み、香りが鼻腔でグンと膨らんでいく。

荘厳な雰囲気。
マドリッド風コシード2人前3900円は、まずカッペリーニをスープで味わい、具をつまみに酒を飲みたい。
村田さん(右)と料理長の田中亘さん。

『Restauranteすぺいん亭 本店』店舗詳細

住所:埼玉県川越市今成4-11-4/営業時間:11:30~16:00(14:30LO)・17:00~ 23:00(21:30LO)/定休日:月(祝日の場合は翌日)/アクセス:JR川越線西川越駅から徒歩8分

小川菊

江戸から味を守り続けて200年

上うな重4000 円。

文化年間(1804〜1818 年)の創業以来、200年以上にわたり代々受け継がれてきた伝統の味。一子相伝の秘伝のタレを操るのは、現在7 代目の店主・小川修一郎さん。上うな重4000 円は口に含むと、ふっくらとした身と甘口で深みのあるタレが絡み、自然と笑みがこぼれる。米にもこだわっており、小川さん知人の農家が作る、地元川越産を使用。お店は大正時代初期の建造で築100 年以上の木造3 階建て。屋久杉を使った天井や年季の入った調度品が、歴史の重みを静かに語る。

総支配人小野里さん(左)とスタッフ。丁寧な接客で迎えてくれる。

『小川菊』店舗詳細

住所:埼玉県川越市仲町3-22/営業時間:11:00~14:00・16:30~18:30LO/定休日:木・不定休あり/アクセス:西武新宿線本川越駅から徒歩9分

構成=フラップネクスト 取材・文=佐藤さゆり・髙橋健太(teamまめ)、風来堂 撮影=金井塚太郎、山出高士、オカダタカオ、木村心保、鈴木愛子

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