◆散歩コース◆
体力度:★★★
難易度:★★☆
登山シーズン:3月~6月、9月~12月
最高地点:御前山 1405m
登山開始地点:ケーブル下バス停 400m
歩行時間:約7時間35分
歩行距離:約19km
アプローチ時間:約1時間40分(新宿駅起点)
コースガイド
(START)ケーブル下バス停
ケーブルカーを横目に杉木立の参道を上がる。山上集落の手前の道に合流し、武蔵御嶽神社に寄ってから長尾平方面へ。
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(1)長尾平分岐
長尾平展望台があるが、パスして先を急ごう。天狗の腰掛杉から奥の院ルートは通らずに芥場峠へ向かう。最短距離だ。
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(2)芥場峠
峠から鍋割山からの道と合流して大嶽神社へ。途中から岩場が多くなり、クサリ場も出てくるので注意して歩こう。
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(3)大岳山
大嶽神社の脇から岩場を一気に上がって行くと大岳山。展望を楽しんでから下山。急坂を下れば歩きやすい平坦な道になる。
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(4)大ダワ
疲れたら、手前の鋸尾根か大ダワからの鋸山林道で奥多摩駅に下りる手も。約2時間で駅だ。大ダワから延々と登りが続く。
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(5)御前山
途中、鞘口山からクロノ尾山までの登りが長く感じる。御前山から少し戻り、御前山避難小屋を通って下っていく。
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(6)トチノキ広場
分岐から栃寄沢を歩くルートは2019年の台風によって被害を受けて現在通行止めなので、林道を使って境橋へ向かう。
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(GOAL)境橋バス停
アクセス
[行き 1時間36分]新宿駅からJR中央線・青梅線→(1時間10分)→青梅駅からJR青梅線→(16分)→御嶽駅から西東京バス→(10分)→ケーブル下バス停
[帰り 1時間55分]境橋バス停から西東京バス→(10分)→奥多摩駅からJR青梅線→(35分)→青梅駅からJR青梅線・中央線→(1時間10分)→新宿駅
アクセスメモ:登りにケーブルカーを使えば1時間は時間を稼げる。境橋からのバス便は午後なら1時間に1便程度。奥多摩駅まで歩いても30分ほど。
問い合わせ:青梅市観光協会☎0428-24-2481 奥多摩町役場観光産業課☎0428-83-2295
木立の中を約1時間も登ると山上の御師(おし)集落に着く。御岳山山頂にある武蔵御嶽神社に軽く参拝してから、いよいよ縦走開始。長尾平分岐から下れば、魅力的な七代の滝やロックガーデンがあるが、今回は立ち寄る余裕はない。もちろん奥の院へのルートも無視、ひたすら大岳山への最短ルートをとる。
武蔵御嶽神社と御師の集落
御嶽神社周辺には御師の集落があり、宿坊が20数軒残っている。もちろん宿泊が可能だ。もともとは江戸時代、山頂にある武蔵御嶽神社に参詣する講の人たちが宿泊した宿である。宿坊の人は神社の神官も兼ねている。
綾広の滝近くから芥場(あくば)峠へと上がり、大嶽神社手前の岩場なども軽くこなしてようやく神社へ到着。スタートからほぼ3時間。ひと休みしてから大岳山の山頂へと向かう。上がっていくと突然視界が開け、青空の中に雪のない富士山がぽっかりと浮かんでいた。
この大岳山は山頂がぴょこんと尖っている山容から昔からキュ―ピー山と呼ばれてきた。奥多摩のランドマークの山で、どこから見ても大岳山だけはわかる。
山頂を後にして岩場を下る。まだまだ先は長い。鋸山林道と交差する大ダワまでは平坦な道なので、やや急ぐ。大ダワに着いたときには疲れもピーク、すでに出発してから6時間経過。
鞘口山へは30分ほどで到着、ふう~。先に何やら山頂らしきもの。もちろん夢幻ではない。これは御前山か、と思いきや30分ほど進むとピークの道標にはクロノ尾山と。御前山は果てしなく遠い。
ようやく御前山に着いたときは午後の4時。山頂には誰もいない。すぐ下山にかかり、栃寄沢を下っているときには薄暗くなっていた。
登山シーズンメモ
4月後半から5月の新緑時がおすすめ。夏季は暑いので厳しい。紅葉シーズンは11月になる。人気の御前山のカタクリの開花は4月半ば。
アドバイス
9時間はかかるので早出出発が必須だ
休憩を入れない歩行時間だけで8時間弱かかるロングコース。つまり休憩を入れれば最低9時間とみなければならない。脚力の弱い人は、無理せず登りはケーブルカーを使おう。大ダワから鋸山林道を使ってエスケープする手も。
取材・文=清野 明
『首都圏日帰り山さんぽ50』(2026年8月発売)より









