問題!
中央に描かれている駅は、何駅でしょうか?
ヒント(1)
一部道路名を追記したものがこちら。
ヒント(2)
スポットの名前もいくつか見せちゃいます!
正解は……田端駅
線路も地図模様も特徴のある田端駅周辺、この場所ならではのポイントに気づくことができただろうか。
まずは毎度恒例、線路の角度チェック! 北西から南東へ延びるこの形なら、環状線の右上か左下あたり。そして、地図左上に見えている線路の分岐から、これは京浜東北線と山手線の分岐部分、つまり右上ではないかと予想できる。ちなみに、左下は線路の向きが南北方向に近いのに対して、右上はちょうど45度くらい。この角度の違いに気がつくのはなかなか高度だが、地図を見慣れていれば推測できた人もいたかもしれない。
次にぱっと目につくのは線路の横に妙に空いた空間だろう。出題地図は線路を省略して描いている都合でこうなるわけだが、実際はこの空間のほとんどが線路。東京新幹線車両センター、つまり新幹線の車両基地なのである。山手線や京浜東北線、新幹線の車窓からはずらりと並行する線路やそこに並ぶ東北新幹線などの車両が見える場所で、その景色に見覚えのある方や鉄道好きならば「ははーん!」と思ったに違いない。
また、田端駅はほかの多くの京浜東北線の駅と同様、武蔵野台地の縁に位置する。それが一目でわかるほど道路模様に表れているとは言い難いのだが、よく見ると台地上(線路の西側あたり)は反対側に比べてどんつきの道が多い。線路脇の道から北東方面は見晴らしがよく、線路とその奥に広がる平地が見通せる。
文学好きなら、ヒントの「(仮称)芥川龍之介記念館」の文字でピンと来たいところ。田端は大正~昭和初期まで小説家や詩人が集っていたことで知られていて、駅近くには田端文士村記念館もある。童橋(わらべばし)公園には室生犀星の旧居にあった庭石が保存されている。
文・地図制作=中村こより









