江戸東京たてもの園
小金井でタイムトラベル。ずっと残したい江戸・東京の建物
都立公園の中でも大規模な小金井公園は、広々とした芝生広場や雑木林が広がり、花見やピクニック、散策など、四季を通じて多くの人に親しまれている。園内を歩くと、都市近郊とは思えないほど空が広く、のびやかな時間が流れている。
その一角にあるのが、江戸時代前期から昭和中期までの歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する『江戸東京たてもの園』だ。
園内には、商家や農家、銭湯、看板建築、洋館などが立ち並び、当時のくらしを実物大で体感できる。建物の配置や路地の雰囲気も丁寧に再現されており、レトロな街並みを歩いていると、まるで時代を超えて迷い込んだ気分になる。細部に目を向ければ、職人の技や生活の知恵が随所に見られ、展示を見るというより、街を歩いている感覚に近い。
カメラを向ければ、どこを切り取っても絵になる風景が広がり、建築好きや写真愛好家にも人気が高い。
また、小金井公園の周辺には個人経営の飲食店や雑貨店が点在し、散策の途中に立ち寄る楽しみもある。店主との何気ない会話や、個性的な品との出合いも、このエリアならではの魅力だ。小金井公園、『江戸東京たてもの園』、街歩きを組み合わせれば、時間を忘れて過ごせる一日になる。
江戸東京たてもの園
東京都内に存在した文化的価値の高い歴史的建造物を展示する野外博物館。建物内には家具や道具などが展示され、当時のくらしを再現している。
電話:042-388-3300
開館時間:9:30〜16:30(4~9月は〜17:30)
定休日:月(祝の場合は翌)、年末年始
料金:400円
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内
アクセス:JR中央線武蔵小金井駅北口から西武バス「東久留米駅西口」行きほか約5分の「小金井公園西口」下車5分
【立ち寄りスポット】古道具 古賀
骨董品・古美術品・アンティーク・古道具などを幅広く扱う。レトロな品物がところ狭しと並ぶ店内で、懐かしいものに出合えるかも。
電話:042-387-0567
営業時間:11:00〜17:00(土・日は〜18:00)
定休日:月〜水、雨の日(不定休あり)
住所:東京都小金井市関野町2-3-3
アクセス:江戸東京たてもの園から徒歩10分
【立ち寄りスポット】かぶとパン・かぶとめし
日替わり弁当800円や日替わりフォカッチャなど、季節の食材を使ったメニューは飽きのこないおいしさ。冬はスープ、夏は自家製シロップのかき氷も販売。
電話:070-4437-3236
営業時間:9:00〜17:00
定休日:月・火・金
住所:東京都小金井市関野町1-10-11
アクセス:江戸東京たてもの園から徒歩13分
南町田グランベリーパーク
南町田の沼にはまる!パーク全体が新しい街だ!
南町田グランベリーパーク駅に降り立つと、駅と直結した商業施設、公園、ミュージアムなどが一体となった大きな“まち”の風景が広がる。改札を出た瞬間から視界が開け、都市の利便性と自然の心地よさを同時に感じられるのが、このエリアならではの魅力だ。
中心となるアウトレット複合商業施設の「グランベリーパーク」には、国内外のブランドがそろうアウトレットをはじめ、カフェやレストラン、映画館など多彩な施設が集まり、ショッピングや食事のほかに、さまざまな体験を一日通して楽しめる。
そのすぐ隣に広がる鶴間公園は、商業施設のにぎわいとは対照的に、ゆったりとした時間が流れる憩いの空間。木々に囲まれたベンチで休憩したり、芝生広場で体を動かしたりと、思い思いの過ごし方ができる。園内にはジョギングのできるトラックや遊具も整備され、子供から大人まで幅広い世代が自然と集う。
さらに『スヌーピーミュージアム』や『まちライブラリー』も点在し、何度訪れても違った魅力がある。買い物を楽しみ、自然に癒やされ、文化に触れる。にぎやかさと静けさ、都会的な刺激と自然の安らぎがバランスよく共存する「南町田グランベリーパーク」は、自分に合った楽しみ方を見つけられる場所だ。
南町田グランベリーパーク
「グランベリーパーク」には、クライミング体験や、夏は子供が自由に遊べる噴水に、冬はスケートリンク、鶴間公園ではテニスやジョギングなど、一日中遊べるコンテンツが集まっている。
アクセス:東急電鉄田園都市線南町田グランベリーパーク駅グランベリーパーク口すぐ
【立ち寄りスポット】スヌーピーミュージアム
シュルツ美術館&リサーチセンターの世界で唯一の公式サテライト(分館)。スヌーピーと仲間たちに囲まれて『ピーナッツ』の世界観に浸ることができる。
電話:042-812-2723
開館時間:10:00~18:00(土・日・祝は~19:00)
定休日:1月1日・2月17日・8月18日
入館料:大人2000円(当日券)
住所:東京都町田市鶴間3-1-4
アクセス:南町田グランベリーパーク内
【立ち寄りスポット】鶴間公園
さまざまな遊具で遊べる「あそびば」や、2つの芝生広場があり、クラブハウスではダンスやヨガなどの教室も開催。カフェで食事も楽しめる。
電話:042-850-6630
開園時間:入園自由(施設により異なる)
住所:東京都町田市鶴間2-5-13
アクセス:南町田グランベリーパーク内
「たまにじ本音旅 デジタルラリー」について
東京・多摩の8つのスポットをめぐるデジタル上のスタンプラリーを2026年2月1日(日)〜28日(土)に開催。
スマートフォンから、たまにじ本音旅 デジタルラリー特設サイトにアクセスし、参加登録を行うと、町田ちま・黒井しばと、お好きなニックネームが記された、旅のしおり風画像が入手できる。
さらに、8つのチェックインスポットすべてのスタンプを取得すると、たまにじ本音旅コンプリート画像が入手可能。
<開催期間>
2026年2月1日(日)~28日(土)
※音声コンテンツの視聴、ARカメラの使用は2026年3月15日(日)まで
<参加費>
無料(交通費、施設の入場料等は参加者負担)
<チェックインスポット>
(1)三鷹市立アニメーション美術館(三鷹市)
(2)深大寺(調布市)
(3)江戸東京たてもの園(小金井市)
(4)南町田グランベリーパーク(町田市)
(5)GREEN SPRINGS(立川市)
(6)福生ベースサイドストリート(福生市)
(7)桑都日本遺産センター 八王子博物館(八王子市)
(8)高尾山(八王子市)
「東京の魅力発信プロジェクト」について
「東京の魅力発信プロジェクト」は、江戸時代から続く伝統と最先端の文化が共存する、東京の魅力を表現した東京ブランドアイコン「Tokyo Tokyo Old meets New」を効果的に活用しながら、東京都及び公益財団法人東京観光財団と民間事業者が連携し、東京の魅力の発信等を行う事業。
今回の企画「家でも、街でも、SNSでも。VTuberと一緒に推す、伝統と新しい文化が交差する東京・多摩。(たまにじ本音旅)」は、令和7年度「東京の魅力発信プロジェクト」に採択されている。
東京都は、国内外へ東京の都市としての魅力を発信し、「東京ブランド」の確立に向けた取り組みを推進している。その一環である「東京の魅力発信プロジェクト」に、「家でも、街でも、SNSでも。VTuberと一緒に推す、伝統と新しい文化が交差する東京・多摩。(たまにじ本音旅)」が採択された。
本企画では、東京・多摩エリアに広がる江戸時代からの文化を受け継ぐ街や、新しい暮らしを感じられる街などの新旧スポットの魅力を発信することで東京ブランドをPRする。
取材・文=戸村 由妃乃(小金井)、菅崎英展(南町田) 撮影=戸村 由妃乃(小金井)
散歩の達人MOOK『東京多摩散歩地図』より







