「跡地を、みんなで遊べる聖地へ」
当施設の合言葉は「跡地を、みんなで遊べる聖地へ」。スポーツを通じて「誰もが輝き、健康的で幸せを感じるまちづくり」をビジョンに掲げる。
東雲運河沿いの広々とした約3.1haの敷地には、スケートボードや3×3バスケットボールなどアーバンスポーツの施設が並ぶ。スケートボードパークや半屋内型のランニング施設のほか、巨大なロープアスレチックも。
完全屋内のボルダー棟には、初心者向けと上級者向けに分かれた2面のボルダリングウォールがあり、実際に東京五輪で使用されたボルダーも設置されているとか。
また、入り口すぐの商業区画「ACTLOW URBAN MARKET(アクトローアーバンマーケット)」にはフードモールや店舗があり、ゆったり過ごせる場があるのもうれしい。人気のハンバーガーが味わえる『潮見スキッパーズ』に、トリミングサロンやドッグランが常設された愛犬家のための複合施設、アメリカで人気の競技・ピックルボールのコートやグッズ販売店も。多彩なスムージーを提供する『mode super smoothie』でスムージーを買ってテラス席に座って味わうと、そばでピックルボールを楽しむ軽快な音が聞こえてきて、爽やかな気分に浸れる。
パリ五輪でも注目され、盛り上がりを見せるアーバンスポーツ。ウォーターフロントを散歩するなら、未来のオリンピック選手が誕生するかもしれない場所に立ち寄らない手はない!
取材・文・撮影=中村こより
『散歩の達人』2024年12月号より