宇治 ■ 雰囲気ある抹茶専門店『辻利兵衛本店』
『光る君へ』の影響で人気が増している宇治。京阪線宇治駅を出てすぐの施設では大河ドラマ展も開催されていました。そんな宇治駅から住宅地を歩いていると急に趣のある壁が見えてきて、コレは……? というわくわく感が増していきます。壁が終わると開けた空間に重厚な日本家屋が現れ、これまた立派な門をくぐるとそこには素敵な庭園が! そしてお店の入り口を入ると紅葉がお出迎えしてくれました。インテリアもどこを見ても美しく、落ち着いた店内ではおいしいお茶とスイーツをいただけます。
私が注文したのはこちらの「抹茶ぜんざい」。石臼挽きのお抹茶に、香ばしく炙られたお餅とちょうどよい上品な甘さの餡が添えられていて、一口運ぶごとに口の中に幸せがあふれました。
友人が頼んでいた宇治抹茶パフェもゼリーもとてもおいしそうでした。特に抹茶パフェははじめはとても濃い抹茶、下に行くほど抹茶の濃さが薄くなるため最後までおいしく食べられるとのこと! 聞いてるだけで食べたくなっちゃいます。
駐車場はとっても広いので、車で行くこともできます。宇治に行かれる際はぜひぜひ。
『辻利兵衛本店』
京都府宇治市宇治若森41
https://maps.app.goo.gl/2uki2hWF4Yvj5SjF9
https://www.tsujirihei.co.jp/
宇治 ■ おしゃれカフェの抹茶テリーヌ『ap』
宇治駅からは少し離れた場所にある『ap』。おしゃれなインテリアとコーヒーの香りに気持ちが高まります。
私たちが注文したのは
- 抹茶テリーヌ 450円
- ほうじ茶ラテ 550円
他にもコーヒー、抹茶ラテなど迷ってしまうものがたくさん! 抹茶の味もちゃんとするけれど、チョコレート感の強めなテリーヌです! 一緒に注文したほうじ茶ラテもやさしい味わいでとてもおいしい。
『ap』
京都府宇治市宇治壱番138
https://maps.app.goo.gl/ZugeYN8ChxdZxTbR9
宇治 ■ お肉屋さんの抹茶コロッケ『お肉のはりよし』
宇治橋通りを歩いているとなにやらいい香りが。なんと注文してからその場で揚げてくれるコロッケ! お肉屋さんなのでお肉のコロッケを食べたい、と他ではあまり見たことがない抹茶コロッケを食べてみたい、の葛藤。
これは抹茶巡り! 最終的には暖簾(のれん)にも書かれていた抹茶コロッケにしました。コロッケなので濃厚な抹茶! ではないですが、ふわっと香る抹茶風味が新しい感覚。中がめちゃくちゃ緑なのも面白い一品です。
『お肉のはりよし』
京都府宇治市宇治壱番14-2
https://maps.app.goo.gl/nHz7BC2Rgr1nQN8G9
祇園四条周辺 ■ オーツを使用した抹茶ラテ『7T+』
京都河原町駅から徒歩2分に位置しているこちらのお店。数百はありそうなガラスの器に茶葉が入って並んでいます。
こちらは茶葉の販売を主にされているお店で、宇治抹茶ラテひとつにしても茶葉の選択肢がたくさんあり、どれにするか迷います。香ばしい「おくみどり」、クリーミーな「ほうしゅん」、まろやかな「きらり31」……など、それぞれ一言ずつお茶の説明がついているので、その時の気分に合わせて飲みたいものが選べるのも素敵です。
抹茶ラテには全てオーガニックオーツドリンクを使用しているので、牛乳が苦手な方にもおすすめです。私はクリーミーな抹茶が気になってほうしゅんを、友人はまろやかさが特徴なきらり31を。メニューに記載されていた通り、全く異なった味わいでした。
普段オーツドリンクを飲まない私にとっては、抹茶のまろやかさとオーツの風味が混ざっているのが新鮮で、新種のドリンクのような感覚でいただきました。
『7T+』
京都府京都市下京区塩屋町73番地1
https://maps.app.goo.gl/JyWxrscXJQz3nTSV7
祇園四条周辺 ■ お砂糖やさんのお抹茶『糖太朗』
続いては五条駅からすぐのこちらのお店。店名に「糖」とあるように、品質にとことんこだわったお砂糖を使用しているお店です。
日によって使われるお砂糖が異なるのも、季節によってメニューが変わるのも、定期的に訪れたくなるポイントです。お店が小さめなので混んでいたらテイクアウトのみになってしまうかもしれませんが、いつもオープン直後から1時間ほど滞在しているので、入れないほどの混雑具合になることはなさそうです(立食のみになります)。
ほろ苦い抹茶と甘いスイーツの組み合わせって、最高でやめられないですよね。『糖太朗』さんでは、ドリンクを頼むとベビーカステラをサービスで付けてくれました。すきっ腹に濃ゆい抹茶は胃に良くないのでとてもありがたい。そして甘さ控えめなベビーカステラがとてもおいしい。お友だちはさらにベビーカステラも持ち帰り用で購入していました。それくらいこちらのベビーカステラはおいしかったです。
この日は「白玉アイス+抹茶」と抹茶ラテ、「ミルクプリン+和三盆糖+抹茶」と抹茶ラテをいただきました。両方とも真っ白なところに濃ゆい抹茶をかける楽しみも味わえます。
『糖太朗』
京都府京都市下京区塗師屋町六条通間之町西入101-2
https://maps.app.goo.gl/wUhtX5zWNs8S4fs58
https://www.instagram.com/totaro_kyoto/
二条城周辺 ■ ホテル1階の真っ白プリン『fawn.』
お次はホテル『RAKURO KYOTO』に入っているカフェ。カフェを目指して歩いているとこちらの白い看板が見えてきます。
ホテルらしく落ち着いた内装で照明も暗めなので、京都の観光地の喧騒からはしばらく逃れることができそうです。早朝からオープンしているので、夜行バスで早く着いてしまった時でも行けるのはうれしいポイント。
こちらではプリンアフォガードとレモングラスティーをいただきました。真っ白な雪だるまみたいなフォルムがかわいい。
お抹茶をかけると徐々にアイスが溶けてきて味がなじんできて、口当たりの変化も楽しくまったりな甘さのプリン、アイスと抹茶のコラボレーションがなんとも言えないおいしさです。
『fawn.』
京都府京都市中京区常真横町186
https://maps.app.goo.gl/YsRcnfXcwcQ5Bxss6
清水寺周辺 ■ ドーナツと一緒に抹茶ラテ!『GOKAGO 日本茶専門店&日本茶スタンド』
こちらは清水坂にある抹茶スタンド。おみやげ屋さんの並びにあるのですぐに見つけられます。
観光地にあるだけあってエンターテインメント要素もしっかりあり、こちらのカフェでは目の前でお抹茶を点ててくれるんです。オーダ時に番号札を渡されるのですが点て始めるときに番号を呼んでくれるので、自分の頼んだお茶を点てているところを見学することができます。
こちらは抹茶レモネード。暑い時期にはさっぱりすっきり抹茶を楽しめる商品がうれしい! そしてレモネードが透明なので徐々に抹茶が混ざっていくのを見るのが楽しいです。
抹茶ラテとおしゃれな店内と。店内には茶道道具やお茶関連商品がたくさん美術館のように陳列されており、飲みながら楽しむことができます。そしてラストワンのドーナツ! ギリギリゲットできました。抹茶チョコも濃厚でおいしい。次は早めに行って、もう1つのもちもちドーナツも食べてみたいです。
『GOKAGO 日本茶専門店&日本茶スタンド』
京都府京都市東山区清水2-258
https://maps.app.goo.gl/37otqNPqcdyyefQq7
その他 ■ 隠れ家のような落ち着く空間『SHUHARI KYOTO』
この「西陣ろおじ」だけでも行ってみる価値はありそうですが、この路地の中に次の目的地があります。
路地の中にあるお店なので静かな落ち着いた空間で過ごすことができ、季節によってメニューが定期的に変わるので何度も通いたくなってしまうお店です。
抹茶最中は抹茶アイスと抹茶餡の間にもちもちの求肥が挟まれていたり、抹茶アイスには岩塩のアクセントがトッピングされていたり、他ではなかなか食べられない絶品でした。季節によってメニューは変わるため、また全く同じものが食べたい、と思ったらメニューが変わる前に行かなきゃ! と行く頻度が高くなってしまいそうです。
抹茶ラテもお薄茶もおいしい。そしてちゃんとお抹茶感があるのがうれしい。
『SHUHARI KYOTO』
京都府京都市上京区東西俵屋町144 番地 西陣ろおじ内
https://maps.app.goo.gl/7w6pCMUesH6RVhmp6
今回私がご紹介している抹茶たちは、甘い抹茶ラテではなく抹茶感のつよい抹茶ラテがほとんどです。甘い抹茶ラテがお好きな方はお砂糖や黒蜜トッピングがあるお店が多いので追加してみてくださいね。
※情報は全て訪問当時のものです。
※最新情報は各店舗ホームぺージをご確認ください。
取材・文・撮影=miyoko(camell編集部)