トートボックス(ブリヂストン)
お弁当を持ってピクニックへ
リアキャリアやバスケットを標準装備し、荷物を満載してピクニックを楽しむのにうってつけの一台。ロングホイールベースの車体は直進安定性に優れるほか、後輪の径を前輪よりひと回り小さくすることによって荷物の載せ降ろしも良好だ。より車体がコンパクトな「スモール」仕様もラインナップされている。
●問い合わせ/ブリヂストンサイクル 0120-72-1911
イディオム 2(ジャイアント)
ペースを上げて走りたい人に
空気の抵抗の少ない前傾気味の乗車ポジションと、軽量かつ高剛性なアルミフレーム、転がり抵抗の少ない細身の高圧タイヤによって、小径車でありながらロードバイクに迫る高速走行を可能にしたモデル。車体重量は9.5㎏と超軽量だ。ハンドルは室内保管や車に載せるときなどに重宝する折りたたみ式を採用している。
●問い合わせ/ジャイアント 044-738-2200
ヘリオン(フジ)
おしゃれミニベロの鉄板モデル
市街地で扱いやすいフラットハンドルを採用するが、衝撃吸収性に優れるクロモリ製フレーム&フォークや、ロードバイクのような細身の高圧タイヤを組み合わせることでスポーティーな走りを実現している。スキンサイドのタイヤやレザー風サドルといったクラシックなディテールは普段着で乗っても違和感なく似合う。
●問い合わせ/アキボウ [email protected]
フェルーカ・ピスタ(ジオス)
シンプルなシングルスピード
ミニベロでは珍しい、変速機構を搭載しないシングルスピード仕様のモデル。シングルスピードは加速時や登坂時にある程度の脚力を要する一方で、メカニズムがシンプルなため車体が軽量で、トラブルが起こりにくいのがメリット。長距離ライドでの疲労が少ないドロップハンドルを採用する。
●問い合わせ/ジョブインターナショナル 06-6368-9910
レッコ(ビアンキ)
さわやかなカラーが街に映える
ビアンキは世界最古の歴史を誇るイタリアの自転車ブランド。現在も世界的なロードレースで数々の栄光に輝く名門だが、日本ではスタイリッシュなミニベロも人気だ。レッコは快適性を重視した太めのタイヤを採用し、街をのんびり走るのに適した一台。「チェレステ」と呼ばれるコーポレートカラーがおしゃれ。
●問い合わせ/サイクルヨーロッパジャパン www.japan.bianchi.com
ミニベロ・ツール(ブルーノ)
マルチに遊べるカーゴバイク
ホイールベースを長く設計したアルミフレームに丈夫なクロモリ製フォーク、太めのタイヤ、大型リアキャリアなどを組み合わせ、大荷物を積載しても安定して走行することが可能なモデル。日々の買い物はもちろん、ピクニックやキャンプツーリングなど、ユーザーのライフスタイルに応じた様々なシーンで活躍する。2本足のスタンドも標準装備。
●問い合わせ/ダイアテック お客様サポート室 075-702-7766
PSA1(ベスビー)
IT企業が作る次世代のミニベロ
ベスビーは台湾「ダーフォンイノベーション社」が手がけるe-BIKE専門ブランド。PSA1は高い走行性能に加え、バッテリーとモーターの存在を感じさせないスタイリッシュなデザインが高い評価を受けている一台だ。速度や距離、時間などが表示できるフルカラー小型液晶ディスプレイを標準装備。一充電の走行距離は約90㎞。
●問い合わせ/ベスビージャパン [email protected]
HSD P9(ターン)
クルマに載せやすいカーゴe-BIKE
ターンはプレミアムなフォールディングバイクを得意とするブランド。HSD P9は車載時に重宝する折りたたみ式のハンドルを採用するコンパクトなe-BIKE。大荷物の積載やチャイルドシートの装着も可能な大型リアキャリアやフロントサスペンションを装備。高性能バッテリーにより約100㎞の走行が可能だ。
●問い合わせ/アキボウ www.ternbicycles.jp
取材・文=佐藤旅宇
『散歩の達人』2020年5月号より