7月より新エリアがオープン!
“花やしきといえばお化け屋敷”というイメージを持つ人も少なくないのでは。お化け屋敷は既存のものから、江戸四大怪談をモチーフにした新バージョンにリニューアル。「四谷怪談」など、江戸時代の人々に恐怖を与えつつも親しまれてきた世界観を堪能できる。想像するだけでちょっとびくびくしてしまうけど、日差しで火照った体を冷ましに勇気を出して行ってみよう。
東京駅のプロジェクションマッピングでも話題のクリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」との初コラボにも注目。「NAKED 花景色」は、アートテクノロジーで幻想的なお花見空間を演出。花やしきの原点である“花園”を復活させた。四季折々の風景を楽しめるこの空間は、アトラクションでひとしきりはしゃいだあとに訪れるのにぴったりだ。
新たな顔ぶれの中には飲食店も。「お花見茶屋」では、風味豊かな炊き込みご飯とたくさんの具材をぎっしり詰め込んだ「花むすび」のほか、見た目も楽しいメニューが盛りだくさん。名物「パンダカー焼き」はなんと8年ぶりに復活するそうだ。浅草らしい華やかな食事でお腹を満たしたら、まだまだアトラクションも楽しめそう。世代を超えて愛されてきた花やしきの新たな“遊び体験”、しっかり楽しみ尽くしたい。
文=近藤かおり(『散歩の達人』編集部) 写真提供=浅草花やしき
『散歩の達人』2023年8月号より