自動ロウリュと本場ドイツ式アウフグースで、最高に気持ちいい熱波を!
新設の「サウナシアター」は15階にあり、男女共有の大型サウナ室。約100名が同時に利用できる国内最大級の広さをもつ。
自慢は、連日行われるアウフグースマスターによるショー。「アウフグース」とは、フィンランドの「ロウリュ(サウナストーブにアロマ水などをかけて蒸気浴を楽しむ)」に加えて、タオルを用いて利用者に蒸気を届けるドイツ式パフォーマンスのこと。
「アウフグースWM(世界大会)国内予選会場」にも選ばれるだけの本格設備とその熱波は、これまでに体験したことがないほど、体感温度が急上昇!
ヨガや坐禅などのメディテーション(瞑想)を取り入れた参加無料のプログラムを開催するなど、新感覚のサウナ&熱波体験でができるのも魅力だ。
眺望自慢の男女別大浴場。サウナからも湯船からも景色を満喫
14階にある男女別大浴場にもフィンランド式ドライサウナと古代ローマ式スチームサウナ「テルマーレ」を完備する。
フィンランド式ドライサウナは90℃前後に室温が保たれ、「サウナシアター」同様にスタッフによるアウフグースが行われ、心地よく汗を流すことができる。
古代ローマ式スチームサウナ「テルマーレ」は、ヨーロッパ直輸入のタイル張りの室内がおしゃれ。優しく香るアロマや噴水のやさしい水の音でリラックス効果絶大だ。
水風呂でクールダウン後は、タイル張りのウォームベッドやウォームチェアでひと休息。
37℃前後に温められたウォームベッドに身を委ねれば、交感神経と副交感神経の調和がもたらす癒やし効果を実感できる。天井からはやさしい雨粒のようなミストシャワーも降り注ぎ、火照った体も穏やかに冷めていく。
このほか大浴場には、寝湯やジェットバスといった湯船も備えるので、開放感ある横浜のビル群を一望するロケーションを満喫しつつ、湯浴みを楽しみたい。
日本初! コワーキングとサウナの融合!?
事務所や会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら、それぞれ仕事を行う「コワーキング」。ここでは、サウナと融合した初のコワーキングスペースがあるのも魅力の一つ。
一人用に仕切られ、落ち着いて作業ができる「リモートブース」、中央の大きなテーブルの各シートにコンセントを設置し、カフェのようにリラックスしながら仕事ができる「ダイニング」、少人数向けの「ミーティングチャットルーム」など、利用目的に合わせて選べるスペースが充実。
サウナや入浴で身も心もスッキリすれば、頭もクリアになって仕事への集中力もアップするかもしれない。ノマドワーカーにはうれしい新スポットだ。
取材・文=千葉香苗 写真=スカイスパYOKOHAMA