銭湯サイズの浴室。炭酸泉で長湯を楽しもう
『RAKU SPA 1010 神田』は、全国にスーパー銭湯を展開する『極楽湯』が運営する新業態の温浴施設。風呂と遊びをコラボさせた楽しい空間が特徴。4店舗目となる神田店は、都市型店舗にふさわしく、コワーキングスペースを儲けるなど、ビジネスマンのニーズにも対応している。
1階で受付を済ませたら3階の浴室へ。店名に「1010(せんとう)」とあるが、まさに、街の銭湯のようなシンプルな造り。
浴槽は3つあり、中央の一番大きな浴槽は38度くらいのぬる湯となっている炭酸泉。手足を伸ばして長湯を楽しめば、心からリラックスできる。左側の小部屋は季節の湯や薬湯などを楽しめる日替の湯。炭酸泉との交互浴がおすすめだ。
マンガ、うたた寝、テレビ観賞など、思い思いに過ごせるくつろぎスペース
4階はRAKU SPAコース専用フロア。他人の目を気にせずにくつろげる半個室型の2段BOXや蜂の巣が珍しい。このほか、体がすっぽりと包まれてふわふわ揺れるハンモック、テレビ付きのリクライニングチェア、横になれるマットコーナーなど、さまざまな休憩スペースが設けられているので、お好みの場所を探してみよう。
書棚を埋め尽くす5000冊のマンガ・雑誌は読み放題でWi-Fiもフリー。フロアの一画にはコンセント付きのデスクがあり、コワーキングスペースとして利用できる。深夜料金を払えば、宿泊施設代わりに利用ができるのも便利だ。
漢方オイル使用のボディケアでココロもカラダも癒やしたい
地下1階のリラクゼーションルームでは、漢方オイルを使用したオールハンド施術のボディケアメニューが用意されている。
アロマセラピーコース40分6050円~。リンパデトックスコース40分5940円~、小顔フェイシャルコース30分4400円のほか、整体20分2200円~などのコースがあり、入浴と組み合わせればボディケア効果も大きい。
地下1階にはRAKU SPAコース専用の女性仮眠スペースもあるので、このフロアは女性の楽園という趣。
温浴施設内のレストランとは思えない充実メニューと洗練された空間
2階はレストラン「1010 Dining & Pub(せんとうダイニング アンド パブ)」。手軽に食べられるホットドッグや長崎県南島原から取り寄せた手延べそうめんを使用したパスタ、大豆ミートを使用した健康食など、オリジュナリティ豊かな多彩なメニューがそろっている。
都内限定クラフトビールをはじめ、酒のメニューも豊富で、酒類だけでも70種類を超す。カフェのようなインテリアも女性客に好評だ。
「駅近なので、お気軽に足をお運びください。銭湯でサクッと汗を流すこともできますし、RAKU SPAコースで一日ゆっくり過ごすこともできます。お好みに合わせてご利用下さい」と話す網代浩一店長。
銭湯のように気軽に入浴やサウナだけを利用することもできるし、寝転んだり、マンガを読んだりして過ごす遊びの場として、あるいはPCを持ち込んでコワーキングスペースとして利用することもできる。
また、深夜料金を払えば、宿泊施設代わりに朝まで過ごせるのも便利だ。『RAKU SPA 1010 神田』は、使い方自由自在の都市型温浴施設として注目度も高い。
取材・文=塙広明 写真=RAKU SPA 1010 神田