市民を対象にしたコンテストも

千葉開府850年といなげの浜の完成を記念して、1976年に始まった「新春市民凧あげ大会」。市民が手作りの凧を持ち寄り、凧揚げを通じて親子のふれあいや市民同士の交流を目指して行われてきたイベントで、2025年も例年と同様の約750人が参加したという。

当日は、千葉市在住・在学・在勤で、10時15分から11時15分の間に自作の凧を揚げている人を対象にコンテストも開催されるとあって、いなげの浜は親子連れなどで大にぎわい。審査内容は凧の高さ、デザインや形状、飛び方などを総合的に判断し、26人が表彰される。「目を引く連凧や飛行機のような形をした珍しい凧などもあって、毎年多種多様な凧が楽しませてくれます」と話すのは千葉市を美しくする会事務局の矢部さん。

ダイナミックな連凧を揚げる人も。個性的な凧が空をにぎわす。
ダイナミックな連凧を揚げる人も。個性的な凧が空をにぎわす。

当日は「凧の病院」も開設!

半世紀続く歴史ある行事だけあって、地元では海岸での凧揚げを楽しみにしている人も多い。「このイベントに先立って、12月上旬には親子凧づくり教室も行っています」と矢部さん。小さな子供連れの家族から熟練した人まで、老若男女問わず凧揚げを楽しむ姿がほほえましい。海岸では「凧の病院」も開設され、凧を揚げていて骨が壊れてしまったなんて場合でも、専門家が無料で凧の修理をしてくれたり相談に乗ってくれたりする。

「毎年約750人もの人が集まるイベント。個性的な凧も多数あるので、ぜひチェックしてみてください」(矢部さん)。市民以外は審査表彰対象外になるが、凧揚げ自体は誰でも可能。自慢の手作り凧を揚げて、お正月の風習を味わってみては。

開催概要

「第51回新春市民凧あげ大会」

開催日:2026年1月10日(土) ※雨天中止
開催時間:10:00~12:00
会場:いなげの浜(千葉県千葉市美浜区高浜7-2 稲毛海浜公園内)
アクセス:JR京葉線稲毛海岸駅からバス「海浜公園入口」すぐ

【問い合わせ先】
千葉市を美しくする会☎043-245-5138
URL:https://www.bikai.org

 

取材・文=香取麻衣子 ※写真は主催者提供