競馬場の雰囲気を味わいながら「川崎・沖縄オリオン祭」を楽しもう
川崎競馬場にはかつて紡績工場が建てられており、大正時代には全国から多くの女性が集まり働いていた。中でも多数を占めたのが沖縄出身の女性たちだったという。やがて彼女らの親類縁者も呼び寄せられ川崎へ移り住むようになったのが、川崎と沖縄の結びつきのはじまりだ。
「川崎・沖縄オリオン祭」は、川崎で沖縄のグルメやカルチャーに触れることができる毎年好評のイベントだ。2025年は神奈川県川崎競馬組合と共催し、ポニーとのふれあいや、川崎競馬公式YouTube チャンネル『スパーキングトークライブ』のメンバーによる生トークショーなども開催。競馬場の雰囲気を味わいながら、川崎・沖縄オリオン祭を同時に楽しむことができる内容にパワーアップしている。
さらに13日は、競馬場の大型ビジョンを使用した野外映画鑑賞イベント「Green Carpet Theater in川崎競馬場」も同時開催され、大ヒット映画『SING/シング』の最新作 『SING/ シング：ネクストステージ』が無料で上映される。
イベントの広報担当者は「さまざまな沖縄のソウルフードや沖縄物産展、伝統芸能の沖縄舞踊やエイサーのステージショーに加え、川崎競馬公式YouTubeチャンネルの人気番組『スパーキングトークライブ』の出張版トークライブや、かわいいポニーとのふれあい体験といった、競馬場ならではのコンテンツをお楽しみいただけます」と見どころを語る。
また、「川崎競馬場・沖縄100年の歩み展」コーナーでは川崎競馬場のルーツである富士瓦斯紡績についてや、川崎で行われる「はいさいFESTA」「鶴見ウチナー祭」といった沖縄芸能のイベントなど、過去から現在までの川崎と沖縄の関わりの歴史が展示されるのも注目だ。
沖縄ご当地料理や物産展も登場
3日間を通して、タコライスや八重山そばなどの沖縄ご当地グルメや、オリオンビールや『ブルーシール』のアイスクリームなど沖縄ならではのメニューが登場！ 物産展では伝統柄を使った小物雑貨やアクセサリーを販売するほか、沖縄伝統工芸の琉球カレットを使ったアクセサリーづくりなどの体験もできる。
ステージでは、舞踊やエイサーなどの沖縄の伝統芸能に加え、沖縄にゆかりのあるアーティストたちが登場！ MCは沖縄出身で名護観光大使“がじゅまる王子”を務めたこともある「金城めくるくん」が2025年も担当する。
出演者は、ジャアバーボンズ、イクマあきら、ヤンバラー宮城ほか。
開催概要
「川崎・沖縄オリオン祭2025」
開催期間：2025年9月13日（土）～15日（月）
開催時間：10:00～16:00（13日は10:00～16:00・17:15～20:30）
会場：川崎競馬場内馬場芝生広場、サンサン広場（神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1）
アクセス：京浜急行電鉄京急大師線港町駅から徒歩3分、京浜急行電鉄京急川崎駅から徒歩12分、JR川崎駅から徒歩15分
入場料：無料
【問い合わせ先】
公式HP https://yomiuriland-kawasakikeiba.com/2025/07/1238/
取材・文＝前田真紀 画像提供＝よみうりランド
