毎日献立が変わる一品料理や厳選の日本酒を『酒歩たから』
立川駅の南口から徒歩5分の場所で営業する『酒歩たから』は、女性店主が一人で切り盛りする隠れ家酒場。店内はいつも常連でにぎわうが、初めての人でも入りやすいウエルカムな雰囲気だ。毎日献立が変わる店主特製の一品料理は、ご飯もの、麺類、おつまみと、おなかのすき具合で選べる豊富な品ぞろえ。
店主の岡村奈美さんは「季節の素材を使ったり、添加物を控えたりと、なるべく体に優しい料理を心がけています」と柔らかな笑顔。オムレツやおひたしなど、真心のこもった一品料理の数々に心が温まる。全国から厳選された日本酒にも注目したい。
『酒歩たから』店舗詳細
ぷりぷり食感の蒸し牡蠣やハツ焼きがたまらない!『居酒屋 あお星 Tachikawa』
立川で20年営業していたオイスターバー「INopen(インオープン)」がリニューアルし、2024年4月から『居酒屋 あお星 Tachikawa』として再出発。名物はオイスターバー時代から続けている産地直送の牡蠣。生牡蠣と同じくらい蒸し牡蠣が人気で、ふっくらとした身は口に入れた瞬間から弾けるようなぷりぷり食感。オリーブオイルと一緒に食べることで旨味が増し、レモンを絞ればさっぱりと食べられる。
ほかにも、朝締めの新鮮な鶏のハツを特製の醤油だれで焼き上げたハツ焼きや、牛骨ベースのだしが染み込んだ白湯おでんなどこだわりの料理を、カフェのようにおしゃれな空間で味わえる。
『居酒屋 あお星 Tachikawa』店舗詳細
SNS映えはおまかせ!ニューレトロな料理と空間『ネオ和食居酒屋 あなたに会えてよかった。Glad to meet you…』
キャッチーな店名が印象的な『ネオ和食居酒屋 あなたに会えてよかった。Glad to meet you…』は、昭和歌謡が流れるニューレトロな空間で、個性あふれる“ネオ和食”とおしゃれなカクテルを味わえる次世代の居酒屋。
純白のだし巻き玉子や海鮮ポテトサラダなどの個性的な一品や、フルーツたっぷりのサワーやバラエティ豊かなお茶で割る茶割などのお酒は、思わず写真を撮り続けてしまうほどの華やかさ。カクテル1杯のちょい飲みからとことん酔える飲み放題、ご飯を主役にしたノンアルの飲み会まで自由なスタイルの飲み会が楽しめるのもうれしい。広島県産のブランド米や多種類の味噌にこだわった丼、一品料理も見逃せない。
『ネオ和食居酒屋 あなたに会えてよかった。Glad to meet you…』店舗詳細
ワイン好きも唸る!豊富な自然派ワインと手作りおばんざい『晩酌処はるさんさん』
インダストリアルな店構えに心ひかれる『晩酌処はるさんさん』は、豊富な自然派ワインと個性あふれる手作りのおばんざいを求めて食通の大人たちが集う秘密基地だ。グラスワインは赤、白、オレンジ、スパークリングなど常時8~10種類ほどが揃う。テイスティングしながら選べるため、好みドンピシャのワインを見つけやすい。ワイン好きも納得する豊富な品揃えと、常においしい状態を保てるよう管理も徹底している。
ワインとともに味わいたいのは、特製おでんや個性的なラインアップのおばんざい。和食と自然派ワインの組み合わせを自在に楽しめたら、ツウな大人の仲間入りだ。
『晩酌処はるさんさん』店舗詳細
常時40~50種類の日本酒が勢ぞろい。珍しい鯨料理も自慢『居酒屋 青海』
立川から日本酒の魅力を発信する『居酒屋 青海』は、常時40~50種類の厳選された日本酒が揃うまさに日本酒好きの楽園だ。2024年から新たにスタートした「日本酒セルフ付き飲み放題」は、日本酒25銘柄から自由に選んだ日本酒を、自分で専用グラスに好みの量だけ注いで楽しめる。のんべえはもちろん、普段日本酒を飲まない人からも「気になる日本酒を少量ずつ飲める」と大好評。
イチジクやするめイカなど旬の食材を生かした四季を感じる一品料理や、コアなファンが多い鯨料理も自慢だ。
『居酒屋 青海』店舗詳細
地元民に愛されて70年以上。100種超えのメニューに大満足な大衆居酒屋『酒亭 玉河』
“地下玉(ちかたま)”の呼び名で親しまれる『酒亭 玉河』は、1950年の創業以来、70年以上も地元で愛される大衆居酒屋だ。一品料理のメニュー数はなんと100種類を超える。「創業初期は煮込みや刺し身など簡単な料理から始まったみたいですが、歴史を重ねるにつれて中華も加わるなど、メニューの種類がどんどん増えていきました」と3代目の八木康秀さん。幅広い料理があるため、大人数の宴会から一人飲みまで多様なシーンに対応できるのが魅力だ。
アルコールメニューはビールや焼酎、日本酒、ウイスキー、サワーなど定番が一通り揃い、特にサッポロラガービールは店のシンボル的存在になっている。立川で一杯飲むなら外せない名店だ。昼時には、刺身定食930円や豚生姜焼き定食830円など定食メニューも人気。
『酒亭 玉河』店舗詳細
炭火で焼く旬の魚介や厚切り肉が最高『チャコールグリルダイニング 山田家』
2024年3月オープンした『チャコールグリルダイニング 山田家』は、居心地のよい店づくりでミドル世代に人気。看板メニューは、寿司屋やフレンチ、居酒屋など幅広い飲食店で腕を磨いた店主の山田将史さんが手掛ける渾身の炭火料理。魚、肉、野菜と食材によって火加減や焼き方を変えることで、その食材が持つおいしさを最大限引き出すことにこだわっている。
和食だけではなく、グラタンやビーフシチューなど洋風の一品料理も充実。自然な口当たりのビオワインも揃っているため、趣向を凝らした洋食と一緒に味わいたい。
『チャコールグリルダイニング 山田家』店舗詳細
希少部位「ちょうちん」も!備長炭で仕上げたうまい焼き鳥『炭火焼き 花火』
立川通りの地下に店を構える『炭火焼き 花火』は、新鮮な「信玄どり」を仕込み、巧みな職人技で部位ごとに火入れを調整した炭火焼きが人気。鳥や豚など個性豊かな串焼きをメインに、30種類程の一品料理が揃う。初めての来店なら串焼きのおまかせ5種がおすすめ。数量限定だが希少部位のちょうちんもぜひ味わっておきたい一品だ。
さらに、日本酒好きのスタッフがラベルのインパクトで選んだ日本酒も実にユニークなラインアップ。飲み会を盛り上げてくれる抜群の存在感だ。レンガ調のおしゃれな店内は、デートや女子会、仕事仲間との食事など幅広いシーンにマッチする。
『炭火焼き 花火』店舗詳細
八丈島の郷土料理を島焼酎と一緒に『佐藤(JAPANESE CUISINE SATOH)』
立川駅から徒歩3分の場所に店を構える『佐藤(JAPANESE CUISINE SATOH)』は、立川出身の佐藤慶太さんが弟の亮太さんと切り盛りする居酒屋だ。佐藤兄弟の母の出身地・八丈島の郷土料理や島ならではの食材を使った創作和食を島焼酎とともに味わえる。醤油のタレで漬け込んだ寿司種を甘めのシャリに合わせる島寿司は、店を代表する一品。さらに独特の香りと濃厚な魚の旨味、肉厚でジューシーな食感のくさやは、リピートする人も多いやみつきの珍味だ。
八丈島や青ヶ島の焼酎は常時10種類ほど楽しめる。アイデアが光る創作料理も豊富だ。八丈島の大自然を思い浮かべながら郷土料理を味わえば、たちまち旅気分を満喫できるだろう。
『佐藤(JAPANESE CUISINE SATOH)』店舗詳細
自家製カクテル&ノンアルで家族もうれしいディナー!『100 本のスプーン TACHIKAWA』
立川の「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」にあるファミリーレストラン『100本のスプーン TACHIKAWA』。昼間は親子連れでにぎわう同店だが、夜になると大人同士でゆっくりお酒を楽しむ姿が増える。豊富なアルコールメニューはビールやワイン、ハイボールなど定番のほか、大人のメロンクリームソーダをはじめとするデザート級に華やかな自家製カクテルが人気だ。お酒と好相性のフードメニューも、みんなでシェアしたい大満足のボリューム。
店内には、立川で過去に街の再開発のためヤギによる除草作業が行われていたことから、そこかしこにヤギのモチーフが散りばめられているのもユニーク。子供から大人まで楽しめる工夫が詰まった空間で、家族みんなでのディナーやママ会など、大切な人とのリラックスタイムを過ごそう。
『100 本のスプーン TACHIKAWA』店舗詳細
取材・文・撮影=稲垣恵美