yuruliku

長くゆるく付き合える大人カワイイ文房具

Filing Pouch。屋外用テントの樹脂撥水加工をした国産綿帆布を使用。工夫された中の仕切りで機能性を向上。ちょっとした旅行などにも重宝する。3サイズA6・3080円~A4・4400円。

文具デザイナーのアトリエで週末2日のオープン。暮らしの中の「小さなユーモア」がテーマのオリジナル文具の大半は、東京下町の職人の手で丁寧に作られ、愛嬌と懐かしさが飄々(ひょうひょう)と漂う。原稿用紙をモチーフにしてみたり、湯飲みをキュートなペン立てに仕上げてみたり、挟み込んでいくと草のようになっていくふせんなど、着想が秀逸。使い勝手も細やかに配慮されていて手になじみ、使いだすと手放せない。秘密基地風のロケーションも魅力的。

原稿封筒。表に原稿用紙をプリントした封筒。何か書き添えて渡す時などに重宝する。この店の商品はこういう工夫が抜群にうまい。3サイズ展開418円~528円。
BUNGU YU-NO-MI。余計なカップをペン立てに使うのはよくあること。ならばと湯飲みに文具アイコンを絵付けしたペン立て。むろん湯のみとしても利用できる。2750円。
NOTEPAD。タテヨコ自在の一筆箋。ツバメノートとコラボ。各種440円。
FU-TO case Pen。タンニン染め帆布を用いた丈夫な封筒形ケース。ほかの持ち物ともマッチしやすい控えめな造型で、使い込むにつれて味わいも増す。ほかにもサイズ色々。4180円。
アトリエショップ限定の原稿用紙柄のオリジナルエコバッグ。しおりを模した紐でくるっとまるめてしまえる。原稿用紙に何か書き込んでカスタマイズしてもよし。990円。
GreenMarker。草のシルエットをしたふせん。本にふせんを張り付けるにつれて、知の草むらが茂っていく。グッドデザイン賞受賞の代表作。770円・mini506円。

『yuruliku』店舗詳細

住所:東京都千代田区外神田2-1-3 東進ビル新館B1/営業時間:12:00~19:00/定休日:金・土のみ開店、不定休/アクセス:JR・地下鉄御茶ノ水駅から徒歩5分

榛原

伝統に裏打ちされた創意工夫と抑えの美

榛原に伝わる伊勢型紙の図案を使った榛原復刻図案ぽち袋。こざっぱりした風情が何とも小粋。左右幅が細めで受け取りやすい寸法になっている。実用品なのだ。各種550円。

創業文化3年(1806)の都内屈指の和紙専門店。2015年の地域再開発に伴い、すぐそばの中央通り沿いに移転。オリジナルの千代紙柄「色硝子」をモチーフにした宝石箱のような店舗(2016年グッドデザイン賞)に改装し、入りやすい雰囲気に。白を基調とした店内に小粋な千代紙や和紙、それらを巧みに盛り込んだ文具雑貨が並ぶ。ことさら派手に走らず、ちょいと抑えたシンプルな意匠がなんとも粋。寸法や図柄も熟慮され、実用性の高さもお見事。

榛原千代紙を使ったてかがみ。軽く、持ち運びやすいので、ポーチやかばんに入れて普段使いに。ちょっとしたギフトにもおすすめ。880円。
便箋No.3。用途に合わせ便箋は約20種類。No.3は万年筆向きの定番品。550円。
はいばらカード「色硝子」440円。風合いのある洋紙に、榛原の代表的なデザイン「色硝子」文様を箔押しした、上品なカード。
つづり箱蛇腹便箋レターセット。文章の長さに応じてミシン目で切り取り、長さ調整して使うアイデアが秀逸な蛇腹便箋に、文箱として使える紙箱を組み合わせた便利なセット。1100円。
榛原ノート。榛原千代紙を表紙に、ページに明治期榛原の飾り罫を復刻、180度開く糸かがり製本で仕立てたノート。柄各種、これは粋にめでたい松竹梅柄。1540円。
百福袋。榛原に伝わる「福」の図案を用いた小銭用ぽち袋。バリエーション豊かな文字が全部で百文字! やはり読みやすいものが人気。2枚入り352円。

『榛原』店舗詳細

住所:東京都中央区日本橋2-7-1/営業時間:10:00~18:00(土・日は~17:30)/定休日:祝/アクセス:地下鉄日本橋駅からすぐ

構成=フラップネクスト 取材・文=奥谷道草 撮影=交通新聞クリエイト
『散歩の達人』2019年5月号より

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