店主は『你好』創業者の甥っ子

八木さんは『你好』創業者の弟さんが営む店で修業後、2007年に独立してこの店を開いた。

蒲田の名物グルメに羽根付き焼き餃子がある。『春香園』の店主・八木誠さんは、羽根付き焼き餃子の発案者である『你好(ニイハオ)』の創業者・八木功さんの甥っ子にあたる。「你好の社長は、私にとって憧れの人であり、尊敬する人でもあります。だから、いつでも追いつけ追い越せという気持ちで頑張っています」と八木さんは話す。

1・2階ともゆったり配置されたテーブル席が中心で、2階には個室の座敷席もある。

破裂注意! 熱々肉汁たっぷりの羽根付き焼き餃子

羽根付き焼き餃子5個352円。プチュッと弾ける肉汁はかなり熱いので、用心して食べよう。

餃子は9種類あるが、やはり一番人気は羽根付き焼き餃子。蒲田の中でも大きめの餃子で、モッチリとした皮に包まれた具は、豚挽肉とキャベツ、白菜。野菜が7割、肉が3割というが、仕込み段階で豚挽肉に豚骨スープをいっぱい含ませているため、肉汁はたっぷり。

羽根付き焼き餃子のバリエーションは、海老入り焼き餃子5個550円、ニラ桜エビ餃子3個550円、ナマコ入り焼き餃子5個748円があり、このほかにも水餃子8個550円、蒸し餃子5個418円など、さまざまな調理法で味わえる。餃子三昧というのも楽しみだ。

豊富なメニューが揃うが、格安ランチが狙い目!

大き目にカットした食材が食べごたえのある食感を生み出す五目あんかけ焼きそば770円。

店名に「中国料理」と謳っているように、メニューはバラエティに富み、品数も多い。とはいえ、メニューは写真付きなので注文しやすい。人気メニューの一つである五目あんかけ焼きそばは、麺を軽くフライパンで焼き、焦げ目を付けているので、柔らかな麺と焼けた麺の2つの食感が楽しめる。イカ、エビ、ホタテなどの魚介に加え、キクラゲ、タケノコ、ニンジン、白菜など野菜もたっぷりなので、これ一品でかなりの満腹感を得られるはずだ。

店内に掲示された日替わりのランチメニューにも注目。黒酢スブタは単品では968円だが、ランチならご飯、スープ付きで800円だからかなりお得。

ランチタイムなら1日6種類ほど用意している日替わり定食から選ぶのがおすすめだ。この日に用意されていたのは、麻婆豆腐丼600円、豚肉きくらげ炒め600円、ラーメン・焼き餃子700円などでどれも格安。

「お客様がうちの料理を食べたあと、また食べたくなるような料理や接客、サービスをすることを心掛けています」。自ら厨房に立つ八木さんは、いつも「お客様目線」を忘れないようにしているという。幅広い客に支持されているのも納得だ。

住所:東京都大田区蒲田5-22-1/営業時間:11:00~14:00・17:00~22:30LO/定休日:なし/アクセス:JR・私鉄蒲田駅から徒歩3分

取材・文・撮影=塙 広明