東京進出で注目! 福岡県民におなじみの「ウエスト」って?
九州を中心に、うどんや焼き肉などの業種を広く展開する株式会社ウエスト(福岡市博多区)は、東京神保町に「うどん業態」として初めて、東京23区に進出することを発表しました。
福岡のうどんといえば、ここ2年ほどで「資さんうどん」と「因幡うどん」が、都内にも店舗を広げており、「福岡といえばうどん」といった認知も広がりつつあります。
その中で「ウエスト」は、うどんを取り扱う店だけで100店舗以上を展開しており、福岡県民の生活に寄り添う店として定着しています。
また、今回の神保町店のように、夜は居酒屋メニューを提供する店舗もあり、昼夜で表情を変える店は、福岡においても個性的。
福岡うどんの魅力は、透き通った出汁とほどよいコシにあり!
ではまず、一番人気の「牛肉ごぼう天うどん」をいただきながら、「ウエスト」の魅力に迫っていきましょう!
うどんの真髄といえばスープです。
その見た目は、薄く透き通った西日本らしい色あい。
ひとくち飲むと、口に広がるのは出汁の香り。こちらも、鰹が前面に感じられる関東風とは違った味わいになっています。
ウエストの広報担当・加来勇一さんによれば、あじやいりこ、昆布がふんだんに使われているとのこと。
それらを「五島灘の塩」で調えていることで、豊かな出汁の香りの中にキリッとした芯のある味になっています。
神保町店でも、九州と同じレシピで作られるそうですが、加来さんは「地域で水の硬度が変わるので、味が違って感じられる方もいるかもしれません」と話します。
個人的には、その違いを味わいに行ってみたいものです!
福岡のうどんといえば「やわめん」と言われますが、ウエストの麺は、コシもしっかり感じられます。
この麺ならば、関東の方にも自然に受け入れられるはずですし、「やわめんは受け付けないから、福岡うどんは敬遠している」という方も、福岡うどんの印象が変わるかもしれません!
甘めの味付けの牛肉にごぼう天。無料の柚子胡椒も見逃せない
トッピングは福岡うどんでは定番の「ごぼう天」。
お店によって切り方がさまざまですが、「ウエスト」は太めのごぼうを短く切って揚げてあります。それにもかかわらず、柔らかく噛み切ることができて、ごぼうの素材の良さが感じられます。
その瞬間に鼻へ抜けてくるごぼうの香りは、出汁の風味と相まって次々に口へ運びたくなるでしょう。牛肉は、九州らしく甘めに煮込まれており、その味がスープに広がっていくことでコクが生まれます
また、筆者のオススメは「柚子胡椒」(無料)で辛味をプラス! 唐辛子とはまた違った、爽やかさのある辛さはクセになる方が多いはずです。
特に、ごぼう天など油分の多いトッピングをしたうどんにはベストマッチですので、チャレンジしてみてください!
1人前390円!? 夜のウエストは格安もつ鍋で飲める
神保町店では夜の時間帯に居酒屋メニューが登場します。
福岡でも複数の店舗で、夜の居酒屋スタイルは浸透しており「今日、ウエスト飲みする?」といったやりとりも日常的に行われます。
その中でも人気のメニューは「もつ鍋」。
目の前にカセットコンロが置かれ、出来上がりを待つのもワクワクします。
火が通ってクタクタになったキャベツやごぼう、もやしなどをいただくと野菜の甘みがジュワッと広がります。
そこに香る出汁は、うどんにも使われる魚介スープをベースにしたもの。あっさりしていながらも、塩気と香りはお酒のお供にピッタリ!
そしてゴロゴロと入った牛もつは、プリプリ感と程よい歯ごたえで、噛むほどに出汁の染み込んだ肉汁のうまみがにじみ出てきます。
脂もキツすぎないので、おつまみとして重くならないのもうれしいポイント。
九州エリアでの価格ではありますが、なによりこのもつ鍋が一人前390円という、異常なコスパも人気の理由です!
注文は二人前からですが、男性なら一人でも十分に食べきれると思います。
東京の「ウエスト飲み」では焼酎を!
福岡やその近郊の店舗では、うどんのトッピングにある「丸天」や「ごぼう天」をおつまみメニューにしているところもあり、どれもリーズナブル!
神保町店は、明太子を使ったメニューなども用意されているとこのことで楽しみですね!
そんなおつまみにあわせるなら、やっぱり「焼酎」でしょう!
筆者は「芋焼酎 黒霧島」のロックをいただきました。
九州出身で首都圏在住の方は、焼酎でノスタルジーを感じるのもよし。
その他の地方の方は、九州旅行気分を味わってみるのもいいですね!
東京進出で注目を集める「ウエスト」ですが、その魅力はうどんだけではありません。昼は出汁のきいたうどんをすすり、夜はもつ鍋をつつきながら一杯。東京でも、そんな福岡の日常を味わってみてください!
取材・文・写真=Mr.tsubaking






