◆散歩コース◆

体力度:★★☆
難易度:★★☆

登山シーズン:4月~6月、9月~1月
最高地点:茅丸 1019m
登山開始地点:石楯尾(いわたてお)神社前バス停 400m
歩行時間:約6時間15分
歩行距離:約15km
アプローチ時間:約1時間25分(新宿駅起点)

コースガイド

(START)石楯尾神社前バス停
石楯尾神社の裏手の道を歩く。大洞橋(おおふらばし)の手前から登山道に。杉林の中を上がっていくと佐野川峠へ。
↓
(1)佐野川峠
峠から30分ほどで甘草水の分岐。富士山、陣馬山の展望。甘草水往復は10分もかからない。尾根を上がり、ほどなく三国山へ。
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(2)生藤山
三国山の先で岩場の急登が待っているが、長くはない。山頂にはベンチもあるが、展望はほとんどなし。下りも岩場あり。
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(3)醍醐峠
生藤山からは雑木林の尾根道から階段を上がると最高峰の茅丸。連行峰、山の神を過ぎて醍醐丸は巻いて醍醐峠へ。
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(4)和田峠
峠からは平坦な歩きやすい尾根道。車道に出ると和田峠だ。茶屋があるのでここでひと休みもいい。
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(5)陣馬山
陣馬山へは階段歩きか登山道歩きかの2ルート。どちらも30分で頂上。山頂からは栃谷尾根をひたすら下る。
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(GOAL)陣馬登山口バス停

アクセス

[行き 1時間25分]新宿駅からJR中央線→(45分)→高尾駅からJR中央本線→(20分)→上野原駅から富士急バス→(20分)→石楯尾神社前バス停

[帰り 1時間15分]陣馬登山口バス停から神奈川中央交通バス→(7分)→藤野駅からJR中央本線→(23分)→高尾駅からJR中央線→(45分)→新宿駅

アクセスメモ:今回は石楯尾神社で下車したが、終点の井戸から上がるコースも。軍刀利(ぐんだり)神社がある。帰りの陣馬登山口からバスを使わない場合は、藤野駅まで歩いて30分ほど。

問い合わせ:神奈川中央交通津久井営業所☎042-784-0661 藤野観光案内所☎042-687-5581

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上野原駅から井戸行きのバスで終点の井戸から上がるルートもあるが、今回は途中の石楯尾神社前で下車。本殿は室町時代の様式を伝える貴重なものらしい。

最初は車道歩きで、その後上りになり神社から1時間で尾根上の佐野川峠へ到着した。緩やかな尾根道を上がっていくと、甘草水への分岐。飲用はできないらしいが、水はいまだに湧き出ていた。甘草水から半時間ほどで三国山(みくにやま)。

三国山山頂は西から南側が開けており、富士山の展望もいい。
三国山山頂は西から南側が開けており、富士山の展望もいい。
三国山から南西方向にあるゴルフ場が見えた。
三国山から南西方向にあるゴルフ場が見えた。

甲斐、相模、武蔵のまさに三国の境にあるのが三国山。実に眺めのいい山で、空気も澄んだ12月だったせいか、富士山もくっきりと見える。三国山からちょっと急な岩場を上がると、展望の利かない生藤山へ5分ほどで到着。

生藤山の先の岩場の下り。岩場はこの付近だけである。
生藤山の先の岩場の下り。岩場はこの付近だけである。

ここからの尾根歩きはアップダウンもそれほどない快適な道。ルート上最高峰の茅丸を過ぎて、先へと進む。まだ半分も来ていないのだ。醍醐丸は巻き道を使い和田峠に着いた時は、スタートから4時間半は経っている。峠の茶屋でひと息入れて一気にかの陣馬山へ。

醍醐峠の先の快適な尾根を歩く。
醍醐峠の先の快適な尾根を歩く。
360度の大展望の陣馬山山頂。なお山頂付近には『清水茶屋』『富士見茶屋』『信玄茶屋』の3軒が営業している。
360度の大展望の陣馬山山頂。なお山頂付近には『清水茶屋』『富士見茶屋』『信玄茶屋』の3軒が営業している。

山頂からは富士山、八王子市街、遠くには神奈川県の江の島まで見える。戦国時代、烽火(のろし)台があったといわれるだけあって、素晴らしい展望の山だ。白馬は日々富士山方向を眺めている。

陣馬山から下山し始めた頃にはかなり日が落ち始めていた。
陣馬山から下山し始めた頃にはかなり日が落ち始めていた。

登山シーズンメモ

4月中旬頃のソメイヨシノやヤマザクラの季節、新緑の5月がいい。
積雪のない冬季も登れる。

アドバイス

思いのほか長いコースなので早めの出発を

距離は結構長いので、水や行動食などは多めに。トイレは陣馬山まではないので上野原駅でしっかり済ませよう。陣馬山からの下山ルートは紹介したコースのほかいくつかある。

取材・文=清野 明
『首都圏日帰り山さんぽ50』(2026年8月発売)より

あきる野市内にはあまり高い山はない。今回登った弁天山も300mに満たない低山のひとつだが、山頂からの展望がいい。〈東京都あきる野市〉
御前山は春に咲くカタクリが魅力の山だ。あまりいないとは思うが、急坂好きには奥多摩湖からのその登りが魅力かもしれない。奥多摩三大急登のひとつといわれるその急坂は、なかなか手強いものだ。ちなみに三大急登候補は、他に日原(にっぱら)から鷹ノ巣山へと上がる稲村岩尾根、奥多摩駅からの本仁田(ほにた)山への急登などがある。〈東京都奥多摩町・檜原村〉