◆散歩コース◆

体力度:★★★
難易度:★★☆
【HARD COURSE】

登山シーズン:3月~7月中旬、9月中旬~12月
最高地点:鷹ノ巣山 1736.6m
登山開始地点:水根バス停 518m
歩行時間:約7時間35分
歩行距離:約18.5km
アプローチ時間:約2時間5分(新宿駅起点)

コースガイド

(START)水根バス停
バス停から道標に従い水根沢キャンプ場手前を右折し舗装路から離れる。まもなく林道に。沢沿いに上がって行く。
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(1)水根沢の木橋
木橋まではおよそ1時間半。ここから沢を離れて急坂の登り。延々と登りが続くが、1時間半程度で分岐へ出る。
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(2)分岐
分岐を左折し、榧ノ木尾根のコースと合流すれば右折して1時間程度で鷹ノ巣山へ到着する。
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(3)鷹ノ巣山
山頂からはなだらかな石尾根をひたすら下って行く。気持ちのいい下り。六ツ石山分岐から六ツ石山へは往復で10分程度。
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(4)六ツ石山分岐
六ツ石山は南側の展望がいい。晴れていれば富士山。再び石尾根を下ると、三ノ木戸山(さぬきどやま)に行く道の分岐へ。
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(5)三ノ木戸山の分岐
ここまで下ればもう少しだ。ほどなく奥多摩の街並みが見え隠れしてくる。羽黒三田神社を過ぎれば舗装路へ出る。
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(GOAL)奥多摩駅

アクセス

[行き 2時間3分]新宿駅からJR中央線・青梅線→(1時間10分)→青梅駅からJR青梅線→(40分)→奥多摩駅から西東京バス→(13分)→水根バス停

[帰り 1時間45分]奥多摩駅からJR青梅線→(35分)→青梅駅からJR青梅線・中央線→(1時間10分)→新宿駅

アクセスメモ:ロングコースなので、できるだけ早めにスタートしたい。奥多摩駅のバス便は6、7時台もあるが、それが難しくても、せめて8時台には乗りたい。

問い合わせ:奥多摩町役場観光産業課☎0428-83-2295

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登山道がよく整備されていると思っていたら、この道は林道だったと思い出した。上がるにつれて道は水根沢に近づき、渓谷の趣が深くなっていく。

水根沢林道は最初、斜面の比較的上部を通るが、だんだんと沢に近づく。
水根沢林道は最初、斜面の比較的上部を通るが、だんだんと沢に近づく。
上流部の水根沢。小さな滝がいくつもある。
上流部の水根沢。小さな滝がいくつもある。

バス停から1時間20分ほどで木橋を渡ると、道は急坂になる。さらに1時間以上かけて急坂を終えると石尾根に出る。ここで体力が尽きたら、左手の鷹ノ巣山へは行かずに、右手の石尾根を下る。つまり奥多摩駅を目指すほうが無難だろう。この石尾根分岐から鷹ノ巣山へは、さらに1時間ほどかかる。

東京都最高峰の雲取山から奥多摩駅近くまで延びている石尾根。駅から雲取山までは登り約10時間強、下りは約8時間という長丁場の縦走になる。景色はよい。
東京都最高峰の雲取山から奥多摩駅近くまで延びている石尾根。駅から雲取山までは登り約10時間強、下りは約8時間という長丁場の縦走になる。景色はよい。
石尾根は尾根上が防火帯になっている。眺めもよく歩きやすい。
石尾根は尾根上が防火帯になっている。眺めもよく歩きやすい。

力を振り絞って山頂を目指す。雲上に小さな富士山が顔を出していた。石尾根最高の眺めといってもいいくらい。

鷹ノ巣山山頂から南側を展望。近くの御前山や三頭山などはもちろん、富士山も見える。
鷹ノ巣山山頂から南側を展望。近くの御前山や三頭山などはもちろん、富士山も見える。
石尾根鷹ノ巣山の西側に立つ標高1560m付近に位置する鷹ノ巣山避難小屋。。ログハウス風のしっかりした小屋は中もきれいな造り。そばにトイレもある。石尾根縦走の際の力強い味方だ。水場は峰谷方面200mのところにある。
石尾根鷹ノ巣山の西側に立つ標高1560m付近に位置する鷹ノ巣山避難小屋。。ログハウス風のしっかりした小屋は中もきれいな造り。そばにトイレもある。石尾根縦走の際の力強い味方だ。水場は峰谷方面200mのところにある。

さて山頂からは峰谷に下りるのが近いが、バス便が少ない、というよりほとんどない。使えるのは夕方の1便だけだ。下山に3時間はかかるので、ここは長いけれども奥多摩駅へ下りる計画に。

山頂を後にして駅までたっぷり4時間はみなけれならない。下りとはいえ、このコースは長い、というのが特徴だろうか。

気持ちのいいゆるやかな道を堪能し、六ツ石山へも寄り道して奥多摩駅へと下る。日が暮れる頃には、『もえぎの湯』に浸かっていることだろう。

登山シーズンメモ

寒さがおさまった4月頃から6月半ばがおすすめ。新緑とヤマツツジなどが楽しめる。秋は9月から初冬の11月いっぱいくらい。

アドバイス

長いコースなので早出が必須だ

とにかく長いコースなので、奥多摩駅発8時台のバスに乗りたい。9時頃にスタートしたとして、休憩を含めると9時間はかかるので、奥多摩駅に午後の6時頃の到着となる。ヘッドランプは必携だ。水もかなり多めに持参したい。六ツ石山から下るエスケープルートを使えば2時間で水根に戻ることができるが、奥多摩三大急登といわれる急坂を下ることになる。

取材・文=清野 明
『首都圏日帰り山さんぽ50』(2026年8月発売)より

御前山は春に咲くカタクリが魅力の山だ。あまりいないとは思うが、急坂好きには奥多摩湖からのその登りが魅力かもしれない。奥多摩三大急登のひとつといわれるその急坂は、なかなか手強いものだ。ちなみに三大急登候補は、他に日原(にっぱら)から鷹ノ巣山へと上がる稲村岩尾根、奥多摩駅からの本仁田(ほにた)山への急登などがある。〈東京都奥多摩町・檜原村〉
島嶼(とうしょ)を除いた東京都唯一の村、檜原(ひのはら)村は豊かな自然に恵まれている。滝が多いのが特徴で、有名な払沢(ほっさわ)の滝だけでなく、いくつか名瀑がある。この馬頭刈尾根のルートでもそのうち数瀑を見ることができる。〈東京都檜原村・あきる野市〉
日の出山は文字通り、日の出が見られる山で、関東平野が一望できる。つまりとても展望がいい山ということだ。初日の出をここで迎える人も多いという。〈東京都青梅市・日の出町・あきる野市〉