炭火で焼き上げる肉厚の牛タンや焼き鳥で乾杯! 『佐のいち』
炭火焼きが人気の『佐のいち』は、ホテルでシェフをしていた佐川英樹さんが2012年にオープンした店。「当初は、ホテルでの経験を生かした高級路線を狙ったんですけど、手軽に注文できるメニューもあればと思って炭火焼きを出したら、そっちが人気になっちゃって」と笑う。
名物の「厚切り牛タン」は、厚さ約2㎝はあろうかという大ぶりの牛タンを贅沢に使用。表面はパリッと香ばしく、中はふっくらジューシーに。炭火の加減を見ながら、最高の状態に焼き上げるのは、さすがの職人技だ。
佐川さんが腕をふるうのは、炭火焼きだけではない。郷土料理「きりたんぽ鍋」、秋田名物のハタハタを使った「しょっつる鍋」も絶品で、店員さんがセレクトした秋田の地酒と一緒に味わうのもおすすめだ。
『佐のいち』店舗詳細
出来たてのクラフトビールを飲むならここ! 『ビアバールあくら』
『ビアバールあくら』は、「秋田あくらビール工場」の2階にある直営店。「あくら」のレギュラービール5種(なまはげIPA、秋田美人のビール、あきた吟醸ビール、あきたこまちIPA、古代米アンバー)を全て飲めるのは、秋田県内でもここだけだ。
「秋田あくらビール」の前身は造り酒屋で、その「蔵」を活用してクラフトビールの製造を始めたのが1996年。クラフトビールの世界的な審査会での受賞歴もある。2022年からは、秋田県のプロバスケットボールチーム「秋田ノーザンハピネッツ」が運営を引き継いだ。
ビールに合う肉料理やピザ、チーズや漬物など、食のメニューも豊富で、県産食材を堪能できるのもこの店の魅力。ビールも食事も、秋田を満喫しよう。
『ビアバールあくら』店舗情報
隠れ家のような『和食処まる』で、旬の食材と地酒を味わう
創業30年の『和食処まる』は、四季折々の秋田の食材を使った本格和食の居酒屋だ。春は山菜、夏は岩ガキ、秋は山菜やキノコ、冬は鍋物。魚料理にも定評があり、タイやメバル、エイ、ハタハタなど、旬の魚を味わうことができる。
「おいしい料理を食べた時の、お客さんの笑顔にこだわっています」と話す店主の小野隆さんは、秋田の食材への愛も強い。本日のおすすめである「せり鍋」を出しながら、「秋田のセリは本当においしいから、名物として、もっとPRしてもいいと思うよ」と話す。
カウンターの奥には、50種類以上の地酒がずらり。蔵の良さを引き出すようなお酒をセレクトしているという。日本酒のほかに焼酎も40〜50種類あり、料理に合わせて楽しみたい。
『和食処まる』店舗詳細
歴史ある歓楽街「川反」を、スタンプラリーではしごしよう
川反が歓楽街になったきっかけは、明治19年(1886)に秋田市を襲った大火だった。この火事で焼失した料理店や芸者小屋が川反に移転し、歓楽街が誕生した。以降、時代の影響を受けて変化しながら、人々が一日の終わりを楽しむ場所として華やかに存在し続けてきた。
古くから愛されてきた老舗もあれば、新しくオープンした店もある。和食、洋食、多国籍料理、居酒屋、スナック、バーなど、ジャンルも店構えもさまざまな飲食店が立ち並ぶ。その中から、JR社員がお勧めする16店舗がスタンプラリーになった。
店舗ごとに「一品サービス」の特典があるほか、スタンプを3個集めると「秋田のうめぇものガチャ」を回して景品をもらうことができる。さらにスタンプ16個をコンプリートすると、先着10名にJR東日本秋田支社の公式キャラクター「あきお」のぬいぐるみをプレゼント!
川反のんべえスタンプラリー
開催期間:2024年12月1日(日)~2025年2月28日(金)
川反の該当店舗にパンフレットを持参して、お会計時にスタンプをもらおう。スタンプ3個で1回、JR秋田駅で「秋田うめぇものガチャ」を回して商品をゲット(ハズレなし)! あわせて、店舗へのパンフレット提示で「一品サービス」などもあるので要チェックだ!!(サービス内容は各店舗によって異なる)
スタンプ16個全部たまったら、先着10名様に「あきおぬいぐるみ(大サイズ)」をプレゼント! 詳しくはJR東日本の主な駅で配布しているパンフレットをチェック!!
取材・文=島田真紀子 撮影=高橋 希 協力=JR東日本秋田支社