※感染拡大防止のため、営業状況が異なる場合があります。公式HP等で営業時間のご確認をお願いいたします。

『伴茶夢(ばんちゃむ)』は目白の老舗レトロ純喫茶

目白の『伴茶夢(ばんちゃむ)』は、1977年創業の老舗喫茶店。

昭和を感じる落ち着いた雰囲気のなか、コーヒーやナポリタンなど喫茶店メニューを楽しむことができる純喫茶です。

パンとカレーを同時に味わえる「パンカレー」が看板メニューで、TV番組「嵐にしやがれ」や「アド街ック天国」でも紹介されていました。

コーヒー豆が描かれた、お店の入口の看板。

店名の「伴茶夢(ばんちゃむ)」は、アラビア語でコーヒー豆を「バン」と呼ぶことに由来しているそう。

コーヒーやお茶を飲みながら夢を語り合ってほしい、という願いが込められています。

目白 『伴茶夢』 アクセス・営業時間

  • 【営業時間】7:30~20:00
  • 【定休日】無
  • 【住所】東京都豊島区目白3-14-3 グロワルビルB1
  • 【電話】03-3950-6786
  • 【アクセス】JR目白駅 徒歩1分
  • 【座席】42席
  • 【喫煙】座席禁煙(店内喫煙ブースあり)
  • 【駐車場】無
  • 【子供】OK
  • 【Wi-Fi】有
  • 【電源】一部の席にあり
  • 【HP】食べログ 公式サイト

お店に駐輪場はありませんが、目白駅前に無料の駐輪場があります。

>>関連記事:【目白の駐輪場まとめ】自転車置き場6か所を写真付きで解説

リニューアル後の『伴茶夢(ばんちゃむ)』に行ってきた

2022年10月下旬にリニューアルオープンした『伴茶夢(ばんちゃむ)』。

リニューアルでは老朽化した店内の一部を改装し、定番メニューはそのままに食事とスイーツをより強化したそう。

左がリニューアル前の入口で、右がリニューアル後の入口。

色鮮やかなオレンジの看板がとても目立っています。以前の隠れ家感はちょっとなくなりました。笑

入口のレトロなランプはそのままです。

お店の入口の脇には食品サンプルが並ぶショーウィンドウがあります。

ナポリタン、ピザトースト、クリームソーダといった、懐かしの喫茶店メニューがズラリ。

お店は地下にあり、歴史を感じるレンガの壁とランプに囲まれた階段を下りていきます。

どこか違う世界につながる入口のようで、階段を下りながらワクワクした気持ちに。

階段を降りた先には、レトロな木の扉が。

リニューアル前とまったく変わらない雰囲気に嬉しくなりました。

ドアの脇には、コーヒー豆が並ぶディスプレイ。

コーヒー豆は挽き売りもしているそうです。

しっとりした時間が流れるレトロな店内

店内はリニューアル前と同様、ダークブラウンを基調とした重厚で大人な雰囲気。

フロアの真ん中にある、存在感のある木の仕切りが素敵。

店内の椅子やテーブル・ソファーは新しくなりましたが、特徴的な柱や店内の雰囲気は以前のまま。

昔ながらの雰囲気はそのままに、オレンジ・グリーンといった差し色を取り入れ、モダンな感じに変わりました。

昭和の面影が残る、昭和レトロな居心地の良い空間が広がっています。

ちなみに写真の左が、以前の店内。右がリニューアルした店内です。(撮影場所は同じ)

壁側のテーブル席は片方がソファになり、座り心地が良くなりました。

以前のテーブル。
以前のテーブル。

個人的には、以前の羅針盤が描かれたテーブルが好きだったので、なくなってしまったのはちょっと残念です。

中央にコーヒー豆があしらわれた、ちょっと変わったレトロなデザインのテーブルでした。

リニューアル前からある、歴史を感じる壁の大きなレリーフ。

コーヒー豆を採集する「珈琲採集図」が描かれています。

こちらは2名掛けと4名掛けのテーブル席。

以前皮張りのソファがあったコーナー席も、新しいソファと椅子にリニューアル。

こちらは厨房の近くのテーブル席。電源が使えます。

壁紙が色鮮やかな模様に張り替えられて、明るい雰囲気に。

電源はカウンター席にもあります。

『伴茶夢(ばんちゃむ)』のメニュー

定番のコーヒーからモーニング・フード・スイーツメニューまで、種類豊富な『伴茶夢』のメニューを紹介します。

リニューアル前と比べて飲み物・フードともに値上がりしましたが、このご時世なのでやむを得ないかなと思います。

※価格は税込み

コーヒー

コーヒーは660円~。

定番のオリジナルブレンドは、酸味と深みのバランスにこだわった「ゴールデンコーヒー」、しっかりしたボディの「キングアーサーコーヒー」の2種類。

コーヒーはコーヒー豆本来の香りを楽しめるよう、種類によって抽出方法を変えているそう。

アイスコーヒーはじっくり時間をかけた水出し方式、スペシャルティコーヒーは注文後に1杯ずつフレンチプレスで抽出しています。

紅茶・ソフトドリンクなど

ソフトクリームフロート、シェイク、クリームソーダといった定番の喫茶店ドリンクも一通り揃っています。

モーニング・ランチ

今回新しくリニューアルしたモーニングサービスは、オープンから11時まで提供。

(以前あったプレートタイプのモーニングセットはなくなりました。)

飲み物を注文すると、無料でトーストセットを付けることができます。

11時~14時は、ドリンク付きのお得なランチセットも。

食事メニュー

定番のパンカレーやナポリタン、カレーライス、ドライカレーなど。

(以前あったローストビーフ丼は、残念ながらリニューアルでなくなりました。)

トースト・サンドイッチなど軽食も揃っています。

デザート

デザートは抹茶わらび餅サンデーや、どら焼き風ソフトクリームパンケーキ、コーヒーゼリーなど。

リニューアルで新しいメニューが追加されています。

『伴茶夢』のモーニング・ランチ・パンケーキ実食レポ

リニューアル前から、何度か通っている『伴茶夢』。これまで食べたメニューを紹介します。

モーニングセット

アイスカフェオレ(660円)に無料でついてくる、モーニングBセット。

カリッと焼かれた厚切りトーストと、小倉あん。間違いのない組み合わせです。

トーストにはバターが塗ってあり、小倉あんと相性抜群。

たっぷりのあんこがのったトーストは、朝から元気になれますね!

こちらはリニューアルオープン時のサービスクーポンでいただいた、ミニコーヒーゼリー。

コーヒーのほろ苦さをしっかり感じられる、大人な味わいのコーヒーゼリーでした。

通常サイズも食べてみたいです。

パンカレー

創業以来の人気メニュー、パンカレー(800円)&ミニサラダ(250円)。

※写真は店舗リニューアル前のものです。

ふんわり焼かれた厚切りのトーストに、コクのあるカレーがたっぷり。

パンの優しい甘さと、ほどよくスパイシーなカレーがよく合います。

カレーにはお肉がゴロゴロ入っていて、食べごたえがありました。

ハンバーグパンカレー

こちらはハンバーグパンカレー(1080円)とミニサラダ(250円)。

※写真は店舗リニューアル前のものです。

ハンバーグパンカレーは、2019年にTV番組「嵐にしやがれ」に登場しました。

「ウマい! メチャクチャ合うよ。だってカレーパンじゃん!」と相葉さんが大絶賛したメニューです。

パンの中央には、大きなハンバーグがゴロンとのっています。

お腹も心も満たされるボリューム満点のメニューです。

たっぷりのカレーに浸したパンは、まさにカレーパンそのもの。

ありそうで意外と見かけないパンカレーは、一度食べたらハマる人続出のおいしさです。

ナポリタン

ナポリタン(850円)+ミニサラダ(250円)。

※写真は店舗リニューアル前のものです。現在は鉄板ではなくお皿で提供しています。

ナポリタンの具は、ウインナー、玉ねぎ、ピーマン、キノコが少々。

昔ながらのオーソドックスなケチャップ味のソースが、太めの麺によく絡んでおいしかったです。

どら焼き風ソフトクリームパンケーキ

リニューアル後に新しく加わったメニュー、どら焼き風ソフトクリームパンケーキ(600円)。

あんこを挟んだどら焼き風のパンケーキに、抹茶ソースのソフトクリームがついた和スイーツです。

もっちりとした薄焼きのパンケーキには、あんこがたっぷり。

バターののったパンケーキによく合います。疲れがとれる甘いおやつは、心がほっこりしますね。

ホットのカフェオレ(660円)。おかきがついてきました。

パンケーキとソフトクリームを一緒に食べると結構甘かったで、カフェオレは砂糖なしでいただきました。

カフェオレはミルクがまろやかで、優しい口あたり。

まろやかさのなかにコーヒーの味もしっかり感じられて、とてもおいしかったです。

『伴茶夢(ばんちゃむ)』はWi-Fi・電源あり

『伴茶夢』は地下にあるため、携帯の電波はキャリアによっては入りづらいです。

店内は無料のWi-Fiが使えます。(伝票の裏にWi-Fi接続情報が書いてあります)

カウンター席周辺は電源があるので、PC作業やスマホの充電も可能です。

目白の『伴茶夢』で心落ち着くコーヒータイムを楽しもう

老朽化した店内の一部をリニューアルして、さらに居心地が良くなった目白の『伴茶夢(ばんちゃむ)』。

お店のつくり自体は以前と変わらず、昔ながらの雰囲気がそのまま残っているのは嬉しいですね。

モーニングやランチ、待ち合わせ、商談やパソコン作業で使ったりなど、さまざまなシーンで利用できる使い勝手の良い喫茶店だと思います。

昔からの『伴茶夢』ファンの方も、まだ行ったことがない方も、リニューアルした『伴茶夢』でゆっくりくつろいでみてはいかがでしょうか。

取材・文・撮影=としまらいふ