ピリ辛つけ汁がクセになる!名物の肉つけそば

一番人気の肉つけそば  並740円をいただく。
一番人気の肉つけそば 並740円をいただく。

この店の一番人気である、肉つけそば 並740円は、つけ汁に蕎麦を浸していただくスタイルだ。つけ汁は、口に運んだ瞬間に醤油ベースの風味が広がるものの、後からくるピリッとした辛さがクセになる味わい。

蕎麦だけでなく肉との相性も抜群で、箸が止まらなくなる組み合わせである。

サラッとしたつけ汁だが、味はしっかりと染み込む。
サラッとしたつけ汁だが、味はしっかりと染み込む。

店長のこだわりが詰まった新鮮な蕎麦

角があるストレート麺は最高の喉越し。
角があるストレート麺は最高の喉越し。

リーズナブルな価格とは裏腹に、店長である佐々木さんの、蕎麦に対するこだわりは強い。

この店の蕎麦は、蕎麦粉と小麦粉を8:2の割合で作る、いわゆる「二八蕎麦」と呼ばれる蕎麦なのだが、機械的に8:2で混ぜるのではなく、たくさんの試行錯誤の末、現在の絶妙な割合(およそ8:2)を確立させたという。

また、蕎麦の新鮮さにもこだわっている。「工場ではなく店内で蕎麦を打つのはもちろんのこと、開店前に大量に打って仕込むのではなく、麺がなくなる都度、一日に何度も打って作ることで、いつでも新鮮な蕎麦を提供している」と店長は話す。

女性1人でも入りやすい明るい店内

シンプルな和モダンテイストの内装。カウンター席のみ。
シンプルな和モダンテイストの内装。カウンター席のみ。

朝は8時から開店していることもあり、平日朝は出勤前のサラリーマン、そして休日朝はウインズ錦糸町に行く男性客が多いという。

ここまで聞くと、従来の立ち食い蕎麦屋と変わらないが、意外にも若い女性客が多く訪れる。筆者が取材した時も、若い女性が1~2名で利用する姿が複数見られた。

建物自体が綺麗なことに加え、シンプルながらもセンスのある内装や、ガラス張りの外観が、女性にとっては入りやすいのかもしれない。一部立ち食い席もあるが、椅子席も豊富にあるため、落ち着いて食べられる雰囲気だ。

蕎麦は並・大盛・特盛から選べる。
蕎麦は並・大盛・特盛から選べる。

定番メニューに加え、四季折々の期間限定メニューを展開しており、お客様を飽きさせない工夫をしているという。ちなみに2023年2月までの限定メニューは、せりかき揚げ蕎麦640円だ。

錦糸町の新定番となりそうな『生そば 玉川 錦糸町駅前プラザビル店』。錦糸町に足を運んだ際は、ぜひフラっと立ち寄ってみてはどうだろうか。

南口の歩道橋から見下ろした店内。
南口の歩道橋から見下ろした店内。

取材・撮影・文=須田仁美