※感染拡大防止のため、営業状況が異なる場合があります。公式HP等で営業時間のご確認をお願いいたします。
lili(リリ)はスペシャルティコーヒーが楽しめる隠れ家カフェ
南池袋の「lili(リリ)」は、落ち着いた空間でスペシャルティコーヒーが楽しめる隠れ家的カフェ。
liliではカフェで過ごす時間や空間を大事にしていて、1階はコミュニケーションが生まれるカウンター席、地下は静かにくつろげるテーブル席になっています。
気分で席を使い分けることができるのは面白いですね。
店名「lili(リリ)」の由来は、筆記体だと一筆でつながっていることから、お店とお客さんの繋がりや一体感を大事にしたいという想いが込められているそう。
一度聞いたら耳に残って覚えやすいし、響きが可愛らしい店名ですよね。
応援に来ていた世田谷「Seven Years Coffee」のバリスタさん(写真左)、liliの店長さん(写真中央)、liliのスタッフさん(写真右)。
皆さんとてもお話しやすく、和やかな雰囲気でした。コーヒー豆の味や種類など、気になることがあったら聞いてみてください。
lili(リリ)のアクセス・営業時間
池袋駅東口近く、南池袋一丁目交差点から東通りに入ってすぐという便利な立地にあります。「ぽんでCoffee」の隣です。
南池袋のカフェ lili(リリ)に行ってきた
「COFFEE」と書かれたガラス張りの窓が目印の「lili(リリ)」。
普通のオフィスビルの1階にあるので、一見カフェがあるように見えないかも。
店内に足を踏み入れると、1階と地下に繋がる階段があります。
注文は1階で行い、コーヒーとフードはスタッフが席まで運んでくれるシステムです。
カフェ lili(リリ)のメニュー
メニューはコーヒー・紅茶のほか、コーヒーとお茶を使ったカクテルを提供。
ハンドドリップ・カフェラテともに、注文時に5種類のコーヒー豆から選択できます。
リリブレンド・コロンビア・エチオピアは南池袋「COFFEE VALLEY」、コスタリカ・エチオピア×ルワンダは世田谷「Seven Years Coffee」で焙煎したものを使用しているそう。
食べログカフェ百名店にも選ばれた「COFFEE VALLEY」の豆を使っているとあって、おいしさはお墨付きです。
希望すれば、実際に豆の香りをかいで選ぶことも可能。
どんな味か気になる人は、味の好みなどスタッフに伝えて選んでもらうこともできます。
フードメニューは、コーヒー・お酒どちらにも合いそうなオープンサンドイッチのほか、カヌレやプリン、フィナンシェといったスイーツを提供しています。
メニュー数はそれほど多くありませんが、どのフードも丁寧に作られたこだわりの逸品。
見た目も美しく、オシャレに盛り付けられています。
写真映え必至!おしゃれで居心地の良い空間
地下の座席を階段上から見たところ。
グレーを基調としたオシャレ空間が広がっていて、テンションが上がりました。
広々としていて、ゆっくりくつろげそうです。
お水はセルフサービス方式。
中央にある、暖炉のような印象的なインテリア。
調べてみたところ「DESIGNTIDE TOKYO 2011」で発表されたもので、アーティストによる一点ものだそう。
もともとは「祈りの家具」をテーマした、暖炉の形をした仏壇だったみたいです。
存在感のある不思議な形をしていて、つい見入ってしまいます。
さりげなく置かれたドライフラワーもオシャレ。
ウッディなベンチ席。
2人掛けのテーブル席。席の間隔がゆったりとられているのがうれしい。
店内はWi-Fi対応、座席の下には電源があるので、PC作業も可能です。
道路に面した大きな窓から日が差し、地下だけど日当たりが良く開放感があります。
落ち着けるカフェミュージックのBGMも素敵。スピーカーがたくさんあり、音響がとても良いです。
ただし、音量はやや大きめなので、シーンとしたなかで読書や作業をしたいという人には向かないかもしれません。
ここにもドライフラワーとキャンバスのオブジェが。
細かなところまでインテリアのこだわりを感じました。
カフェラテ・オープンサンド・プリンを注文
アイスカフェラテ・オープンサンド・プリンを注文しました!
カフェラテが背の高いワイングラスに入って出てきたのでびっくり。特別な飲み物を飲んでいる気分になれます。笑
リリブレンドのアイスカフェラテ
アイスカフェラテ(680円)。
「リリブレンド」は、liliオリジナルのブレンドコーヒー。エルサルバドル・エチオピア・グアテマラをブレンドしているそう。
ミルクがとってもまろやかで、酸味の少ないカフェラテでした。
最初はほのかにフルーティーな香りがして、まろやかな飲み口。あとから優しい苦みを感じられて、味の変化がとてもおいしかったです。
たまごとアンチョビのオープンサンドイッチ
こちらは、たまごとアンチョビのオープンサンドイッチ(580円)。
ライ麦パンのオープンサンドイッチは、盛り付けがとってもオシャレ。
料理の提供はややゆっくりめでしたが、かなり丁寧に作っていることが伝わってきました。
卵、玉ねぎ、オリーブ、アンチョビという、お酒にも合いそうな組み合わせ。
お皿に盛られたローズマリーやオリーブオイル、スパイスの香りもたまりません。
ナイフとフォークで切っていただく、オープンサイドイッチ。
たっぷりの卵のまろやかな味わいと、アンチョビの塩気が相性抜群。
とても複雑で凝った味付けで、ちょっと高級な料理を食べているような気分になれました。
プリン
こちらは、デザートのプリン(550円)。プリンはぷるんぷるんのやわらかいタイプ。
たっぷりのホイップクリームとカラメルソースがとってもおいしそう!
プリンはバニラ強めで濃厚な味わい。やわらかくて口の中でとろけます。
ブランデー(コニャック)が混ざったホイップクリームをつけると、一気に大人の味に。
カラメルは甘さ控えめでほろ苦くて、甘いプリンによく合いました。
ブランデー入りのホイップクリームが新鮮で、とってもおいしかったです。
lili(リリ)でくつろぎのカフェタイムを過ごそう
池袋にまた素敵なカフェが誕生して、とても嬉しいです。これから人気が出そうな予感です。
コーヒーもフードも空間もこだわりが感じられ、とても居心地が良い「lili(リリ)」。
朝8時から夜20時まで営業しているので、ライフスタイルに合わせてさまざまなシーンで利用できそうですね。
池袋で穴場カフェを探している方は、行ってみてはいかがでしょうか。
取材・文・撮影=ERIPO(としまらいふ)