うつレンズはほぼ、写ルンですの描写
今回は新しく買ったカメラ、FUJIFILM X-pro3 で撮影してみました。最初に結論から… …。
「これはほぼ写ルンです!」
すごーい!!(語彙力)まずは作例をご覧ください。
光とか描写はまさに、写ルンですを思い出させるような感じ。なんて楽しいレンズなんだ〜!笑
うつレンズの使い方・設定
うつレンズの絞りは F16の固定なので、絞り値の設定は不要。カメラの設定は基本オートモードにしておけば良いと思います。
ネガティブな面としては、F16なので背景ボケのある写真は撮れませんし、暗いところだと手持ち撮影はきついです。日中の明るいところでも、ISO100とかだと手ブレすると思います。(上の写真はISO感度を400にしてみましたが、ご覧のように手ブレしてしまいました)
なので、例えば絞り優先モード+ISO感度はAUTOにしておくと良いかと思います。ちなみに装着後シャッターが切れない場合もあるようで、その場合はカメラの設定でレンズ無しレリーズをONにすると撮れますよ〜。
また1m以内の被写体はピンボケしてしまうので、ピントがちゃんとあっている感じを出したい場合は1m以上離れた方がいいですよ!
普通のデジタルレンズと、うつレンズの比較
うつレンズの方が柔らかくモヤッとしていて、まさに写ルンですという感じですね。もう少し色々な写真を載せてみます!↓
ちなみに写真は全て、撮って出しの無加工です。X-pro3でフィルターや色調整を行っていることもありますが、無加工でもかなり写ルンです感がありますね〜!
背景ボケで撮影したい時はデジタルレンズで、お出かけの風景とか、その場の様子をエモい感じで残したいなあというときはうつレンズで撮るようにしていました。6,000円という値段でこの描写が楽しめるなら、かなりアリではないかと思います。個人的には今年の(執筆時、まだ8月ですが笑)ベストバイです!
ちなみに、うつレンズはとても薄いパンケーキレンズで、と〜っても軽いです。ポケットとかにも全然入ります! (レンズ自体の写真を撮っていないので、そちらはぜひ公式サイトで見てみてください、すみません……!)
このレンズで女子ポートレートとか撮影するのも、良さそうな気がします。また撮影したら更新したいと思います〜!
取材・文・撮影=田中海月(カメラガールズ編集部)