※感染拡大防止のため、営業状況が異なる場合があります。公式HP等で営業時間のご確認をお願いいたします。
Cafe des Artsは紅茶とアートが楽しめるカフェ
Cafe des Arts(カフェ・デ・アーツ)は、東京芸術劇場の2階にオープンしたカフェ&アートスペース。ゆったりとした空間で、紅茶やスイーツ、アルコールを楽しめます。
とくに紅茶にはこだわりがあり、ハーブティーやフレーバーティーなど40種類以上を提供。
さまざまな時代が交差するようなアート作品の展示もあり、気軽にアートに親しめます。
今後はアート関連のワークショップの開催も予定しているそうです。
オーナーは青山の老舗サロンバー「ARTS」を営んでいて、以前は天王洲銀河劇場でシアターバー「STRA DE ROUGE(ストラ・ド・ルージュ)」も手掛けていたそう。(STRA DE ROUGE は2018年に閉店)
これまでは観劇に来た人専用のシアターバーでしたが、東京芸術劇場で誰でもいつでも楽しめるカフェになったのは嬉しいですね。
POINT
- 40種類以上のフレーバーティー・ハーブティー
- 静かで落ち着いた空間の大人向けカフェ
- 短時間の待ち合わせに使えるスタンディング席あり
- 店内にはさまざまなアートを展示
- お茶とスイーツのみで食事の提供はなし
Cafe des Arts(カフェ デ アーツ)のアクセス・営業時間
- 【営業時間】11時~20時
- 【定休日】東京芸術劇場の休館日に準ずる
- 【住所】東京都豊島区西池袋1-8-1 東京芸術劇場2階
- 【電話】03-6635-0655
- 【アクセス】JR池袋駅 西口 徒歩2分/2b出口 直結
- 【座席】45席前後
- 【喫煙】禁煙
- 【駐車場】あり
- 【駐輪場】あり 池袋駅西第二自転車駐輪場(2時間まで無料)
- 【子供】6歳未満NG
- 【HP】Instagram(https://www.instagram.com/cafe_des_arts_tmt/)
落ち着いた静かなひとときを過ごす場所なので、6歳未満の子供の入店はNGだそうです。
Cafe des Arts(カフェ デ アーツ)に行ってきた
Cafe des Arts(カフェ・デ・アーツ)に行ってきました! 東京芸術劇場の2階、プレイハウス右横にあります。
2021年1月に閉店したカフェ「ビチェリン」があった場所です。直近は「8Kリビングシアター」が設置されていました。
久しぶりにカフェがオープンして、とても嬉しいです!
店内は白と黒とブラウンと基調にした、スタイリッシュでモダンな雰囲気。
天井が高く、とてもゆったりとした空間が広がります。
誰にも邪魔されずに静かな時間を過ごしたい人に向けて、一人用の席を充実させたそうです。
大人数のグループと一緒になることなく、心ゆくまでひとりの時間を満喫できます。
観劇やコンサート後の余韻に浸りたいときにぴったりですね。
お店の奥にいくにつれて、2人席、4人席とだんだん席数が増えていきます。
店内はところどころに観葉植物が飾られ、オシャレな雰囲気ながらも癒やしを与えてくれます。
ゆったりとくつろげるソファ席。
カフェの前面はガラス張りになっていて、劇場のアトリウムを見渡すことができます。
昼は日当たりが良い明るく開放感のある雰囲気、夜は薄暗いムードのある雰囲気を楽しめそうです。
壁一面に描かれた壁画。アートな世界にぐっと引き込まれます。
Cafe des Artsのオーナーやスタッフはアートに精通する人が多く、店内にはさまざまな芸術作品が飾られています。店内のアートはオーナーが集めたコレクションだそう。
こちらは70年以上前の海外のファッション誌。VOGUEやELLEの歴史を感じることができます。
近代美術で有名なマンレイが1920年代にデザインしたチェス盤(復刻版)。
カフェを楽しみつつ、店内で気軽にアートに触れることができるのは嬉しいですね。
窓際のカウンター席にもさまざまな絵や写真が並びます。
ちなみにこちらのカウンター席は目の前の通路がよく見えるので、待ち合わせで利用するのにとても便利なつくりになっています。
店内にいながら、待ち合わせの合流が可能です。
待ち合わせに早く着いたからちょっとだけ時間をつぶしたい、なんてときに有効活用できそうです。
自由に絵が描けるアトリエデスクもあり
Cafe des Arts(カフェ・デ・アーツ)にはアトリエデスクがあります。油絵の道具やキャンバスが一通り揃っていて、ここで絵を描くことができます。
料金は画材と場所代込みで1,500円~(キャンバスのサイズによる)だそうです。
ちょっと絵を描いてみたいなんてときに、画材をすべて揃えるのは大変ですよね。アトリエデスクに来れば、気軽に絵を始めることができますよ。
こだわりの紅茶と甘いスイーツで極上のティータイム
とにかく種類が豊富な Cafe des Arts の紅茶メニュー。
ミルクキャラメル、アラベスクローズ、ファンファーレ、バニラムーン、チェリーパフェなど、紅茶の名前がとってもきらびやか。観劇の世界から飛び出してきたような、心くすぐる素敵な名前が並びます。
楽しく悩みながら、今回はプリンセスライチティー(1,000円)を選んでみました。
プリンセスライチティー
紅茶はポットで提供されます。紅茶の色がよく見えるガラス製のカップが嬉しい。
紅茶を注ぐと、ライチの甘~い香りが……! とても香りが豊かでびっくりしました。
プリンセスライチティーの説明によると「王妃が愛したライチの香り。バラの甘みが隠し味のライチティー」だそう。
フレーバーティーってこんなに複雑な香りと味が出せるんですね。フルーティーな香りと甘みがたまらない、とても飲みやすい紅茶でした。
紅茶はポットにたっぷり入っていて、4杯楽しめました。
紅茶は東京の清澄白河の紅茶専門店「TEAPOND」のもの。とても香りが良く、フレーバーの味をしっかり感じられるおいしい紅茶でした。
ブラッドオレンジジュース
こちらは鮮やかな赤い色が綺麗な、ブラッドオレンジジュース(600円)。
爽やかで酸味が強いオレンジジュースです。
フォンダンショコラ
濃厚かつビターな甘さがたまらない、フォンダンショコラ(単品600円、お茶とセットだと500円)。
中からあふれ出てくるトロトロのチョコレートがたまりません。
添えられた生クリームは甘さ控えめで、洋酒が効いた大人の味。
チョコレートと洋酒の香る生クリームの組み合わせが最高でした。
マンゴーソルベ
こちらはアルフォンソマンゴーのソルベ(400円)。
糖度の高いアルフォンソマンゴーを使った濃厚な甘みと香り。口当たりはサッパリしていて、暑い日にぴったりのスイーツです。
レッドペッパーヨーグルト
こちらはオープン当日のサービスとして提供していただいたヨーグルト。
もっちりしたコクのあるヨーグルトに、ハチミツとレッドペッパーがかかっています。
レッドペッパーとヨーグルトの意外な組み合わせが、とってもおいしくてびっくり。キレのあるスパイシーさがたまりません。
新感覚のヨーグルトでした。
Cafe des Arts(カフェ デ アーツ)のメニュー
紅茶を中心に、各種ドリンクやスイーツメニューがあります。食事の提供はありません。(価格は税込)
ティーメニュー
紅茶はすべてポットでの提供となります。
- 世界の紅茶(4種)各1,000円
- フルーツティー(2種)各1,000円
- デカフェティー(4種)各1,000円
- フレーバーティー(19種類)各1,000円
- オリジナルブレンド(5種類)各1,000円
- 日本茶(2種)各1,000円
オリジナルブレンドは、4~6種のハーブをブレンドしたオリジナルのハーブティー。「月の光」「アルテミシア」「アブサン」「花香茶」「ボジョレー」といった、おしゃれな名前がついています。
コーヒー
- ハウスブレンド 600円
- たっぷりサイズのカフォレ 700円
ソフトドリンク
- ブラッドオレンジジュース 600円
- 有機キャロットジュース 600円
- ゆずハニースカッシュ(ICE/HOT)600円
- エルダーフラワーコーディアルドリンク(ICE/HOT)700円
- オーガニックコーラ 700円
- 和製ジンジャーエール 600円
- ウィルキンソンジンジャーエール辛口 600円
- アイスティー(アールグレイ/ダージリン)600円
ソルベ
シングル 各400円 / ダブル 各600円
フランボワーズ、アルフォンソマンゴー、塩キャラメル、ストロベリー、ホワイトピーチ、ラムレーズン、バジル、洋梨など(ラインナップは時期によって変わります)
スイーツ
タルトタタン、フォンダンショコラ、チーズケーキ 各600円
紅茶かコーヒーを注文する場合は各500円(セットの場合はコーヒーはおかわりが可能)
アルコール
- グラスワイン(赤・白・スパークリング)各1,000円
- ビール(カールスパーグ・ギネス)各600円
- ウイスキー(6種)各800円
- リキュール(2種)各800円
- ベルモット 800円
- ジン 800円
- ウォッカ 800円
おつまみ
- 生ハム ハモンセラーノ 700円
- パテドカンパーニュ 800円
- 美味しいオリーブたち 500円
- サラミ トスカーナ 700円
- ボードアペリティフ(ハムなどおつまみ盛り合わせ)1人 900円、2人 1,800円~人数で対応可
Cafe des Artsでゆったりとした時間を楽しもう
観劇やコンサートの後に感じる、まだ現実に戻りたくないような後を引く気持ち。
そんな余韻をじっくり楽しめる素敵なカフェが劇場内にできて、多くの人に喜ばれそうです。
Cafe des Arts は紅茶のラインナップが驚くほど充実しているので、フレーバーティーやハーブティーが好きな人にもおすすめです。
日常のあわただしさや都会の喧騒からしばし離れて、Cafe des Arts(カフェ・デ・アーツ)でゆったりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
取材・文・撮影=ERIPO(としまらいふ)