広々とした露天エリア。温泉と絹の湯で美肌になれる
施設自慢の温泉は、保湿成分が高いというメタケイ酸を豊富に含んでいる。肌の新陳代謝を活発にし、潤いを与えてくれる美肌の湯だ。
そんな温泉を開放感あふれる露天岩風呂で楽しめる。竹をはじめとした植物の植栽や白木造りの屋根などで和の雰囲気を演出。和やかな雰囲気の中で入浴をすれば、肌がすべすべになってくる。
露天エリアには絹の湯もある。超音波によるミクロの気泡が湯の中に満ちてお湯が真っ白に。お湯に浸かってみると絹のような滑らかさを感じる。温熱効果もあるらしく、血行促進や皮膚の活性化など、まるで全身エステのような心地よさだ。
じっくりと体が温まったら、デッキチェアでゆったりとくつろぐ。東京とは思えないくらいの自然を感じられるので、ヒーリング効果も期待できる。
水流や泡で疲れを取る各種内湯のほか、蒸し風呂も好評
広い湯船にのんびりと浸かれる白湯などがある内湯エリアも見逃せない。リラクゼーションバスは、湯船の底から立ち上がる泡がマッサージをしてくれる。冷水枕もあるので、のぼせることなく長湯が楽しめるのもうれしい。
ジェットバスやバイブラ、シェイプアップバス、座・マッサージ、スーパージェットバスなどと豊富。泡と水流によって、体をほぐれてくる。痩身効果も期待できそうだ。
さらには、日本初という炭酸泉と電気風呂の融合した高濃度炭酸泉電気マッサージ風呂もある。低周波電流でコリをほぐし、炭酸ガスが溶け込んだお湯で血行促進が進むという。電気のピリッとした感覚も楽しい。
蒸気に包まれる仙蒸洞もおすすめ。美容や健康増進が期待できる麦飯石が敷き詰められていて、マイナスイオンたっぷりの蒸気に包まれる。蒸気が巡回し、汗とともに疲れが取れるという蒸し風呂『塩』やサウナもある。
岩盤浴で体を、マンガで心を癒やす
岩盤浴「surga(スールガ)」もぜひ利用したい。室内は40~43度で、湿度が高いため、高温サウナが苦手な人でも大丈夫。ベッドは皮膚の老化やトラブルを防ぐ岩塩、発汗効果に優れる黄土、自然治癒力が向上するというアメジストなどを使用。細胞の新陳代謝を活発にし、健康促進のさまざまな効果があるといわれている。
エリア内には、テレビ付きのリクライニングチェアや寝転べるホットフロアもある。エリア最大級という1万冊以上のマンガがそろえているので、のんびりと過ごすことができた。利用は中学生以上、料金は700円(岩盤浴専用着・マット付き)。
食事やリラクゼーションなど、一日中楽しめる
お食事処は、テーブル席とお座敷席を合わせて約140席と広々としている。各種定食や麺類、一品料理などがそろう。さらに旬を大切にした季節のメニューや期間限定のイベントコラボフェアなどもあるので、目移りばかりしてしまいどれを食べればいいか迷ってしまう。
まずは、生ビールをはじめとした豊富なアルコール類を注文して、ほてった体を冷ましてからじっくりと料理を決めたい。
手もみ処やアカスリなどのリラクゼーションサービスも充実。特に和香庵では、さまざまな癒やしのトリートメントと結果重視のマシーントリートメントが好評。超高周波を利用したハイパーナイフの施術も受け、脂肪細胞を分解し、痩身の期待ができる。
運営スタッフの田川弘明さんは、「お客さまより人気が高い露天風呂は東京に居ながらにして自然を感じられます。天気のいい日はデッキチェアで日光浴も楽しんでください」と話してくれた。
取材・文=速志 淳 写真=天然温泉 仙川 湯けむりの里