商店街の夏枯れ対策で始まった
関東屈指の七夕まつりとして知られる「茂原七夕まつり」。きっかけは1954年、買い物客が減る夏の時期にお客さんを呼び込もうと榎町商店街が実施したのが始まりだった。この試みが成功を収め、茂原市の夏の一大行事にしようという機運が高まり、翌年の1955年に第1回が開催された。現在では県内外から毎年多くの人出でにぎわい、70年以上も続く歴史ある祭りへと成長した。
期間中は華やかな竹飾りや提灯飾り、くす玉や吹き流し、趣向を凝らした大型飾りなど、約500個の色鮮やかな七夕飾りが登場! 茂原駅前から商店街一帯にかけて飾られ、空を埋め尽くすほどの迫力を味わえる。また伝統的な七夕飾りに加え、キャラクターや装飾飾りなど個性豊かな作品が多いのも茂原の七夕まつりの特徴だ。「昼は風に揺れる鮮やかな飾りを、夜は提灯や明かりに照らされた幻想的な景色を楽しめ、会場全体が七夕一色に包まれます」と茂原市商工観光課の担当者。
「もばら阿波おどり」や「YOSAKOI夏の陣」、多彩なグルメも醍醐味!
見どころは七夕飾りだけではない。七夕飾りの下で阿波踊りやよさこいとの競演も行われ、イベントに華を添える。25日(土)に行われる「もばら阿波おどり」では、11連の踊り手たちが豪快な男踊り、艶やかな女踊りで会場を魅了する。地元連だけでなく、高円寺阿波おどり連協会から江戸っ子連や天翔連も参加。フィナーレの総踊りは圧巻の迫力だ。26日(日)の「YOSAKOI夏の陣」では、15チームの踊り手たちが色鮮やかな衣装をまとい、個性あふれるパワフルな踊りと軽快な鳴子で観客を盛り上げる。どちらも見応え十分だ。
「七夕飾りや踊りだけでなく、グルメも最大のお楽しみ」と茂原市商工観光課の担当者。28台のキッチンカーが集まる「キッチンカーグルメフェスティバル」、商工会議所に所属する企業が出店する「商工会議所横丁」、多彩な屋台、さらにアジアングルメが集結する「茂原アジアンナイトマーケットin茂原七夕まつり」など、期間中、街のどこを歩いても新しい発見やおいしいグルメに出合えるというわけ。食べ歩きとともに、七夕飾りや熱いパフォーマンスを楽しもう。
開催概要
「第72回茂原七夕まつり」
開催期間:2026年7月24日(金)~26日(日)
開催時間: 14:00~21:00
会場:JR茂原駅周辺商店街(千葉県茂原市千代田町・町保)
アクセス:JR外房線茂原駅すぐ
【問い合わせ先】
茂原七夕まつり実行委員会☎0475-22-3361
公式HP:https://www.mobara-tanabata.com/
取材・文=香取麻衣子 ※写真は主催者提供






