全国各地に伝わる漁師飯や郷土料理を味わう絶好の機会

写真は2023年の様子。
写真は2023年の様子。

2019年2月に代々木公園でスタートし、2023年11月に初めてお台場で開催された際は4日間で約17万人が来場した好評イベントが今年もやってくる!

旬の魚介を使った海鮮丼をはじめ、全国各地に伝わる漁師飯や郷土料理、海鮮ラーメンや海鮮パエリアなど、バラエティあふれる和洋中の魚介グルメが大集合する。

登場するブースは約70~80店。本マグロを解体するブースでは、さばきたての新鮮なマグロが味わえるほか、大トロ・中トロ・赤身を思う存分食べ比べできる豊洲かんぺい会の本まぐろ大とろ入り三色丼なども登場。また、『吉祥寺 肉ドレス海鮮丼 本店』の肉ドレス海鮮丼が初出店し、店舗では食べられないキャビアをのせた限定メニューが登場とあって話題を集めそうだ。

事務局長の小塩さんは、「全国各地の漁師さんが選んだ自慢の『プライドフィッシュ』を使った絶品海鮮丼が味わえる巨大キッチンカーが初登場します。東日本大震災の被災地の福島県で水揚げされたノドグロやヒラメなど『常磐もの』と呼ばれる魚介を使った海鮮丼、能登半島地震と豪雨に見舞われた石川県の名産品『能登かき』、中国への輸出停止の影響を受けている北海道や東北のホタテ料理など、食べることが応援につながるメニューもたくさんご用意しています」と注目ポイントを語ってくれた。

『ココロ焦ガレ』の特選ハラミステーキ~ウニ添えて~。
『ココロ焦ガレ』の特選ハラミステーキ~ウニ添えて~。
『NICO TACOS』の岩のりと牡蠣のアヒージョ。
『NICO TACOS』の岩のりと牡蠣のアヒージョ。
『いか焼き文寿』のいかぽっぽ焼。
『いか焼き文寿』のいかぽっぽ焼。
『ももたろうフィッシュ』のももたろうフィッシュバーガー。
『ももたろうフィッシュ』のももたろうフィッシュバーガー。

「発見! ふくしまお魚まつり」が同時開催

東日本大震災からの復興応援を目的とした「常磐もの」と呼ばれる福島県の魚介を使った料理が味わえる「発見! ふくしまお魚まつり」の同時開催も見逃せない。親潮と黒潮がぶつかる福島県沖の海域は、魚介の宝庫。ノドグロやヒラメなど福島県各地の旬の新鮮な魚介を使った海鮮丼のほか、ウニ貝焼きやサンマのポーポー焼き、ホッキ飯などの郷土料理からパエリア、ラーメン、エスニック料理まで幅広いメニューがそろう。福島県の地酒やワインも並ぶので、ぜひ一緒に召し上がれ。

「第10回Fish-1グランプリ」では各賞を決定&さかなクンのトークショーも

全国各地の漁師が選んだ自慢の魚「プライドフィッシュ」や地魚など、国産水産物を使った魚料理が出品されるコンテストも行われる。来場者と審査員の投票により、グランプリなど各賞が決定。また、ステージではさかなクンによるトークショーをはじめイベントも行われるので注目したい。

開催概要

「SAKANA&JAPAN FESTIVAL(魚ジャパンフェス) 2024 in お台場」

開催期間:2024年11月1日(金)~4日(月・休)
開催時間:10:00~18:00
会場:お台場青海地区特設会場(東京都江東区青海1-1)
アクセス:ゆりかもめ東京国際クルーズターミナル駅から徒歩2分、ゆりかもめ台場駅から徒歩6分
入場料:無料

【問い合わせ先】
公式HP https://37sakana.jp/sjfesodaiba/

 

取材・文=前田真紀 画像は主催者提供