香味野菜スープと13種のスパイスが奏でる香りのハーモニー『カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎 神保町本店』
店内はスパイス濃厚な空気が充満。炒めたタマネギに、ホールスパイスを加え、香りがたったらパウダースパイスを投入。香味野菜を赤白ワインで煮込んだスープと合わせた薬膳カリーは、13種のスパイスがえも言われハーモニーを奏でる。「沈殿しやすいので、かき混ぜてから少しずつご飯にかけてみて」と、店主の志賀弘唯(ひろゆき)さん。さらりとした口当たりが汗を呼び、ビール恋しや!
『カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎 神保町本店』店舗詳細
野菜たっぷりでうれしいバランスのよさが◎『洋食膳海カレー TAKEUCHI』
長年フレンチとイタリアンのシェフとして腕をふるって来た店主の竹内智さとしさんがオープン。酸味と辛味がほどよくブレンドされたカレーはもちろん、ごろっとのった野菜の素揚げや具だくさんの味噌汁など、つけあわせも丁寧、繊細、美味! カウンターのみ13席ゆえ昼時には行列もしばしばだが、このボリューム(ごはんと味噌汁はおかわり無料!)でこの価格、しかも味がいいとなれば大納得。奥様の丁寧かつキビキビとした客さばきも気持ちがいい。
『洋食膳海カレー TAKEUCHI』店舗詳細
スパイシーなルウが肉の旨味を引き立てる『ポンチ軒』
「うちはとんかつ屋なので、とんかつをしっかりと味わってほしい」と、店長の橋本正幸さん。肉厚でやわらか、軽い揚げ上がりのロースカツは、カレーと別々に盛るのがポンチ軒流だ。カレーは豚と鶏、そして少量の牛の合いびき肉を使用した、とろみのあるキーマカレー風。ベースとなる野菜の甘みと、少し遅れてやってくる辛味のバランスが絶妙。カツとともに食せば、何層にも折り重なった肉の旨味が口いっぱいに広がる。
『ポンチ軒』店舗詳細
構成=フラップネクスト 取材・文=佐藤さゆり、神田ぱん、風来堂 撮影=高野尚人、丸毛 透、中込 涼、金井塚太郎
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