街のニーズに応える堅実な品揃え『ブックファースト シャポー市川店』
街の需要に応えるべく、参考書や問題集も充実した幅広い品揃えで出迎える。一方、個性的な展開があるのも魅力で、そのひとつが好評の手書きPOP。「常連様も多く、地域のみなさまとの信頼関係をもっと強めていきたい」と店長の丸山諭さん。
スタッフのおすすめ
『For You』
五十嵐貴久著/祥伝社文庫
現代と80年代が交互に進む、甘くてほろ苦いミステリー。市川もひとことだけ登場!?
『ブックファースト シャポー市川店』店舗詳細
つい足を止めたくなるにぎやかな店頭『住吉書房 本八幡店』
人通りの多い通路に面した棚は頻繁に入れ替えるから、新鮮で季節感たっぷり。「数年前のリニューアルや新しいマンションができたことで、客層もがらっと変わった印象です」と店長の田上嘉志(たがみよしゆき)さん。通りすがりの子供が目を輝かせて手を伸ばす児童書も強みだ。
スタッフのおすすめ
『しましまぐるぐる』
柏原晃夫著/学研プラス
長年売れ続ける人気商品。鮮やかな色合いの絵本で「赤ちゃんが泣きやむ」という声も。
『住吉書房 本八幡店』店舗詳細
熱意が伝わる棚で選択肢がぐっと広がる『ときわ書房 本八幡スクエア店プラスゲオ』
ぜひチェックしたい文芸コーナーは、サイン本も積極的に仕入れ、スタッフの気持ちがこもったPOPも楽しい。「幅広い提案ができるよう、バランスを見ながら選書しています」と文芸担当の鈴木崇広さん。地域を意識したセレクトが光る雑誌にも注目だ。
スタッフのおすすめ
『ガールズ・アット・ジ・エッジ』
犬怪寅日子著/ハヤカワ文庫JA
ピンサロ店の殺人事件から始まるサスペンス。鈴木さんも「おもしろい」と太鼓判!
『ときわ書房 本八幡スクエア店プラスゲオ』店舗詳細
いつでも知識欲に応えてくれる店『くまざわ書店 本八幡店』
店長の守屋智弘さんいわく「本八幡は本を読む習慣が根強く残っている街」。強みの人文書は、大型店にしかないような本も揃う充実のラインアップに驚かされる。朝7時オープンだから、通勤・通学の前に話題の商品をさくっとチェックできるのもうれしい。
スタッフのおすすめ
『荷風の昭和前篇─関東大震災から日米開戦まで─』
川本三郎著/新潮社
市川で晩年を過ごした永井荷風が、激動の昭和をどう生きたかに焦点を当てた文芸評論。
『くまざわ書店 本八幡店』店舗詳細
立地も店内もキッズフレンドリー『有隣堂 ニッケコルトンプラザ店』
ニッケコルトンプラザ内の映画館が近く、「実写化された本をまとめたコーナーも人気です」と店長の大井唯さん。児童書売り場「Do!kids」では毎週末に読み聞かせ会を実施。約350坪ある店内は、ベビーカーでも通りやすい広めの通路でゆったりまわれる。
スタッフのおすすめ
『磯崎新論』
田中純著/講談社
建築家・磯崎新の評伝で、市川市・三田文学会主催の「永井荷風文学賞」の受賞作。
『有隣堂 ニッケコルトンプラザ店』店舗詳細
明るい店内で本選びがますます楽しい『書房すみよし シャポー小岩店』
「限られたスペースでも各ジャンル幅広く展開できるよう心がけています」と店長の大谷雄介さん。アクティブな年配の方も多いそうで、スポーツやパズルの雑誌が特に人気なのだとか。やぐらをイメージした形のフェアコーナーなど、配置や什器(じゅうき)にも工夫が光る。
スタッフのおすすめ
『げいしゃわるつ・いたりあの』
有吉佐和子著/中公文庫
著者が若き日に花街を取材して書いた幻の快作が、60年以上の時を経て初の文庫化。
『書房すみよし シャポー小岩店』店舗詳細
取材・文・撮影=中村こより
『散歩の達人』2026年1月号より






