アパートの一室に開いた新たな場『鎌倉_今小路ブックストア』[鎌倉]
アパートの入り口に立つ「本」の看板につられて1階奥の一室に入ってみると、壁沿いの棚や中央の大きな机に、本がぎっしり並んでいる。庭に面した位置にソファもあり、思いがけない空間に心が躍る。店主の高木徳昭さんは映像プロデューサーでもあり、独立して会社を興し、2021年4月に古書店を開いた。映画はもちろん、旅や歴史の本を厚く揃えている。レジ横、村上春樹の一群は入魂の棚だ。
この街らしい本&おすすめ本
『鎌倉_今小路ブックストア』店舗詳細
住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-7-7 今小路荘103/営業時間:土・日の10:00~日没/アクセス:JR横須賀線・江ノ電鎌倉駅から徒歩5分
創業112年鎌倉の「顔」『島森書店 鎌倉本店』[鎌倉]
駅に近く、観光客も地元の人も頼りにする地元密着の老舗書店。鎌倉の風土や歴史の本にはもともと力を入れていたが、2022年はNHKの大河ドラマの影響もあって棚を増やし、通常の3倍の広さになっている。『吾妻鏡』などの古典にはじまり、歴史解説、伝記、ゆかりの地巡りのガイド本など、バラエティに富んだご当地本の並びは壮観。在住の作家の作品も数多く、鎌倉を知るにはまず立ち寄りたい。
この街らしい本&おすすめ本
『島森書店 鎌倉本店』店舗詳細
住所:神奈川県鎌倉市小町1-9-3/営業時間:9:30~20:00/定休日:無/アクセス:JR横須賀線・江ノ電鎌倉駅から徒歩1分
本がある生活を支える街の書店『文教堂 鎌倉とうきゅう店』[鎌倉]
スーパーや家電量販店、生活雑貨の店が入るビルの6階にあり、買いもの帰りの地元の人でにぎわう。入り口の平台は、エスカレーターを上がってきた人の目に入りやすいように角度をつけて並べていたり、表紙と背を交互に見せてメリハリを出したり、本を見つけやすいような工夫が随所に光る。そのときどきの世情に沿った品揃えで、地域の人々の暮らしを支える生活密着のお店だ。
この街らしい本&おすすめ本
『文教堂 鎌倉とうきゅう店』店舗詳細
住所:神奈川県鎌倉市小町1-2-12 東急ストア鎌倉店6F/営業時間:9:00~20:00/定休日:無/アクセス:JR横須賀線・江ノ電鎌倉駅から徒歩1分
取材・文=屋敷直子 撮影=加藤熊三
え~、みなさん。湘南散歩、堪能しておられますか。私、古畑任八郎と申します。突然ですが、街並みをご覧になって気がつくことはありませんか……そう! なぜか「8」の付くスポットが多いんです。漢字にしたら末広がり、横に倒したら無限大。古来より縁起のいい数字として知られてきた8ですが、ここ湘南の地では、また別の意味が込められているようで。
縄文時代から人が住んでいたと言われる大磯町。じつは町内のいたるところに、車社会になる前まで脈々と利用されてきた古い山道が眠っている。忘れ去られた道を人の手でよみがえらせようと試みているのが、「大磯古道山道つなげ隊」だ。
2022年の大河ドラマの舞台となった街だが、ドラマがあってもなくても一年じゅう人影が絶えないのが鎌倉。「散歩の達人」も2年に1度は特集でお世話になっている、掘っても掘っても尽きることのない散策ネタの宝庫だ。丸ごと散歩のテーマパークのような街、何度でもじっくり歩いてほしい。





