profile:湯沢祐介(ゆざわ ゆうすけ)
1980年東京都生まれ。
月に500匹以上のペット撮影を手がける。
七色の声を使い分けてわんちゃんの気を引き、猫じゃらしで猫を操りながら撮影するペトグラファー。
その巧みな猫じゃらしさばきから「猫じゃらしの魔術師」の異名を持つ。
写真教室講師、原稿執筆、テレビ出演、レンタルフォト撮影など多岐にわたる活動をしている。著書多数。

皆さんもお出かけ先の綺麗な景色を背景に撮ったり、ご自宅内で撮っていると思いますが、3の背景紙を使った撮影はあまりやった事が無いのではないでしょうか?

「撮影イベントなどで撮ってもらった事がある」という方もいるかと思いますが、背景紙と小道具をふんだんに使って撮ってもらう、よく見る“定番のアレ”です。限られたスペースでも様々なパターンで撮影出来るのでイベントでの撮影に向いていますね。

犬猫をメインで撮影していますが、ウサギなどの小動物も撮影します。

今回はこの背景紙を使ったお手軽撮影方法を伝授します。

やり方は簡単です。

ご自宅のできるだけ明るいお部屋の壁に可愛い柄の壁紙をテープで貼り付けましょう。
手前におしゃれな小物を置いてあげれば完成です。

明るい部屋で撮ればストロボを使わなくても綺麗に撮る事が出来ます。

壁紙はホームセンターで量り売りしていますが、あまり可愛い柄はないので壁紙屋のオンラインショップで買うのがオススメです。

「壁紙を買ってまではちょっと……」という方は、大きめのバスタオルフリースを使っても撮る事ができますよ。

トランプ柄のバスタオルを使って撮影。

撮る時のポイント

①明るい部屋で撮ろう

私の場合はストロボを使って撮影しますが、ストロボを使わなくても撮ることは可能です。その為には出来るだけ明るい部屋で撮るようにしましょう。

②望遠レンズを使おう

壁紙もタオルも背景紙としては小さいです。広角レンズを使うと画面いっぱいに背景紙を写せず、壁が見切れてしまいます。それを防ぐためには望遠レンズを使うといいでしょう。望遠で撮る事で狭い範囲を切り取れるので背景紙以外の物が写ってしまう事がありません。

広角レンズだと背景の壁紙が足りなくなってしまいます。
望遠レンズなら画面いっぱいに壁紙を入れることができます。

③被写体が大きい時は顔アップで

壁紙の幅は一般的に約90cmと狭いので、被写体が大型の場合、全身を撮るのは難しいです。
その場合は無理に全身を入れようとせずに顔に寄った写真に仕上げてみましょう

④小道具を効果的に使おう

可愛い背景をよりかわいく見せる為に小道具を使ってみましょう。ただしあまり沢山配置するとごちゃごちゃして見栄えが良くないので1つ2つポイントで入れるようにしましょう。

空柄の壁紙とかき氷の食品サンプルで夏らしさを演出。

ペットボトルなどを被写体に見立ててバランスよく小道具を配置してから撮影に入るとスムーズに進みますよ。

以上の事を意識すればおうちでもスタジオセット風の写真を撮ることができます。
背景紙を変える事でポップにもシックにも様々なイメージで撮影出来るのでたくさん試してみてください。

文・写真=湯沢祐介

コロナウイルスの影響がいまだに続いている中、それぞれがお家での楽しみ方を見つけています。ペットの写真を撮ってSNSにアップして楽しんでいる方がいる一方で、撮りたいけど上手くいかない、カメラは難しくてわからないと言う方もいるはず。ここではそんなカメラ初心者さんやスマホしか使った事がないといった方達がワンランク上のペット写真を撮れるようにちょっとしたコツをお話しします。
同じ場所で同じ被写体を撮っても使っているレンズが違うと見え方が変わってきます。レンズ交換式のカメラを使っている人は様々なレンズを使うと表現の幅が広がってきますよ。最近のスマホはレンズが3つ付いているものが増えてきました。スマホで写真を撮っている方もレンズを切り替える事で見え方が変わってくるので試してみましょう。今回はペット撮影でよく使うレンズとそれぞれの特徴をお話しします。