ファンに寄り添いつつ進化する『ポッポ』
ラーメンにたこ焼き、今川焼。バケツいっぱいのメガ盛りポテトの浪漫(ろまん)ときたら。にんまり笑みが隠せない。そこへ総括マネージャーの白澤さんから「大森店限定で、ちょい飲みセットもやってます」と、甘い誘惑が。お酒も付けて満漢全席。アガるぜ!
『ポッポ』は1975年の創業時から多彩な品揃えを誇り、定番はいずれもロングセラーだ。
ポテトやたこ焼きを頬張りながら、生ビールをクイッ。これだけで至福の極みだが、シニアマーチャンダイザーの渡邉さんは「先日、今川焼とハイボールを合わせる、なかなか通なお客さまがいて」と、気になる逸話を披露。試してみると、ウイスキーの芳香が今川焼の甘みに彩りを加え奥深い味わいに。イケるぞ!
さらに看板の醤油らーめんを啜(すす)れば、あっさり魚介風味に心和む。なんだか懐かしくて、優しくて、楽しい。この味わいと風情が『ポッポ』らしさだ。その「らしさ」を守りつつ、今、『ポッポ』は新たな挑戦をしている。
2026年1月14日にはプレミアム醤油らーめんの販売を開始。清湯(ちんたん)と鶏油強めのスープにコシのある細麺。具はレアチャーシューに穂先メンマと豪華仕様。口中に運べば、澄み渡る上品な風味がぶわっと広がり、頬がゆるむ。
「商品開発部がめちゃくちゃ気合い入れて」。その言葉に偽りなし。専門店の如き味わいだ!
また、全国のイトーヨーカドーとヨークマートではチルドの袋麺、フリーズのポテト、そしてデリカで店舗と同じ姿の「山盛りポテト」がズラリ。「閉店した店舗のお客さまから、惜しむ声をたくさん寄せられるんです。そんな方に、自宅で『ポッポ』の味を楽しんでもらいたくて」と、白澤さん。今後もこのシリーズは新商品を開発していくそう。その心配り、感涙ものだ。
ファンに寄り添いつつ進化する愛深きファストフード店。大森に来たら『ポッポ』へ行こう!
ポッポのアレおうちでも食べられます
ポッポのポテト
デイリー売り場(総菜コーナー)にはおなじみのボックスにギッシリ詰め込まれたポテトがズラリ。こんなん素通りできないよ……。冷凍はたっぷり500g。山盛りポテト2回分だぁ!
ポッポの醤油ラーメン
見よ、売り場を埋め尽くさんばかりの袋麺を。1袋2食分。鶏と豚をベースに魚介を加えたスープと細いちぢれ麺て、ポッポのラーメンそのものですやん……。困ります。もう、これ以外の袋麺を買えないじゃないですか!
取材・文=どてらい堂 撮影=逢坂 聡
『散歩の達人』2026年2月号より








