元和3年に京都で創業の老舗和菓子店
東銀座駅から徒歩3分ほどにある『銀座 萬年堂本店』。
元和3年(1617)に、京都寺町三条にて創業。現在13代目、400年以上の歴史ある老舗和菓子店。
当時は、御所、所司代、寺社等に菓子を納めていたとのこと。後水尾天皇に御菓子を納めた記録も残っているそうです。
その後、明治5年(1872)遷都に伴い東京・八重洲に移転。その後銀座にも出店しましたが、戦災で両店舗とも消失。銀座店のみ再建して営業を再開。銀座エリアで何度か移転の後に、2022年に現在の店舗をオープンしました。
店頭のショーケースの中でも、特に目立つのは季節により入れ替わる上生菓子。
やはり老舗の練り切りなどの上生菓子は、美しくて黒猫テンションMAXひゃっほー!
銀座という場所柄もあり、手土産などのテイクアウトの方が多いですが、抹茶と上生菓子のセットで喫茶でも味わうことができます。
喫茶スペースも、ゆったりとしていて居心地よい空間になっています。
絶品の粟ぜんざい
お椀ではなく、木箱で提供される粟ぜんざい。
一般的な粟ぜんざいより器も大きいので、ボリュームもありうれしい。
お茶請けとほうじ茶も付いています。
たっぷりの粟の上に、萬年堂特製のこしあん。
たぶん粟ぜんざいをよく食べる方は、この時点で違いに気が付くと思います。
粟の一粒一粒がしっかりとして大きく、そして鮮やかで美しいと。
使っているのは、粟の新品種“いわてあわこがね”。
しっかりとした粒の黄色は、加熱すると更に鮮やかな黄色になり、食感もよいので和菓子界隈で注目の粟なのです。
全体のもちもち感と、一粒一粒のプチプチ食感がたまらないおいしさ。
熱々のこしあんも、粟に負けない味わいで相性ぴったりです。
今まで粟ぜんざいを味わっても、あまり粟の違いまでは気にしませんでしたが、この“いわてあわこがね”は明らかに違いが分かります。
やはり素材のよさは大事だと再認識したにゃー♪
煉(ね)りたてあん蕨
美しい器で登場のあん蕨。
器も楽しめるのが素敵ですね。
注文を受けてから、萬年堂特製あんと蕨粉を煉り上げたあん蕨。
たっぷりのきな粉がかかっています。
温かで、やわらかなあん蕨。
まずはそのまま味わってみると、ふるふるで弾力もあるのに、口の中ではスーっと溶けていくのど越し。
あんのやさしい甘みに、きな粉の香ばしさが加わり大満足のおいしさです。
思わず全部食べてしまいそうになったのを思いとどまって、別添えの黒糖蜜をたら〜り。
さらに味わい深くなって、ウマウマ倍増にゃー♪
「煉り立てあん蕨とお抹茶」には、二膳目としてお茶請けとほうじ茶が付きます。
老舗の出来たての味を堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
取材・文・撮影=ミスター黒猫









