おまかせフード1品とドリンク2杯で1000円という破格のセットから、ラーメン、トースト、卵かけご飯まで。店頭のメニューだけでも幅広いラインアップがうかがえます。

店内にお邪魔すると、まず目を引くのは店の奥まで続くカウンター。

その奥にはたくさんのボトルが並びます。

フード持ち込み自由で、子連れも安心! Uber Eatsも頼めちゃう

お店のオープンは2014年11月。もともとこの場所にあった焼酎バーを、店主の光畑雅紀(みつはたまさき)さんが引き継ぐかたちでオープンしました。

お客さんの要望や好みを反映していくうちに洋酒、ノンアルコールをふくむカクテル、食事メニューが増えていったそう。

客層は幅広く、和洋のお酒を楽しむ方はもちろん、0歳児から小学生まで幅広く子供連れのパパママにも愛されています。店内禁煙なのでお子さんも安心です。

なんとフード持ち込みが無料(ドリンク持ち込みは有料です)。

ボックス席に家族で腰掛け、マクドナルドのハッピーセットをお子さんに食べさせながら、食事とドリンクを楽しむお母さんもいます。

「ワンオペでやっていてお待たせしてしまうので、それならばとフードは持ち込みOKにしました。Uber Eatsの注文をしてもらってもいいですよ」

子育ての合間にも、ちょっと気分転換できるのはうれしいですね!

定番から変わり種まで……おすすめの焼酎を堪能

焼酎以外のお酒も充実していますが、せっかくなので珍しい焼酎をいただきたいと思います。

カウンターの奥、左の方には米、麦、芋などさまざまな焼酎をラインアップ。下段 490円、中段 590円、上段 690円と明朗会計です。

最初にいただいたのは熊本県・豊永酒造の麦焼酎、超にごり麦汁(ムギジル)590円の焼酎ハイボール。麦の香ばしさを堪能できる濃厚な味わいで、一口ごとに麦の飲み物であることを実感する飲み応えのある一杯です。

おつまみはブロッコリーのチーズ焼き380円をチョイス。旨味たっぷりの食材同士の組み合わせで、焼酎ハイボールにぴったりでした。

続いて、光畑さんおすすめの焼酎をオーダー。炭酸を注いだ瞬間、香りが広がります。

宮崎県・落合酒造場の生姜焼酎、鏡洲(かがみず)ジンジャー590円。米麹、麦、生姜を使った焼酎で、炭酸で割ると甘さを抑えたモスコミュールのようなさわやかさとキレを感じました。

おなかが減ってきたので、パスタをお願いしつつビールをオーダー。

日によって異なるこの日のクラフトビールは、長野県・ヤッホーブルーイングのベルジャンホワイトエール「水曜日のネコ」でした。甘酸っぱくて、さわやかな飲み口。食欲とフードへの期待が高まります。

締めに選んだのは、シン・オイルサーディンのパスタ1100円。

「これに合う焼酎をおすすめの飲み方で」とお願いして選んでいただいたのは、鹿児島県・霧島町蒸留所の芋焼酎、明るい農村590円の水割りです。

オイルサーディンの旨味、芋焼酎の香りとすっきりしたのど越しがマッチして、すぐさま完食!

さまざまな焼酎の魅力を堪能できるひとときとなりました。

店内には気になる仕掛けがいっぱい

光畑さんは多趣味なようで、釣り、ツーリング、登山など多様な部活動へのお誘いも。

店内を見回してみると、お客さんを楽しませる仕掛けがたくさん見つかります。

プラモデルや電動ガンなど気になるものがいっぱい。

ひとり飲みから子連れの食事まで幅広く楽しめる、『BARホオズキ』。ゆったりと楽しい時間を過ごせるお店です。

<店舗情報>

  • 店名:BARホオズキ
  • 住所:東京都荒川区西尾久7-33-8 ジュエル城東101
  • 営業時間:18:00〜翌5:00(1:00以降、来客数ゼロの場合は閉めることがあります)
  • 定休日:不定休(詳細はInstagramにて)
  • 電話番号:03-3809-1336
  • Instagram: @hoozuki7
  • X(旧Twitter): @barhoozuki
  • Facebook: @wasyu.bar.hozuki

取材・文・撮影=荒川102