画像出典:PRTimes
そごう・西武は、プレスリリースで改装計画や売場について発表しています。
POINT
- 上質な体験と特別な高揚感を提供
- ラグジュアリー・コスメ・デパ地下を強化
- 世界的な高級ブランドショップと上質な内外装
- 婦人・紳士フロアをわけず同一店舗内に展開
- 改装により売り場面積は現在の約半分へ
今回の改装のテーマは「INCLUSION(インクルージョン)」。(※意味:包括性・多様性の受け入れ)
そごう・西武は「ライフスタイルの多様化に合わせて、百貨店も進化が求められる時代になった」と言及しています。
現代の多様で柔軟な時代性に合わせ、「婦人」と「紳士」両方のカテゴリーを同一の店舗内に広く展開予定です。
婦人フロアと紳士フロアが分かれていた伝統的なスタイルから脱却し、友人、カップル、家族が一緒にショッピングを楽しめる空間を目指します。
リニューアル後の正面玄関イメージ。
今よりもさらにラグジュアリー感が出ていますね。
建築デザインコンセプトは「MAISON(メゾン)」で、3つの要素(クラス感、洗練、アート)を取り入れた高級感のあるものになるそう。
(※クラス感とは「高級な」「一流の」といった高級感漂う洗練された雰囲気のこと)。
改装後は、ラグジュアリー・コスメ・デパ地下を中心に売場を強化。
「ラグジュアリー」エリアは世界のトップ約60ブランドを集結し、売場面積は現状比 約1.3倍に。
「コスメ」エリアはユニセックスブランドを含む約60ブランドを展開し、売場面積は現状比 約1.7倍。
「デパ地下」は新ブランドを含む約180ショップを展開予定です。
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「西武池袋本店」では、現在全館改装工事を行っています。
「美・食・ファッション中心」になるとのことで、どのようなお店がオープンするか気になりますね。
2024年6月21日には、1階にヨドバシの美容ストア「ヨドブルーム」がオープン予定です。
今後のオープンスケジュール
- 地下1・2階(デパ地下)
2025年1月予定 - 3階(コスメ)
2025年1月予定 - 1・2階、4階~6階(フレグランス・宝飾・時計・ラグジュアリー)
2025年春予定 - 7・8階(ファッション・雑貨・催事場・アートサロン)
2025年夏~秋予定
「西武池袋本店」の売り場面積は、リニューアル後は現在の約88,000 ㎡ から 約48,000 ㎡ になります。
全面改装によって面積はほぼ半分になり、もう半分には昨年出店の発表があった「ヨドバシカメラ」が入ると思われます。
現時点ではリニューアル予定に入っていませんが、9階屋上がどうなるかも気になるところです。
フードカートの閉店が続いており、2024年6月末には老舗の「かるかや」「フィッシュショップ」も閉店します。
乗降客数世界3位のターミナル駅である池袋駅。
「西武池袋本店」は、国際アート・カルチャー都市として進化を続ける、池袋の玄関口とも言えます。
時代にあわせて新たな価値を提供する、新しい「西武池袋本店」に期待したいです。
「西武池袋本店」アクセス・店舗情報
- 【リニューアル予定】2025年1月から段階的に実施
- 【売場面積】約48,000 ㎡
- 【ショップ数】約380ショップ予定
- 【営業時間】10時~21時(日祝は21時まで)
- 【住所】東京都豊島区南池袋1丁目28-1 西武池袋本店1F
- 【アクセス】池袋駅東口 直結
- 【公式】プレスリリース
取材・文・撮影=としまらいふ