絵になるなと思った風景と出合うとき、その瞬間を捉えたい!っていうときって大抵カメラ持ち歩いていないか、鞄にしまっている時なんですよね……(カメラ持っているときにも出合っているのだろうけれど……)。
作品を撮る
「作品撮影」を意識して「写真を撮る」のは初めてで、スナップを意識して歩いているとそこら中に素敵な瞬間があふれていることに気付くことができました。
これは朝、電車内から。
ちょっと押されたら扉に挟まれる〜と思いながらも、ちゃっかりパシャリ。
【 電車の車窓からシリーズ】
朝焼けが若干残っているかな……の京急線の車内から。
新幹線、街並みが京都っぽくなってきたな、京都まであと数分、の左側車窓から。
ほぼ京都駅、の新幹線車窓から。
【 目的地へ向かう、駅。シリーズ 】
たくさんの人が行き交う京都駅。新幹線で京都に降りることがほとんどなかったので、いつもの出口を探すのにひと苦労。
毎日使う駅。光が綺麗だなと思える心の余裕を持ち続けたい。
汐留。観劇後にふらふら散歩。
【 日常 の欠片 】
人混みだと、やっぱり並行垂直とかをこだわって撮るのは難しい……。
止まらず歩き続けないといけないからブレることもある……。
それでも、「綺麗だな」と感じたものを残したい。
毎日、歩く場所だからこそ、日常にスパイスをトッピングしていきたいな……と思うのです。
こんな光のアートも1分後には消えてなくなってしまう。
花よりも儚い光の芸術。(たまに会社の人に見られて気まずくなるのは内緒)
休憩をずらして撮った、ある日の昼下がり。
いつものロビーが特別な場所に感じられる。
【 街中の静寂 】
都内なのに、横浜なのに……とにかく人がいない。
普段なら、行きたい方向に行くのもやっとなくらいの人混みなのに。
ホール前、この写真だけ、実は後ろを振り返るととてつもない人混み。
ここまでの写真、実は全部スマホで気軽に撮ったものなのです。
しかもiPhoneでもない、カメラ会社の作っているAndroidでもない。
ただの格安スマホ。
「良い写真」になるかどうかは自分次第なのかな。と。
逃したくない瞬間を仕留める事ができるのも、それを見つけることができるのも、何よりそれによって毎日が楽しくなることも。
全て写真が趣味で良かったな。と思わせてくれるわけなのです。
もちろん、間に合わないこともよくある、けれども手に持っている確率の高いスマホで、お気に入りになる写真が撮れるって良いな、と。みなさんにもぜひ撮ってみていただきたい。
そんなことに気づかせてくれる・学ばせてくれる初めての作品撮りでした。
fin.
取材・文・撮影=camell編集部