台北市立美術館

育ちのいい地元美術館

台湾人建築家、高而潘の設計。白い積み木を組み合わせたような独特な構造の建物だが、内部はシックで歩き回っていて不自然さを感じない。収蔵品、企画展示のレベルも高い。物見遊山の観光客も少なく、落ち着いた雰囲気の中で、近代以降の台湾アートを鑑賞できる。

じつはアジア最大規模の現代美術館でもある。
さまざまな方向に延びる出窓が特徴的な建築。
周囲は公園になっており、館内からは美しい光景が眺められる。
美術館だけでなく、レストランやカフェなども併設しているので、ぜひ立ち寄りたい。

『台北市立美術館』スポット詳細

台北市立美術館(タイベイシーリーメイシュグァン)
住所:台北市中山區中山北路三段181號/営業時間:9:30〜17:30(土は〜20:30)/定休日:月/アクセス:MRT 圓山駅から徒歩9分

寶蔵巌國際芸術村

丘にひしめくアートの迷宮

お寺の先の美の隠れ里。小さな丘がまるごと芸術村。入り組んだ路地の古民家にアーティストが暮らし、自作の小物を販売したり、作品展示をしている。作品と日常の境が曖昧で、現代アートの迷路を彷徨うような体験が新鮮。丘から見下ろす川の風景ものどかでよい。

至るところに芸術作品がころがっている。これは大きなフォーチュンクッキーを模した作品。
台北の人にもあまり知られていない、穴場アートスポットだ。
芸術村の高台からは、川が一望できる。ゆっくり流れる時間を楽しもう。

『寶蔵巌國際芸術村』スポット紹介

寶蔵巌國際芸術村(バオツァンイェングォジーユンシュツォン)
住所:台北市中正區汀州路三段230 巷14 弄2 號/営業時間:11:00〜22:00/定休日:月/アクセス:MRT公館駅から徒歩11分

台灣設計館

台湾デザインの歩みを概観

元たばこ工場の建物と敷地を文化活動の拠点として再生させたのが「松山文創園區」。「台灣設計館」はその中核をなすデザイン美術館。台湾ほか世界各地のデザインの名品を収集展示。たばこ工場の痕跡を残す館内も見どころだ。台湾デザイングッズの売店も隣接。

設計は「デザイン」のこと。世界的デザインアワードを数々受賞している、台湾のデザイン作品が並ぶ。
日本時代のたばこ工場跡地を再利用した施設。建築も必見!

『台灣設計館』スポット紹介

台灣設計館(タイワンシェジーグゥワン)
住所:台北市信義區光復南路133號(松山文創園區内)/営業時間:9:30〜17:30/定休日:月/アクセス:MRT国父紀念館駅から徒歩8分

取材・撮影・文=奥谷道草/撮影=Unya Chang(『台北市立美術館』)
MOOK『散歩の達人 台湾』より