畳敷きの檜風呂や露天岩風呂、ぬる湯など多彩な風呂を楽しむ
船堀駅から徒歩5分という好立地。新小岩駅や西葛西駅からも1時間に1本無料送迎バスが出ているので行きやすい。
入り口では、イメージキャラクターでもある湯桶を抱えた大きな招き猫の看板が迎えてくれる。これを見ただけでも、ファミリー層を意識した温浴施設であることがわかる。
男女別の浴室は1階にある。人魚の像を配した大浴場には、36度前後のぬる湯のバイブラ湯があるので、やや熱めの温泉白湯と交互浴がおすすめ。
さらに、ジェットバス、電気バス、シルクインバス、高濃度人工炭酸泉の檜風呂、露天エリアの岩風呂などあり、バリエーション豊かな湯浴みを楽しめる。
内湯エリアには高温サウナと低温サウナもあり、フロントで塩を購入すれば、低温サウナで塩サウナを体験できる。
名作も新刊もそろう1万5000冊のコミックに注目!
『東京健康ランドまねきの湯』の最大の特徴は、“まねきリゾート”とも称する遊べる温浴施設であること。
1階には舞台カラオケが楽しめる大広間を兼ねた食事処「遊食処くすのき」があり、約1万冊のコミックを揃えたリラックスルームのMANEKI TOWN(まねきタウン)もある。
ゲームにカラオケ、卓球……。遊んだあとはリラックスルームへ
2階はレジャーとリラクゼーションのフロア。5000冊のコミックをそろえた漫画本コーナーをはじめ、卓球コーナーや遊具を置いたキッズコーナー、ゲームプラザ、さらに「カラオケまねきねこ」などがあり、時間が経つのを忘れるほど。
テレビを備えたリラックスルームは朝まで使えるので、宿代わりに利用する人も多い。クッション付きのリラックススペースは、個室感覚のロフト。マンガを読んだり仮眠をとったり、ゆったりとしたくつろぎの時間を過ごせる。
「子育て支援に力を入れているので、ご家族でお越しの際は小学生までのお子様が入館料無料となります。また、朝まで仮眠滞在施設としてもご利用いただけますので、ビジネスマンに好評です」と話される支配人の小西大介さん。『東京健康ランドまねきの湯』は、入浴施設の枠を超えた一大レジャー基地といえるだろう。
取材・文=塙 広明、写真=東京健康ランドまねきの湯