厳選された映像×作品で美の世界へ誘う
これまで2500回にわたって放映され、数々の名品を紹介してきたNHK「日曜美術館」。2026年に50年を迎えるにあたり、番組で紹介した西洋・日本の絵画や彫刻、浮世絵、屏風、土器、伝統工芸といったジャンルを超えた名品が一堂に集結。番組の歴史とともに綴られる。
広報担当者は「本展は、Eテレ『日曜美術館』の放送50年を機に開催する展覧会です。2500回を超える放送の中で取り上げた古今東西の作家・作品を厳選して展示するとともに、さまざまなジャンルの出演者がその作家や作品に対して語った言葉を紹介します。長きにわたり美と人をつないできた『日曜美術館』。“美”がもつ魅力、時代を超えて心に響く言葉をお楽しみください」と見どころを語る。
当時の番組映像からも、作品が当時どのように語られ、紹介されたのかを追体験することができる。
全5章を通して「日曜美術館」の歴史をたどる
第1章「語り継ぐ美」では、各界の第一線で活躍するゲストが敬愛する作家や作品への思いを語り、美の本質や創作の背景に迫る。大江健三郎が語るフランシス・ベーコン、彫刻家の舟越保武(ふなこしやすたけ)が伝える松本竣介、哲学者の矢内原伊作(やないはらいさく)が伝えるアルベルト・ジャコメッティなど、出演者の言葉で語られる古今東西の作家と作品が登場する。
第2章では、村上隆、大野一雄、井浦新らがつむぐ言葉で、縄文土器・土偶、伊藤若冲、曾我蕭白、葛飾北斎など、日本美術の名品にスポットを当てる。
また、第5章「作家の生き様と美」では1980年から放映された「アトリエ訪問」シリーズで紹介された多くの作家の創作現場にも注目。岡本太郎、柚木沙弥郎、志村ふくみ、加山又造、李禹煥、舟越桂、諏訪敦、山口晃など、放送時の映像とともに、制作過程での作家の言葉に耳を傾けることで、創造という行為の深淵をのぞいてみたい。
開催概要
「NHK日曜美術館50年展」
開催期間:2026年3月28日(土)~6月21日(日)
開催時間:10:00~17:00(入館は~16:30)
休館日:月(ただし5月4日は開館)
会場:東京藝術大学大学美術館(東京都台東区上野公園12-8)
アクセス:JR上野駅から徒歩10分 、地下鉄千代田線根津駅から徒歩10分、地下鉄日比谷線・銀座線上野駅から徒歩15分
入場料:一般2000円、高校生・大学生1200円、中学生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの人と付き添い1名まで無料(入館時に障がい者手帳などを提示)
【問い合わせ先】
ハローダイヤル☏050-5541-8600
公式HP https://nichibiten50.jp/
取材・文=前田真紀 画像は主催者提供







