いのパン店

生活に寄り添うパンとハチミツ

店主の鹿野さんと母の猪川美穂子さん。2人の笑顔に会いに何度も通いたい。

「数年前、母をそそのかして、子供のころから夢だったパン屋を一緒に始めました」と店主の鹿野美由紀さん。旧東海道にちなんで作られた栄養価たっぷりの旅人のパンをはじめ、生活に寄り添うパンが多く並ぶ。「宿場町だったせいか新参者にやさしい」と言うように、店内はいつも近所のお年寄りや親子でにぎわっている。

イチジクが入った旅人のパン1/2本529円やガレット風パンが人気。
ベンチは近所の人たちの憩いの場。

『いのパン店』店舗詳細

住所:東京都品川区東品川1-29-1/営業時間:10:00~(売切れ次第終了)/定休日:日・月・木/アクセス:京急本線北品川駅から徒歩6分

ブーランジェリー 龍月堂

和菓子職人の父の遺志を受け継ぐ

お母さんと奥さんと仲よく店を切り盛り。

40年間和菓子屋として営業していた龍月堂。和菓子職人だった父が病に倒れ、息子の永田和成さんは店を継ぐ決心をした。「東京を出て10年間沖縄でパン屋を営んでいたので、『田舎モンに何ができる!』と父に言われて。1年間東京のパン屋で修業しなおしました」。そんな和成さんの努力により、店はブーランジェリーとして生まれ変わった。ボリュームのあるサンド系から菓子パンまで、一日を通して100種類ものパンが並ぶ。

カレーパン220円。
「父の遺言から、看板とオーブンは赤にしました」。
ちびパンは子供たちに大人気。子供が片手で持てるよう作られたちびパンたち。

『ブーランジェリー 龍月堂』店舗詳細

住所:東京都品川区北品川2-11-12/営業時間:10:00~19:00/定休日:木(その他不定休あり)/アクセス:京急本線新馬場駅から徒歩2分

BOULANGERIE SEIJI ASAKURA

焼きたてパンの香りに吸い寄せられる

シェフの朝倉さん(左端)の下でパン作りを学びたいというスタッフが各地から。

フランスの有名店で修業を積み、焼きカレーパンの発案者としても有名なシェフ・朝倉誠二さんが営む店。住宅地にあるこぢんまりとした店舗には、お客さんがひっきりなしに入っていく。ブドウやホップ、出身地でもある徳島県産のユズの天然酵母を使用したパン生地は、どれも香り高さが特徴だ。「常に焼きたてを提供したい」という思いから、常時7〜8人で店を切り盛り。店内にはパンの香りが充満し、自然と顔がほころぶ。

主力のチーズカレー329円やバゲット324円。マンゴーたっぷりの新作も。
パリをイメージした外観。
焼きたてパンがずらり!電話予約して焼きたてを購入することもできる。

『BOULANGERIE SEIJI ASAKURA』店舗詳細

住所:東京都港区高輪2-6-20 朝日高輪マンション1F/営業時間:9:00〜18:30/定休日:木/アクセス:地下鉄浅草線高輪台駅から徒歩9分

構成=フラップネクスト 取材・文=川端美穂 撮影=木村心保