Plateau books(プラトー ブックス) [新刊・古書]

心地よい空間で読書の喜びにひたる

2019年3月にオープン。店内は、読書に集中できる絶妙な明るさ。

店主の中里聡さんは建築家。自ら設計した店内に並ぶ本は、建築関係にはじまり、社会学、哲学、自然科学、料理と多岐にわたる。中央の大きなテーブルでは、コーヒーや漢方茶を飲みながらくつろぐこともできる。「本は自分でめくらないかぎり読めないですよね。押しつけがましくないんです」と話すように、空間や選書が主張しすぎず、訪れた人それぞれの心地よさを尊重してくれるような空気が流れる。本を選び、読むことに没頭できるところだ。

店主の中里さんは書店の設計も手がけたことがある。
オリジナルブレンドコーヒー500円。器も店の雰囲気に合っている。
日本文学の品揃えも豊富。

こんな本、売ってます

猫ごよみ365日 今日はニャンの日? 猫といっしょに季節のある暮らし
トラネコボンボン中西なちお 著
成文堂新光社/2017年/2640円
建築における「日本的なもの」
磯崎新 著
新潮社2003年/2530円

『Plateau books』店舗詳細

住所:東京都文京区白山5-1-15 ラークヒルズ文京白山2F/営業時間:12:00~18:00/定休日:月~木/アクセス:地下鉄三田線白山駅から徒歩5分

Pebbles Books(ペブルズ ブックス) [新刊]

本という種が無数に育つ自然の庭

店主自ら内装を手がけた。開店3年目でも棚は増え続けている。

1階には新刊、雑誌、文庫、絵本など、2階には人文、哲学、歴史と、一軒家ならではのジャンル分けが楽しい。1階では最新の情報に目を通しつつ気軽に読めるものを、2階はすこし背伸びをして何かを深く考える助けになるものを。気分や目的に応じて、本を選ぶ贅沢を味わうことができる。店主の久禮亮太さんは、本を並べ棚をつくることを「庭づくり」と言う。豊穣な実りのなかから、自分の目で何かを発見したい。

閑静な住宅地に立つ一軒家。

こんな本、売ってます

時間について100の言葉
シュテファン・リーゼンフェルト 編
山本文子 訳
女子パウロ会/2012年/1320円
モスクワの伯爵
エイモア・トールズ 著
宇佐川晶子 訳
早川書房/2019 年/3960円

『Pebbles Books』店舗詳細

住所:東京都文京区小石川3-26-12/営業時間:13:00~22:00/定休日:無/アクセス:地下鉄春日駅・後楽園駅から徒歩10分

こどもの本屋 てんしん書房 [新刊]

ロングセラーから新定番まで

店主の中藤智幹さんが、1冊1冊しっかりと選んだ絵本と児童書がおよそ5000冊。近所の子供たちが、学校が終わったあとに立ち寄り、本を読んだり選んだり、それぞれの時間を過ごしていく。通路が広く棚も低めで、大人にも子供にもやさしい店だ。

『こどもの本屋 てんしん書房』店舗詳細

住所:東京都文京区小石川5-20-7/アクセス:地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩4分

取材・文=屋敷直子 撮影=三浦孝明
『散歩の達人』2020年11月号より