柴田商店

濃厚豚骨に魚介系の芳醇な香り

高校生はほとんどライス付きで、あっという間に平らげる。

いわゆる豚骨の味を想像してスープを飲むと「あっ」と驚く。魚介の旨味も効いた予想外のおいしさ。スープのベースは豚の頭骨を4時間煮たもの。「生臭さが残らないように、香味野菜と一緒に徹底的に煮込みます。そこに煮干しや昆布を入れ、丼に盛るときに鰹節の粉末を加えます」(店長・永井さん)。ここまで出汁の効いた魚介豚骨スープは珍しい。煮豚ではなく燻製にされたチャーシューは、噛むと旨味がジワッと広がり味わい深い。

とんこつ醤油600円。ライスはお代わり無料、替え玉100円。
分業制で、すばやくスープを仕上げる。

柴田商店

住所:神奈川県横浜市港北区日吉2-2-11/営業時間:11:00〜翌1:00/定休日:無/アクセス:東急東横線・目黒線・地下鉄グリーンライン日吉駅から徒歩2分

麺場 ハマトラ 日吉店

重低音響く工場現場で黒い麺を!?

テーブルとして使われているのは工事現場の「足場」に板を載せたもの。

製麺所を併設し、3軒ある系列店のうちここだけで味わえるのが“黒い麺”だ。麺に練り込む素材を試行錯誤の末、たどり着いたのが竹炭の微粒粉。小麦粉の味や匂いを損ねず、デトックス効果も期待できるという。工事現場風の独特の内装は、「自宅前の資材置き場で、作業員の食べるカップラーメンがおいしそうに見 えたというオーナーのアイデアで(笑)」と店長・熊谷さん。低音が効いた洋楽も異空間の演出に一役買っている。

こく塩鶏そば780円、半熟味玉子100円。チャーシューは鶏もも肉。
開店前の準備で大忙しの厨房。

麺場 ハマトラ 日吉店

住所:神奈川県横浜市港北区日吉本町1-6-21日吉 黒田ビル1F/営業時間:11:00〜24:00/定休日:無/アクセス:東急東横線・目黒線・地下鉄グリーンライン日吉駅から徒歩4分

ラーメン どん

豪快な盛りに隠れた、細やかな気遣い

小魚介ラーメン650円。量が多いので初めての人は小ラーメンをすすめられる。

「うちは二郎インスパイアの店」と言い切る副店長の山本徳行さん。日本中のラーメンを食べ歩き、二郎のさらに上を行くラーメンを目指すべく、徹底的にこだ わっているのが麺やスープの温度。丼はお湯で二度温め、野菜増しなどの注文を先に聞いて、完成から提供するまでの時間を短縮。温度が下がるのを防ぐためだ。 現在、すき焼きのように麺をつけるための生卵20円を“お試し”で提供中。期間はいつまで? 「いやぁ、ずっとだね(笑)」。

開店5分前にはすでにこの行列。
流れ作業で次々に注文のラーメンができあがる。

ラーメン どん

住所:神奈川県横浜市港北区日吉2-1-8/営業時間:11:00〜翌2:00(日は〜22:00)/定休日:無/アクセス:東急東横線・目黒線・地下鉄グリーンライン日吉駅から徒歩2分

構成=福井晶 取材・文=堀内一秀、山本晃市 撮影=金井塚太郎、高野尚人