じゃが!名古屋は広く、観光するにも選択肢が多いが故に逆に何をすればいいかわからない!!

と、そんな贅沢なる悩みを抱える者に良き報せじゃ!

名古屋観光の強力な援軍として『また旅なごや』なる冊子が登場致したぞ!!

『また旅なごや』は全国の主な観光イベントで配布予定じゃ。
『また旅なごや』は全国の主な観光イベントで配布予定じゃ。

この書では観光地が“歴史・工芸・グルメ・芸術・スポーツ”と分野ごとに大きな写絵と共に紹介されておる! 地域(エリア)でも括られておってどこに何があるのか一目瞭然じゃ!

名古屋駅や栄の観光案内所等で無料で手に入れられる故に、これを片手に街を進むがよかろう!!

じゃが、ただこの書について語るだけではつまらぬ、此度はこの前田利家も『また旅なごや』を携えてなごや観光の旅に出ようではないか!!

いざ参らん!!

豊臣ミュージアム

まず参ったのは名古屋市中村区、

中村公園「豊臣ミュージアム』」である!!(主催:名古屋市・名古屋市大河ドラマ「豊臣兄弟!」活用推進協議会)

「豊臣ミュージアム」は本年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」を契機として秀吉・秀長生誕の地・中村に築かれた今年ならではの名古屋の名所じゃ!

「豊臣ミュージアム」内にある「豊臣兄弟! 名古屋中村 大河ドラマ館」(有料)では、大河ドラマで用いられた衣裳や小道具、撮影秘話を見聞きできるほか、豊臣ファミリーの原点、中村の“小一郎の家”の番組セットが再現されておる。

大河ドラマが好きな者も秀吉が好きだよという者も楽しめるようになっておる。

大河ドラマの進みによって展示が変わっていくほか、2027年の1月11日をもって閉館致すまことに本年限定の見どころであるが故に皆に訪れてほしいのう!

「大河ドラマ館」入館者には月ごとに変わる墨絵の来館記念証がもらえるで、何度訪れても良いぞ!!

ひとしきり「大河ドラマ館」を楽しんだところで施設内を進むと待ち受けるは、「名古屋市独自展示〜武将も唸る!戦国めし×なごやめし」(無料)。

我ら武士が好んだ飯に加え、名古屋観光の顔・なごやめしの展示が見られるのじゃ!

信長様が重視、奨励し栄えた名古屋の商人文化から始まるひつまぶしや手羽先、秀吉が好んだ守口漬け、徳川殿が愛した味噌を用いた味噌カツや味噌煮込みうどん、そして名古屋城の築城が起源の一つとも伝わるきしめんなどなど、なごやめしは我ら武士とつながりが深いものが多くある!

大河ドラマ館と共に楽しむのにあつらえ向きといえようぞ。

じゃが、それだけにあらず。

儂が勧めたいのはこの地にある、

運命めしくじじゃ!

なごやめしは実は22種類もあってな、昼餉(ひるげ)や夕餉(ゆうげ)に何を食べようか迷っておる者たちもおるじゃろう。

それを解決してくれるのがこのくじである。

儂もちょうど腹が減って参った。

無論、うまいなごやめしを広めるのも肝要なる観光案内であるから、このくじに我が昼飯を委ねようではないか!!

いざ!!

我が昼食は味噌煮込みうどんに決定じゃ!

金シャチ横丁

味噌煮込みうどんを求め足を延ばしたのは我らが本拠地名古屋城、を出てすぐにある金シャチ横丁・義直ゾーンである!

原寸大の金鯱模型がある土産屋『鯱上々』。
原寸大の金鯱模型がある土産屋『鯱上々』。

この義直ゾーンは味噌カツやひつまぶし等の古くから愛されてきたなごやめしが集まる。

この地にある『山本屋総本家』にて味噌煮込みうどんをいただくとしよう。

儂が此度食したのは、『金シャチ煮込うどん』である!!

エビの天ぷらが2尾のって金シャチが如し、目でも楽しめる逸品である!

味も無論実に美味、否、ここは粋に“でらうみゃあ”と申しておこうかのう。

これからの秋冬には特にあつらえ向きのなごやめしであるぞ!

この後は名古屋城に入り、日本最大級の天守や完全復元の本丸御殿、重要文化財の櫓や門を楽しむがよかろう!

続いて儂が参ったのは名古屋の中心地・栄の街である!!

栄の象徴『オアシス21』の独特なる装いの展望・水の宇宙船は、見るものを楽しませ、特に異国から来た者から人気が高いそうじゃ!!

写真提供=(公財)名古屋観光コンベンションビューロー
写真提供=(公財)名古屋観光コンベンションビューロー

夜になると北にある中部電力 MIRAI TOWERと共に美しい夜景を構え、日ノ本でも屈指の夜景の名所としても知られておるぞ!

中部電力 MIRAI TOWER

斯様に栄は現世の名古屋の象徴的な街なれど、同時に古い歴史を持っておる。

それを感じられるのがこの中部電力 MIRAI TOWER。

高い建物や遠方に見える名古屋城に目を引かれるが注目してほしいのは、東西南北に真っ直ぐ延びる通りと筋じゃ!!

碁盤の目が如し街の形は名古屋城とともにこの名古屋の街ができた400年前に出来上がり、その後は多少の手入れがなされた他は大きく変わっておらぬ。

これはまことに珍かなることなのじゃ!!

と申すのも、我らの時代の街づくりは道を曲げて見通しを悪くしたり大軍が進めぬように道を細くしたりと敵に備え複雑にするのが定石であった。

じゃが直線的で道幅の広い栄の街はその正反対の作りをしておるわな。

徳川殿が天下泰平の世を見据え、守りの堅さではなく暮らしやすさに重きをおいて名古屋を築いたために、他の城下町が近代化に伴い街の形が変えられていった中でかつての姿を保ちながら日ノ本屈指の大都市となったのじゃ!

(街づくりの多くは我が息子・利常が担当しておるから前田家の街とも言えるやもしれん)

見上げれば現世の華やかな街並みがみえ、見下ろせば400年変わらぬ街の形が見える。

中部電力 MIRAI TOWERはこれを諸共に感じられる我が気に入りの名所である!

ちなみに、中部電力 MIRAI TOWERは江戸の東京タワーよりも古くに築かれておって重要文化財に指定されておるぞ!!

大須商店街

さて、真面目な話をしたら再び腹が減った、何か甘味が食べたい気分である。

ということで食べ歩きの街、大須商店街へとやって参ったぞ!!

大須商店街は老若男女が集い、神社仏閣、飯処、呉服屋、土産屋に雑貨屋が一堂に会しておって、ごった煮文化と称される名古屋らしさ全開の街じゃ!!

若人が好む見映えの良い飯が数多ある中で儂が皆に勧めたいのは、流行の最先端、若者から大人気の甘味マリトッツォ!

——にちなんで作られた青柳総本家「ケロトッツォ」である!!

名古屋の土産物の大定番カエル饅頭にマリトッツォよろしくクリームを挟んだ甘味で、クリームと申してもクリームチーズ、程よい酸味が甘い餡子と同盟を組み実に美味であると、現世では大須の食べ歩きの目玉の一つじゃ!!

王道の他に季節によってさまざまな味があって、儂は秋らしく芋味を食したぞ!!

まことに美味であったわ。

青柳総本家殿。
青柳総本家殿。

現世では若者の街として注目されることが多い大須商店街であるが、名古屋城下町南の守りとして築かれた寺町に始まったもので、織田家の菩提寺・万松寺や日本三観音に数えられる大須観音など数多の神社仏閣がある。

三輪神社。
三輪神社。

大須の北の入り口には尾張藩の矢場跡や福うさぎ、三輪鳥居のある三輪神社もあるでな!神社仏閣巡りが好きな者にも勧めの地であるぞ!!

ぴよりんvillage

最後に名古屋の新名所を紹介いたそう!

その名も『cafe &giftぴよりんvillage』じゃ!!

名古屋の新たな人気者・ぴよりん殿を座って楽しめる茶屋である。

茶屋の中はぴよりん殿の愛い絵や人形に囲まれておって、ぴよりん好きには夢の空間となっておる!!

気になる品書きであるが、定番のぴよりんは勿論のことこの『ぴよりんvillage』でしか食べることの出来ない品が数多ある!!

その中でも儂は、ビレッジ限定ぴよりんである、

『villageぴよりん』、

そして夜限定の『星空ぴよりん』、

さらには『ぴよりんクリームソーダ(メロン)』をいただいたぞ!!

勿論無印のぴよりん殿も共に、どれも見目はさることながら実に美味であった。

他にも小倉トーストやアフタヌーンティーなどなど数多の品があるで、幾度でも訪れたい場所であったわ!!

『ぴよりんvillage』は名古屋駅の中にあって遠方から来た者にも訪れやすく、

生菓子の他にも土産に適した焼き菓子もあるでな、名古屋旅の最後に訪れるのもよかろう!

終いに

我が名古屋巡りはいかがであったか!!

期せずして食が多くなったが、此度は歴史を題目に観光地を紹介して参った。

始めにも申したが名古屋はさまざまな分野の観光地が揃っておる、此度儂も用いた『また旅なごや』にてお主の好きな名古屋を見つけ、旅を充実したものにしてくれたらばうれしく思う!

この『また旅なごや』には、「また、来たくなる」ことに加え猫とまたたびにもかけておる。

何度も来たくなる名古屋、まずは一度、訪れてみるがよかろう。

文・写真=前田利家(名古屋おもてなし武将隊) 協力=名古屋観光コンベンションビューロー