前田利家(達人)の記事一覧

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戦国武将のたしなみ!戦術眼を養う囲碁将棋について語る!
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。突然じゃが皆々は将棋や囲碁に触れたことはあるかのう。日ノ本の古き戦術遊戯で、現世では「ぼーどげーむ」なるものが流行っておると聞くが、その元祖とも言える存在じゃな。日ノ本の民になじみの深い遊戯じゃが、今再び人気が増してきておる。一番の理由は言うまでもなく、若き天才棋士・藤井聡太殿の活躍じゃな!史上最年少の記録を数多く持ち、令和六年七月の頭には史上六人目の永世棋聖の称号を最年少で獲得するなど、将棋の長い歴史の中でも特別なる才を見せつけ続けておる。藤井殿は尾張の出身なこともあって、タイトル戦が名古屋で行われる折には大きな盛り上がりを見せておるのじゃ。対局の中で藤井殿が食べる名古屋名物の甘味も注目を浴び、同じものを買い求める者で行列ができたりと一つの名物となっておるわな。囲碁も今大きく盛り上がっておって、こちらも若き天才・一力遼殿の躍進もあって注目を集めておる。一力殿は四年に一度の国際戦である「応氏杯世界選手権」にて決勝へと進み、これに勝利すれば日ノ本初の快挙となる!対局は来月となるそうだで、皆も応援いたそうではないか。囲碁や将棋を知らぬ者たちにはこれを機に興味を持って欲しいところであるが、そんな此度は我ら戦国武将のたしなみでもあった囲碁や将棋の歴史について紹介して参ろうではないか!それでは、いざ参らん!!
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現代なら大人気だったかもしれない? 山名豊国に毛利隆元、「武士らしくない」戦国武将について語る
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。これよりは前田利家の戦国がたりの刻である! 皆は大河ドラマ『光る君へ』は見ておるかな。高慢な人物に描かれがちな藤原道長様を、優しく人情味のある好青年のような、新たな視点で描いておるわな。確かに道長様にまつわる逸話には高慢さを示すものもあるが、感受性が豊かで優しく、それでいて大胆さが垣間見えるものも残っておって、故に道長様は公家の頂点に立つ存在ながら「武家のような性格」と評されることもあった。一般的な公家の印象とは一線を画した存在であったことは確かじゃろうな。 此度の戦国語りでは、公家の生まれでありながら武士が如き豪胆さを持っておった道長様と対照的に、「武士らしくない戦国武将」について紹介して参ろう!我らの時代、武士といえば豪快で勇猛なことが美徳とされ、戦国時代には多くの勢力が興り戦を繰り広げた時代であるが故に、荒々しい者たちが多かった。じゃが! そんな武士の中にも自信がなく謙虚で、争いを好まない者達もおったのじゃ。
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応仁の乱とは結局何だったのか?【番外編】~我が子の陣営ではなかった日野富子、振り回される足利義視、そして戦国大名の台頭へ~
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。此度の戦国がたりは、応仁の乱番外編である!前後編では応仁の乱の簡単な流れと、応仁の乱に至るまでの背景を解説して参った。複雑に絡む様々な原因や、権力者たちの思惑を紹介しておって、此度の番外編を読む助けにもなるで確と読んで参るがよかろう。して、此度の戦国がたりでは乱の最中に起きた出来事と、応仁の乱後の日ノ本が戦国時代へと進んで行った理由について話してまいろうと思う。それでは、いざ参らん!!
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応仁の乱とは結局何だったのか?【後編】~畠山のお家騒動、山名vs細川、そして巻き込まれた将軍家~
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。此度の戦国がたりは、応仁の乱解説の後編である!我らが生きた戦国時代の始まりとなった戦にもかかわらず、詳しく語られることが少ない応仁の乱について話して参るのじゃが、多くの勢力が絡む戦である為に、なかなか説明が難しい戦であるのじゃ。ということで此度は前後編に分けて解説を致しておる次第じゃな!後編となる今回は少しばかり込み入った内容になってまいる。後編を読むにあたって必要となる基礎知識は、前回の戦国がたりにまとめてあるで、まずは入門編である前編を読んでから此度の戦国がたりに挑むがよかろう。それでは応仁の乱解説後編、いざ出陣!!
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応仁の乱とは結局何だったのか?【前編】~ 思惑入り乱れる戦国の幕開けの戦はいかにして起きたのか~
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。これよりは前田利家の戦国がたりの刻である! 夏へと移りゆく過ごしやすい今日この頃であるわな。三月、四月と、年度の変わり目から黄金週間にかかる忙しい時季が過ぎてゆるりと息をつける者も多いのではなかろうか。旅行なんぞを楽しむにも誂(あつら)え向きで、皆が活気づくこの春の時季であるが、我らの時代にとってもあることが盛んに行われる時季だったのじゃ。そのあることとは、……戦である!
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武士の読書とは?『源氏物語』に『平家物語』……古典は戦国時代の嗜み
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。皆は2024年の大河ドラマ『光る君へ』は見ておるかのう!世界的な古典である『源氏物語』の作者である紫式部の謎多き生涯が描かれておるのじゃが、京の都で繰り広げられる公家の勢力争いも確と描かれておって中々に見応えがあるわな。『源氏物語』は現世を生きる皆々にとってもなじみがあるものであろう。学校で一度は読んだことがある者も少なくないのではないか?『源氏物語』が出来上がったのはおよそ千年前。世界最古の長編小説ともいわれておる『源氏物語』、驚くのは登場人物の感情や行動に、現世を生きる者が共感できること。千年の時を隔てておるにもかかわらず、現代でも通じるものを感じ取れるのだ!そしてこれは日ノ本にとどまった話ではなく、異国でも『源氏物語』は共感を呼んで大人気となったそうじゃな。紫式部の表現力や観察力がいかに優れていたのかが分かるであろう。
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戦国時代の医療事情と、天下人にも認められた名医・曲直瀬道三殿について語ろうぞ!【前田利家戦国がたり】
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。これよりは儂(わし)の戦国がたりの刻である!!此度の題目は「戦国時代の医療について」である!いざ参らん!
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春に行きたい城。名古屋おもてなし武将隊・前田利家がすすめる日本の名城、三つを紹介致す!
皆は四月六日はなんの日か知っておるか?簡単な語呂合わせである。答えは『城の日』である!!ということで此度の戦国がたりは日々百名城巡りをし、一年に四十以上の城へ足を運んでおるこの前田利家が皆に勧める選りすぐりの城を三つ紹介致そう!此度は春の時期ならではの魅力があること、そして唯一無二の特徴がある城を選んで参った!春の行楽を考える折の助けに致すが良い!いざ参らん!!
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花見と言えば桜。そのきっかけを作りしは豊臣秀吉だった! 戦国武将も楽しんだ花見の話をしよう!
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。暖かい日が増え、外の景色もにぎやかになって参った! 春を感じる日々であるわな!我ら「名古屋おもてなし武将隊」の本拠である名古屋城も様々な春の花が美しく咲いておる! して、日本の春といえば桜である。 現世の城は公園として整備されており、桜の名所となっておるところも多くある。弘前城や姫路城、高遠城などが特に人気であるが、なんと「日本さくらの会」が選ぶ名所百選には、29カ所も城が選出されておるのじゃ!!無論名古屋城も選ばれておって、約900本の桜が咲き誇るまことに素晴らしき景色を楽しむことができる。桜の人気もあり、春は一年で最も多くの客人が城を訪れる季節。故に、我らも楽しみにしておる。さて、そんな此度の戦国がたりでは花見についての戦国豆知識を届けて参ろうではないか!いざ参らん!!
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『光る君へ』の時代から遠く離れた戦国乱世。女子たちはどう生きたのか!【前田利家戦国がたり】
皆の衆、息災であるか。前田又左衛門利家である。皆は本年の大河ドラマ、『光る君へ』は見ておるか!平安貴族の優雅なる生活と、その陰で繰り広げられる権力争いを此度の主人公であるまひろ(紫式部)を中心に、貴族女性の目線にて描かれておる。そんな平安時代と対照的とされるのが我らが生きた戦国乱世。戦国時代といえば武士や激しい戦の印象が強いであろう。然りながらこれは当たり前のことではあるが、我らの時代を駆け抜けたのは戦に生きる男ばかりではない。此度の戦国がたりでは戦国時代の女子はいかなる生活と役割を担っておったのかについて話して参ろうではないか!いざ参らん!!
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