2026年のサクラ開花・満開予想
厳しい冬の寒さを乗り越え、やっとの思いで迎えた春。日本人の春の楽しみといえば、やはりサクラではないでしょうか。2026年は3月16日に岐阜、高知、甲府で開花が発表されて、サクラ前線がスタートしました。ウェザーマップの予想では、東京・名古屋は3月27日に満開、大阪は4月2日に満開となりそうです(※3月26日発表)。各地、開花の発表から1週間~10日ほど経てば見頃となるため、お花見散歩の計画の参考にしてみてください。
※最新のサクラ開花予想はこちらから。
サクラ博士になろう!クイズ【初級編】
第1問
サクラ(ソメイヨシノ)の花はA、B、Cのうちどれ?
⇒正解:B
ソメイヨシノはB。東京や大阪など多くの地点で気象台が観測の対象にしている。花びらは5枚で薄いピンク。Aはアーモンドの花。ソメイヨシノやモモの花とよく似ており、3月から4月頃に開花する。Cはカワヅザクラでソメイヨシノよりも早く咲き、例年2月上旬から開花する。花びらの色は濃いピンクであることが特徴。原木は静岡県河津町にあり、「河津桜まつり」は毎年多くの人でにぎわう。
※Aの画像=花博記念公園鶴見緑地 アーモンドの森(鶴見緑地パークセンター提供)。
第2問
北海道(稚内・旭川・網走・帯広・釧路)で観測の対象としているサクラはどれ?
A:エゾヤマザクラ
B:ヒカンザクラ
C:クマノザクラ
⇒正解:A(エゾヤマザクラ)
北海道でサクラといえば、一般的に道内に自生するエゾヤマザクラを指す。花の色が濃くあでやかな見た目が魅力。Bは沖縄県(石垣島・宮古島・那覇・南大東島)と鹿児島県(名瀬)で観測している。Cは2018年3月、紀伊半島で約100年ぶりに新たに発見された野生種のサクラ。
第3問
川沿いにサクラが多いのはなぜ?
A:美しい景観を作るため
B:災害を防ぐため
C:川の水がサクラの木の成長を促すため
⇒正解:B(災害を防ぐため)
江戸時代、大雨が原因で頻繁に川の氾濫が発生していた。そこで考えられたのが土手にサクラを植えるという案。花を見ようと訪れた人々が土手を踏み固めてくれるのを利用し、自然と増水に耐えられる土壌を作ろうとした。
サクラ博士になろう!クイズ【中級編】
第4問
サクラを愛でるお花見は平安時代に主流になったといわれている。
では、それまでお花見といえば何の花を指していた?
A:スミレ
B:モモ
C:ウメ
⇒正解:C(ウメ)
奈良時代はお花見といえば中国から伝来したウメが好まれていた。しかし、一説によると平安時代に遣唐使が廃止されたことから、日本古来のサクラを鑑賞するようになったといわれている。
第5問
宴会スタイルのお花見を始めたといわれている戦国武将は誰?
A:織田信長
B:豊臣秀吉
C:徳川家康
⇒正解:B(豊臣秀吉)
お花見といえば、サクラの木の下で、お酒を飲んだりおいしいものを食べたりすることを思い浮かべる人が多いと思うが、この宴会形式のお花見を始めたのは豊臣秀吉だといわれる。それまでは、サクラを眺めながら優雅に歌を詠むことが定番だった。
第6問
第5問の宴会スタイルのお花見が開かれた場所として有名なのはどこ?
A:金閣寺
B:清水寺
C:醍醐寺
⇒正解:C(醍醐寺)
豊臣秀吉プロデュースの歴史上有名な花見といえば、「醍醐の花見」が知られている。秀吉は700本のサクラを植えて盛大な宴を開き、家族のほか女房など1300人余りもの客が参加したといわれている。
サクラ博士になろう!クイズ【上級編】
第7問
次のうちサクラの異名ではないものはどれ?
A:曙草(あけぼのぐさ)
B:春告草(はるつげぐさ)
C:夢見草(ゆめみぐさ)
⇒正解:B(春告草)
春告草はウメのことを指す。AとCはサクラの異名の一つ。
Aの曙草は「あけぼのそう」と読むと夏から秋に湿り気のある場所に咲く、リンドウ科の白い花になる。Cの夢見草はまるで夢のように儚げに散るサクラの様から付いた異名。
第8問
「花筏(はないかだ)」とはどんな意味?
A:サクラの花をたくさん積んだ屋形船
B:サクラの花びらが水面に散り、舟のように浮かぶ様子
C:舟に乗りながら川沿いのサクラを愛でること
⇒正解:C(舟に乗りながら川沿いのサクラを愛でること)
川などの水面に散り行く花びらの様子はとても優雅で、満開のサクラとともに注目を集める。
第9問
「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」は、サクラがなければいつ咲くのかと気を揉むことも花が散って寂しさを感じることもなく、もっと心穏やかに春を過ごせたのにという意の名歌である。この歌を詠んだ歌人は次のうち誰?
A:松尾芭蕉
B:在原業平
C:小林一茶
⇒正解:B(在原業平)
平安時代の歌人・在原業平がサクラを愛してやまない日本人の心を詠んだ歌は『古今和歌集』や『伊勢物語』に収められている。その存在のせいで気が休まらないといわれるほどサクラが私たちを魅了するのは当時から変わらない。
初級から上級まで全問正解できましたか? 新しく知ったサクラにまつわる豆知識はあったでしょうか? お花見散歩をする際はご家族やご友人に出題してみるのも楽しいかもしれません。2026年も短い花の季節を存分に味わいたいですね。
文・画像=片山美紀
参考:
“草花・樹木図鑑 アーモンド”.花博記念公園 鶴見緑地,https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/ikimono/14249.(参照 2026年3月14日).
“河津桜”.河津町観光協会,https://www.kawazu-onsen.com/sakura/.(参照 2026年3月14日).
“河津桜ってなに?”.河津桜まつり情報局,https://kawazuzakura.net/whatkawazuzakura/sakura/.(参照 2026年3月14日).
“春を彩る桜を知ろう!”.農林水産省公式HP,https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2303/spe1_01.html.(参照 2026年3月14日).
美瑛町観光ポータルサイト,https://www.biei-hokkaido.jp/ja/.(参照 2026年3月14日).
“土手に桜が多い理由”.警視庁公式HP.https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/saigai/yakudachi/others/1245878263945105410.html.(参照 2026年3月14日).
“夜明けの空にたとえた花?アケボノソウの花が見頃です 花だより”.軽井沢町公式HP,https://www.town.karuizawa.lg.jp/page/16388.html.(参照 2026年3月14日).
“桜にまつわる言葉”.ウェザーニューズ,https://weathernews.jp/ip/info/sakura/news_0414_17.html.(参照 2026年3月14日).








