【板橋の田遊び】一年間の農作業を模擬的に演じる

<2月11・13日>板橋区・徳丸北野神社、赤塚諏訪神社

徳丸北野神社の田遊び(画像=板橋区教育委員会提供)。
徳丸北野神社の田遊び(画像=板橋区教育委員会提供)。

現在では住宅街のイメージが強い板橋区赤塚・徳丸地域だが、昭和40年代に高島平にマンモス団地がつくられるまで、辺り一帯は「赤塚・徳丸田んぼ」と呼ばれる水田地帯が広がっていたという。かつての「赤塚・徳丸田んぼ」を含む、赤塚・徳丸地域に昔から伝わる民俗行事が「田遊び」だ。「田遊び」とは、旧正月の2月に一年間の農作業を言葉や唄、所作で演じ、神様に奉納することで、その年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する「予祝」の儀式。徳丸北野神社と赤塚諏訪神社の2カ所で行われていて、「板橋の田遊び」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。

2月11日当日、徳丸北野神社では、「もがり」と呼ばれる舞台の中心に太鼓が置かれ、それを田んぼに見立てて、「種まき」「胴上げ」「稲むら積み」などの稲作の作業が模擬的に行われる。徳丸北野神社の社伝によると、田遊びには約1000年の歴史があり、現在も変わらずに地域に伝承されているというから驚きだ。

赤塚諏訪神社では2日後の2月13日に行われ、稲作の流れをもがりの中で行うという点は徳丸北野神社と同じだが、神輿の渡御や獅子舞、どんど焼きといった「もがり」の外で行われる演目があるのが特徴だ。江戸時代の記録によると、古代から伝わる神事として祭事の様子が記されていて、こちらも脈々と受け継がれている。

徳丸北野神社は2月11日18:00~、赤塚諏訪神社は2月13日19:00~で、どちらも2時間程度。

◎東武東上線東武練馬駅、地下鉄三田線高島平駅徒歩20分(徳丸北野神社)、地下鉄三田線新高島平駅徒歩15分(赤塚諏訪神社)。板橋区生涯学習課文化財係☎03・3579・2636

赤塚諏訪神社の田遊び(画像=板橋区教育委員会提供)。
赤塚諏訪神社の田遊び(画像=板橋区教育委員会提供)。

【第10回ご当地鍋フェスティバル】全国のご当地鍋に舌鼓!

<1月26~28日>渋谷区・代々木公園B地区イベント広場

各地の旬の食材がたっぷりと詰まったご当地鍋を味わえるグルメイベント。同時開催の「冬祭!地酒&地肴2024in代々木」では、全国100種類以上の地酒も販売され、鍋料理との饗宴を楽しめる。

◎JR山手線原宿駅、地下鉄千代田線・副都心線明治神宮前駅徒歩3分。「冬祭!地酒&地肴」実行委員会☎047・351・0396

【おでんで熱燗ステーション2024】電車を横目におでんと熱燗でほっこり

<2月1~4日>墨田区・JR両国駅3番線ホーム

会場は、普段はほとんど使用されていない両国駅の“幻のホーム”。電車の往来を間近に眺めながら、アツアツのおでんとコンテスト入賞の熱燗を堪能できる。チケットは完全前売り制で、2月1日20:30から100枚追加発売予定。3500円。

◎JR総武線両国駅改札内。酒文化研究所☎03・3865・3010

【第34回下北沢演劇祭】毎日町のどこかの劇場で上演!

<2月1~29日>世田谷区・本多劇場ほか

演劇が盛んな町らしいイベント。本多劇場をはじめ、下北沢にある10の劇場で趣向を凝らした20作品が楽しめる。プロの劇団だけでなく、公募で集まった区民とプロのスタッフとの創作プログラムも上演。一部有料。

◎小田急線・京王井の頭線下北沢駅徒歩3分。せたがやコール☎03・5432・3333

【湯河原梅林「梅の宴」】可憐な梅の花が山一面に咲き誇る

<2月3日~3月10日>神奈川県湯河原町・幕山公園

幕山の山麓斜面に約4000本の紅白の梅が咲き誇る。まるで春色のじゅうたんを広げたような光景とほのかに香る甘い香りに酔いしれる。梅の花を愛でながらのハイキングもおすすめ。入園料200円。9:00~16:00。

◎JR東海道線湯河原駅から臨時直行バス下車すぐ。湯河原町観光課☎0465・63・2111(代表)

【針供養会】裁縫の上達を祈って古針を供養

<2月8日>台東区・浅草寺

折れた針や使い古した針を供養する行事。日頃針仕事に携わる人々が多く訪れ、柔らかい豆腐に古針を刺しながら日頃の感謝と裁縫の上達などを祈る。供養は裁縫用途の古針で、1人1本のみ。10:00~15:00。

◎私鉄・地下鉄浅草駅徒歩5分。浅草寺☎03・3842・0181

【第67回湯島天神梅まつり】江戸時代からの梅の名所

<2月8日~3月8日>文京区・湯島天神

江戸時代から梅の名所として親しまれ、白加賀など白梅を中心に約300本が咲き誇る。期間中の土・日・祝日には神輿の渡御や野点、江戸里神楽や白梅太鼓の奉納など、さまざまな催しが行われる。8:00~19:30。

◎地下鉄千代田線湯島駅徒歩3分。湯島天神☎03・3836・0753

【王子稲荷神社凧市】火難除けにご利益!

<2月12・24日>北区・王子稲荷神社

江戸時代、大火につながる風を切って揚がる凧を火難除けのお守りにと同神社の奴凧を買い求めたのが始まり。境内では「火伏の凧」が頒布される。1800円。周辺には数多くの露店も立ち並び、にぎやか。10:00~18:00ごろ。

◎JR京浜東北線・地下鉄南北線王子駅徒歩5分。王子稲荷神社☎03・3907・3032

【青梅マラソン】早春の青梅路を駆け抜ける

<2月18日>青梅市・青梅市内

昭和42年にスタートした伝統ある大会。コースは早春の青梅路を楽しめる30㎞と10㎞(日本陸連公認コース)。国内外のトップランナーも参加し、迫力ある走りを観戦できる。

◎JR青梅線東青梅駅周辺(10㎞フィニッシュ地点)、河辺駅周辺(30㎞フィニッシュ地点)。青梅マラソン大会事務局☎0428・24・6311

取材・文=香取麻衣子

『散歩の達人』2024年2月号より