例えばこちらの写真、左下の方に黒っぽいお皿が写ってしまっていますね。あまり気にならないかもしれませんが、個人的にはすごく嫌(笑)
なのでこちらトリミングしてみました!
ほんの少し切り取っただけで、スッキリしましたよね。本当は撮影時にどかしたりすればよかったのですが……過ぎたことは仕方ないです(笑)
こちらの写真はいかがでしょうか。実際悪くないと思うのですが、左の方にある車が気になる〜!
ということで左の車はバッサリ切りました。画角は狭くなってしまいましたが、右(手前)の車に自然と目が向くになり、より印象的な写真になったと思います。
こちらの写真は、左の方に微妙に写った窓と、下の道路が気になる……。
構図が結構変わってしまったのですが、切り取った方がスッキリしましたよね。本当はもう少し左の方も写したかったのですが、車庫に車が停まっていたので写せなかったんですよね……。
これは右下に何か写ってしまってますね。気になりだすと止まらないです。
ほんの少しトリミングしただけですが、だいぶスッキリしましたね! いやぁ気持ちいい!
動物園で撮影したものなので、右側の人工物がとっても気になります。さらに左下の雪の穴も目についてしまいました……!
ご覧ください。トリミングで一網打尽です! ここが動物園じゃないみたいですよね。
最後はこちらです。主題は飲み物ですが、テーブルの左の方にもピントが合っていて、しかも黒で強い色なので、主題が散漫になりがちです(しかも強そうなアイスも前ボケにいる……)
テーブルの黒いフチが目立たなくなって、主題に目が行くようになりました。しかしこちらの場合、もう少しトリミングしてみると……?
一気に主題が目立つようになりましたね! アイスはもう完全に脇役です! ただしあまりトリミングしすぎると画像が荒れてしまうので、加減が必要とはなります。
撮影する際に気をつけることができればよいのですが、画角だったり最短撮影距離だったり、なかなか思うようにいかないことも。そんな時はレタッチの時にトリミングしてみると、それだけでも簡単に洗練された写真になります。私なんかは、トリミング前提で撮影することも(笑)
「なんだか写真がごちゃごちゃしてるな」と感じたときは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
取材・文・撮影=カメラガールズ編集部