フィルム:FUJIFILM SUPERIAズームマスター800(有効期限:2003年)
- 撮影時の感度:ISO400
- 使ったカメラ:lomo Lc-A+
- 現像:島根のお店
色そのものはほぼほぼ正しく出ていますが、最後の写真以外は全体的にアンダーとは違う暗い仕上がりに。20年経過のフィルムなので、もしかしたら2段下げてISO200が正解だったのかも知れませんね。
KONICA MINOLTA:業務用 ISO100(有効期限:2004/7)
- 撮影時の感度:ISO50
- 使ったカメラ:Canon AE-1
- 現像:カメスズさん
Kodak:GOLD100(期限:2009/10)
こちらはどちらも色転びがすごいですね。これが有効期限切れフィルムの真骨頂か……!
期限切れフィルムは写るには写りますが、色に関してはどういう発色をするのか読めないですし、粒状感もすごくなるので、大事な写真には使わない方がいいかも知れませんね。でも、予想外の色や仕上がりが楽しいのも事実!フィルムが高くなった今「期限切れだけどフィルムあるよ、いる?」……と言われたら使ってみたくなりますよね。撮り方や色の変化については気をつけつつ、期限切れフィルム撮影を楽しむのもアリかも!
最後に!現像をお店に出す際は、下記の点も注意するようにしましょう。
- 期限切れフィルムを現像に出す際は必ず「期限切れフィルム」である事を伝える
※古いフィルムを現像すると現像液が劣化したりする場合があるので、お店の方にしっかり伝えておきましょう - 「期限切れフィルム」のちょっと変わった色味や、雰囲気を楽しみたい場合は現像、データ化を頼む際に「補正無しで」と伝える
ちーぼーさんのnoteにはたくさんの、フィルムカメラで撮影した作品を見ることができます。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
ちーぼーさん
アラフォー30代の日常を少しだけ。かなり写真の話。フィルム写真がすき。本や舞台もすき。みんなのフォトギャラリー やInstagram「hiilagram」です。
取材・文・撮影=カメラガールズ編集部